どうもこんにちは、平凡サラリーマン投資家のヒラです。
あなたはどんな投資法をしていますか?当ブログは、小型成長株をメインにしています。
「小型成長株って、値動き激しいんでしょ!」「損するとき、大きくしそうで怖いです!」
と感じる人も多いでしょう。
でも、当ブログは小型成長株投資をするのです!
その理由は、以前の下の2記事で、小型成長株投資の特徴、さらにはサラリーマンにオススメな理由も説明しました。ぜひ参考にしてみてください。
「小型成長株の特徴は分かった」「小型成長株投資、やってみたい」
そんな方が、次に気になるのが適した銘柄の見つけ方・銘柄選択の仕方・銘柄スクリーニングの数値ですよね!
というわけで今回は、小型成長株投資に適した銘柄の見つけ方を解説していきます!
この記事は、下記のような方にオススメです。
- 小型成長株に適した銘柄を知りたい
- 小型成長株投資について知りたい
- サラリーマン投資家で小型成長株投資にチャレンジしたい
では、早速行ってみましょう!
小型成長株投資に適した銘柄
まず、ザクっと説明します。小型成長株投資に適した銘柄を下記の通りです。
<小型成長株投資に適した銘柄>
・時価総額が小さい
・成長性が高い
・継続性や将来性がある事業
時価総額が小さい
以前の記事でも説明しましたが、時価総額が小さい方が株価が2倍、3倍になりやすいと言えます。さらに時価総額が小さい小型株だと値動きが大きいので、一気に株価が上がる可能性があります。
例えば、A:時価総額1兆円の企業とB:時価総額500億円、どちらが時価総額2倍になりやすいと思いますか?
一般的に考えて、B:時価総額500億円が2倍になりやすいはずです。時価総額=株価×株式数なので、株式数が一定のとき、単純に考えると、時価総額が2倍になれば、株価も2倍になると言えます。
だから、時価総額が小さい方が2倍になりやすいのです。
成長性が高い
成長性が高いことで、株価は上がりやすくなります。これが小型株と組み合わさることで、より株価は値動きが大きくなり、株価が上がるときはより大きく上昇します。
成長性が高ければ、将来の業績拡大への期待が高まります。そのため、投資家たちが「今のうちに買っておきたい」という注目が集まり、株が買われ、株価も上がりやすくなるわけです。
じゃあ、ここで気になるのは、「成長性とは何についてのことなのか?」と言うことでしょう。売上高の成長なのか?それとも、利益の成長なのか?
その点については、当ブログの見解を後述で詳しく説明します。
継続性や将来性がある事業
その成長性が将来的にあるか、継続できないといけません。
株価は「期待の現れ」でもあります。未来に向けて利益成長するという期待値が株価でもあるのです。その成長性の継続性・将来性に関係するのが、銘柄の事業内容となります。果たして、その事業は一過性のものではなく、継続性・将来性があるべきです。
一過性の需要のあるものだったら、大きく成長していく可能性が低いはずです。それよりも、便利で生活に欠かせないようなインフラになっていくサービスが今後の成長性に関わってきます。
では、具体的な数字を交えて、小型成長株投資に適した銘柄の見つけ方を詳しく解説します。
小型成長株投資に適した銘柄の見つけ方
ここからは上述しました概要をもとに、具体的にスクリーニングする基準となる数値について説明します。
その基準は下記の通りです。
<スクリーニングする基準となる数値>
・時価総額:500億円未満
・売上高成長率:+20%以上
・上場から5年未満
・事業内容:独自性 / 継続性 / 将来性
では、それぞれについて説明します。
時価総額:500億円未満
時価総額はできる限り小さいことが望ましいです。
上述しましたように、例えば、時価総額100億円の企業Aと時価総額1兆円の企業B、どちらの企業が2倍の規模に成長しやすいと思いますか?
そうですよね、時価総額が小さい企業Aですよね!
