どうもこんにちは、平凡サラリーマン投資家のヒラです。
みなさんは、どんな基準で投資をしていますか?
一つの目安として、「中期計画を見る」という手があります。この中期計画を見て、今後の成長性の高さや成長率を測ることができます。この中期計画を目安に投資している投資家も多いです。
そこで気になるのは、「中期計画を公表している銘柄はどんなものがあるか?」ということです。それをまとめたものがあったら、銘柄分析がしやすくなるはずですよね。
というわけで今回は、中期計画を公表している注目銘柄についてまとめた記事です。
この記事は、
・中期計画を公表しているを知りたい
・あの銘柄はどれくらい成長率があるのか知りたい
・注目銘柄について知りたい
上記のような方におすすめです!
では、早速行ってみましょう!
中期計画とは
中期計画とは、企業が中期的に目指す業績や指標の計画・目標です。中期の期間についてですが、企業によって異なりはしますが、おおよそ3~5年程度が多いです。売上目標や利益目標、ARRやGMVなどの定量的な数値で示されていることが一般的です。
また企業によって、「中計」「中期経営計画」「中期目標」「中期的な成長戦略」など、さまざまな表記がされていますが、この記事では全て「中期計画」として表記することにします。
なぜ、投資判断するときに中期計画を見るのか
投資家としては、将来的な利益創出や成長性を見込んで投資するものです。
そのため、この中期計画はそれらを測定するにはちょうどいいのです。中期計画から、将来の目標株価を算出して、投資する人もいます。当ブログも、まさにそうやって目標株価を算出し、投資しています。
目標株価やその算出方法が気になる方は、下の記事で注目銘柄の目標株価をまとめてますので、ぜひご覧ください。
中期計画を見るときの注意点
ただ、中期計画を見るときに注意点があります。それは、本当に「この中期計画通りにいくかどうか」です。
上述しましたように、中期計画では3〜5年後程度の売上や利益、ARR、GMVなどの定量的な数値で示されています。しかし、それがどのように達成するのかまでは、詳細には示されていません。
そのため、その数値だけを信じ切ってはいけません。必ずしも中期計画どおりにはならないからです。下振れしてしまうこともありますし、逆に上振れする可能性もあります。
したがって、投資家としてその数値に向かってどう達成するのか、はたまた本当に達成しうるのか予測しないといけません。そのうえで、中期計画をもとに将来の株価を推測してから、投資しないといけません。
中期計画を公表している銘柄
エネチェンジ:4169
エネチェンジでは、下図のように中期計画が公表されていました。
中期計画によると、「2027年度に売上高100億円達成」を掲げています。さらに言えば、これの早期達成を目指しています。このときの成長率を計算してみると、年平均売上成長率:+30%となり、非常に高い水準といえます。
こちらをもとに算出した、エネチェンジの目標株価については、下の記事で解説しています。
マクアケ:4479
マクアケでは、下図のように中期計画が公表されていました。
中期計画によると、「2025年度にGMV(応援購入総額)1,000億円達成」を掲げています。このときの成長率を計算してみると、年平均成長率:+50〜70%となり、非常に高い水準といえます。
こちらをもとに算出した、マクアケの目標株価については、下の記事で解説しています。
チェンジ:3962
チェンジでは、下図のように中期計画が公表されていました。
中期計画によると、「2024年度に売上収益:500億円、営業利益;160億円達成」を掲げています。しかし、昨年に決算時期の変更が行われたため、この中期計画は保留になってしまっています。
上記の中期計画時の数値をもとに算出した、チェンジの目標株価については、下の記事で解説しています。
ビザスク:4490
ビザスクでは、下図のように中期計画が公表されていました。
中期計画によると、「3〜5年後に取扱高:200億円」を掲げています。このときの成長率を計算してみると、年平均成長率:+15〜25%程度となり、高い水準といえます。
こちらをもとに算出した、ビザスクの目標株価については、下の記事で解説しています。
FRONTEO(フロンテオ):2158
FRONTEO(フロンテオ)では、下図のように中期計画が公表されていました。
中期計画によると、「2025年度に売上高:300億円」を掲げています。このときの成長率を計算してみると、年平均売上成長率:+37%程度となり、非常に高い水準といえます。
こちらをもとに算出した、FRONTEOの目標株価については、下の記事で解説しています。
識学:7049
識学では、下図のように中期計画が公表されていました。
中期計画によると、「2024年度に売上高:60億円以上、営業利益:15億円以上、ROE:15%以上」を掲げています。このときの売上成長率を計算してみると、年平均売上成長率:+35%程度となり、非常に高い水準といえます。
こちらをもとに算出した、識学の目標株価については、下の記事で解説しています。
セラク:6199
セラクでは、下図のように中期計画が公表されていました。
中期計画によると、「2025年度に売上高:500億円」を掲げています。このときの売上成長率を計算してみると、年平均売上成長率:+35%程度となり、非常に高い水準といえます。
こちらをもとに算出した、セラクの目標株価については、下の記事で解説しています。
PKSHA(パークシャ):3993
PKSHA(パークシャ)では、下図のように中期計画が公表されていました。
中期計画によると、「2024年度に売上高:250億円、営業利益:50億円」を掲げています。このときの売上成長率を計算してみると、年平均売上成長率:+40%強となり、非常に高い水準といえます。
こちらをもとに算出しました、PKSHAの目標株価については、下の記事で解説しています。
HENNGE(ヘンゲ):4475
HENNGE(ヘンゲ)では、下図のように中期計画が公表されていました。
中期計画によると、「2025年度までにARR:100億円」を掲げています。このときの成長率を計算してみると、年平均成長率:+21%となり、高い水準といえます。
こちらをもとに算出した、HENNGEの目標株価については、下の記事で解説しています。
さいごに
今回は、中期計画を公表している注目銘柄についてまとめた記事でした。
当ブログが注目している銘柄でしたが、皆さんの注目銘柄・気になる銘柄はありましたか?今後、中期計画が公表されている銘柄を見つけたら、随時追加・更新していきますので、これからもお楽しみに。少しでも皆さんの投資の参考になれば嬉しいです。
今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!
株式投資に絶対はありません。ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。
また、当ブログでは決算分析をしています。最新の注目銘柄の決算分析については、下の記事にまとめました。皆さんの投資判断の参考になれば嬉しいです。
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