【投資テーマ分析】どこが魅力?バフェット銘柄の総合商社関連株

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どうもこんにちは、ヒラです。

みなさん、総合商社についてご存知ですか?
ほとんどの方は聞いたことはある、何なら勤めています、という方もいらっしゃると思います。

その総合商社の国内5大銘柄を、あの世界的投資家であるウォーレン・バフェットが投資したようです!
その投資額は、6,000億円以上と推定されています。
僕は勝手に総合商社銘柄を「バフェット銘柄」と呼ぶことにしました!
しかし、なぜ、日本の総合商社にそんな多額で投資したのでしょうか?

そこで今回は、バフェット氏が投資した総合商社について分析したので結果を発表します

この記事は、
・総合商社について知りたい
・ウォーレン・バフェットについて知りたい

上記のような方におすすめです!

では、早速行ってみましょう!

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背景

ウォーレン・バフェット氏とは

ウォーレン・バフェット氏は、1930年にアメリカのネブラスカ州オマハで生まれました。
2020年になる今年、90歳になります!

現在は、投資会社バークシャー・ハサウェイの会長兼CEOを務めています
バフェット氏個人の資産額は9兆円以上と言われています。
それでも生活は質素で、バフェット氏はずっと同じ家に住み続け、毎朝マクドナルドのバーガーで朝食をとるそうです。

バフェット氏の投資手法について、基本的に、長期保有でバリュー株投資をしています。
・誰にでもわかるシンプルな事業であること
・経営者が倹約家で優秀であること
・商品やサービスに独占力があること
・企業としての歴史に裏づけされたブランド価値が高いこと
 など

総合商社とは

総合商社とは、幅広い商品の輸出入を担当する広義の卸売会社のことです。
多くの種類の商品を取り扱うことから「ラーメンから航空機まで」といった言葉で表されることがあります。

日本国内のメーカーに代わって、各種資源を輸入していました。
そして、それらをメーカーが加工した工業製品を世界各国へ輸出して稼いでいました。
その後、蓄積された海外ネットワークを生かした国内外企業への事業投資によって、利益を上げる事に成功しました。

今や、卸会社としての存在だけでなく、投資会社としての一面もあるのです。

<5大総合商社>
・伊藤忠商事(8001)
・三菱商事(8058)
・三井物産(8031)
・住友商事(8053)
・丸紅(8002)

どこが魅力なのか

バフェット氏は以前、「1%という日本の金利水準は魅力的にみえるが、日本企業の利益率があまりに低いため投資先としては好ましくない」と語っていました。

そんな彼が、5大総合商社の株を5%ずつ投資しました
6,000億円以上を1年かけて少しずつ買い増していったそうです。
そんなバフェット氏が、日本の総合商社のどこに魅力を感じたのでしょうか?

確かに、バリュー株投資をしているので、商社株は「万年、割安株」と言われているだけに、そこも要因になったのかもしれません。
しかし、それだけでは、世界一の投資家とも言われるバフェット氏は買いません

まず、魅力だと思われる1点として、総合商社というビジネスモデルにあるかもしれません。
「総合商社」は日本特有のビジネスモデルということはご存知でしょうか?
英国や韓国などにも総合商社はありますが、日本の総合商社のような大規模、かつ、さまざまな機能を誇る企業は数えるほどです。

下図は、時価総額を基準にした商社の世界ランキングです。
見て分かるように、上位6社を日本企業が独占しています。

上述しましたように、総合商社の事業は、全世界を対象にして様々な物資を取引し、さらにマッチングビジネスまでも手がけます。
下記に、事業例を挙げます。

<総合商社の事業例>
・資源調達、資源開発
・小売店チェーンの運営
・ハードウェア
・ソフトウェア
・デベロッパー事業(都市の再開発、社会インフラ整備など)
・ITソリューションの導入サービス
・ファッションブランドのライセンス供与
・ハイテク特許の実用化 
・金融
・投資
 など

まさに、世界中で活躍する「何でも屋」「便利屋」なのです!
こんな大規模なビジネスは世界の大企業でも、なかなか真似できないでしょう。
これが、他社の参入障壁となり、総合商社の独自性を強めていると言えるでしょう。

・割安感
・総合商社という独自性のあるビジネス

上記2点が、魅力だと考えます!

商社関連のファンダメンタル分析

総合商社ではありませんが、参考に商社関連について調べてみました。
当ブログ調べでは、商社関連は25銘柄ありました。
下の表のようにまとめました。
(モザイクなしの銘柄リストが見たい!という方は、「さいごに」をお読みください。)

当ブログ調べ

<中央値算出結果>
・時価総額     :1130億円
・営業利益率    :2.56%
・売上成長率    :-4.82%
・営業利益成長率  :-12.76%
・予想売上成長率  :-9.58%
・予想営業利益成長率:-21.07%
・自己資本比率   :33.7%

・予想PER      :13.6倍
・PBR        :0.83倍
・ROE        :7.75%
・予想配当利回り  :2.81%

調べてみましたが、
関連銘柄全体としては、成長しているとは言い難いですね。
PBRやPERを見てみると、商社株はやはり割安ですね!
あと、配当利回りの高さも分かりますね。

ぜひ、ビジネスモデルや業績などを一度詳しく調べてみてはいかがでしょうか?

総合商社は投資対象として、アリかナシか?

バフェット氏は、今後、商社各社の保有比率を最大9.9%まで高める可能性も示しています!
総合商社の株はある程度高まるでしょう。

しかし、僕として投資対象にはナシです。
なぜなら、当ブログでは小型成長株をメインに投資しているからです。
総合商社株は、時価総額が大きく、大型株です。
さらに成長とは言い難いです。

小型成長株の投資手法をしてなく、バリュー株投資や高配当株投資をしている方なら、候補の一つとして保有しておいてもいいかもしれません

あとは、バフェット氏がテコ入れして、ビジネスが改良され、企業が成長していくようであれば、グロース株としての投資対象として組み入れるのはアリになってくるかもしれません。

当ブログでは、現時点では、ナシですね!

さいごに

今回は、バフェット氏が投資した総合商社分析結果を解説しました。

いかがでしたか?
総合商社関連について、少し理解できましたか?
少しでも、理解が深まっていただけたら幸いです。

当ブログでは、商社株はおすすめしていませんが、バリュー株投資や高配当株投資する方ならアリかもしれません

<銘柄分析リストについて>
「この表をもとに自分でも銘柄探したい」
「どんな銘柄があるか知りたい」

などの理由で、今回作成しました銘柄分析リストが欲しいという方!

モザイクなし銘柄分析リストは下記のサイト<note>からご購入可能です!
お値段は ¥220に設定してます。
「リストをまとめるのに、少し手間と時間がかかってしまったので、この値段だけでも」と思い設定させていただきました。
しかし、返金は可能です。
ご購入後にデータを確認していただき、納得いかないものであれば返金申請をしていただいて構いません!

【テーマ分析 / 一部無料】どこが魅力?バフェット銘柄の総合商社関連<投資家が欲しがる銘柄リスト>|ヒラ / PLAIN MR. 投資と生きる
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