当ブログでは、500億円未満と設定しました。なぜかというと、株価が2、3倍になることを考えると、「時価総額が2、3倍になった時に1,000億円未満」という数値を目安にしてみました。
売上高成長率:+20%以上
売上高成長率に重きをおきました。なぜなら、売上が業績のベースとなるからです。
売上が大きくなっていかないと、利益率が改善されても限界があります。利益率が例え99%になっても、売上が毎年一定なら、それ以上は利益が増えません。だから、利益が増加するためには、ベースとなる売上が増加すべきです。
ここで、「じゃあ、利益成長率で見ればいいのでは?」という声も出てくるかと思います。
そこも悩みましたが、最近のハイテクグロース株の中には、赤字だけど2,3倍に留まらずテンバガーになった銘柄も実際あります。そういう銘柄は「今は赤字だけど、将来的にこれくらいの利益を生み出すポテンシャルがある」と見込まれているのです。だから赤字でもテンバガーになる銘柄もあるのです。小型成長株には若い企業が多く、そういう赤字企業も多いので、利益成長ではなく、売上高成長に着目しました。
「20%」という数値ですが、こちらは売上が2倍になるまでのかかる年数を4年と仮定すると、20%と割り出しただけです。30%成長なら、約3年で売上が2倍になります。日本株市場では、一般的に+20%以上の売上高成長率は、「成長率が高い」とされています。
ただ、売上が2倍になったからといって、単純に株価も2倍になるわけではありませんが、目安として設定しています。
上場から5年未満
上場して間もない銘柄の方が成長に勢いがあるようで、2倍株になりやすいようです。ただ、これについてはそこまで重視はしていません。
これについては、過去の記事にて解説しています。下の記事をご参考ください。
事業内容:独自性 / 継続性 / 将来性
この事業内容が選定するときに、一番難しいです。長期的な成長が期待できないと、資金は多く集まらないので株価は大きく上がっていきません。
例えば、「来期は+50%成長だけど再来期以降はどうなるか分からない企業A」と「今後市場は拡大するし来季以降+20%成長が堅い企業B」のどっちに投資したいですか?
そうですよね、今後の成長の見通しが立つ企業Bですよね!
その長期的な成長を見極めるために、見ないといけないのが事業内容なのです。長期的な需要がある事業なのか、競合に勝ち続けられる事業なのかなどを分析します。
したがって、社会情勢や流行にも敏感でないといけませんし、事業のビジネスモデルの分析もしなくてはいけません。数値などの明確な基準がないために難しいのです。
こちらはあくまで一過性のモメンタムではなく、長期的な目線で判断します。参入障壁の高い事業や市場成長が著しい事業、今後需要増加が見込める事業など、探してみてください。
上述したことを踏まえた、実際のスクリーニング条件については下の記事で解説しました。また、こちらの記事ではスクリーニング条件に併せて、そのスクリーニング結果から注目する銘柄も紹介しています。
小型成長株を見つけるときに役立つ参考図書
株式投資をする上で、参考となる本を紹介します。当ブログは投資に関わる本を20冊以上は読んできました。その中から、銘柄選定に役立つ2冊を下記に挙げます。
- ファンダメンタル投資の教科書
- 会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方
これらは、小型成長株投資自体の解説した図書ではなく、ファンダメンタル分析の仕方や銘柄分析する上で欠かせない決算書の読み方について理解できます。やはり、銘柄選定するためには、決算分析やPER・PBRなどの指標に対しての理解が不可欠です。優良銘柄を選べるようになりたいなら、ぜひこちらを読んで知識をつけましょう。
当ブログは、これらの本を何度もリピート読みしています。その度にいつも発見があります。たぶん、自分の投資レベル向上したことで、本質に気づき始めてきたと言うことです。投資初心者の方はもちろん、投資中級者・上級者の方までオススメできる本です。
上記2冊を含めたオススメ株式投資本を、下の記事「何度も読み返したいオススメ株式投資本」で紹介しています。ぜひ、自分の投資レベルを上げたい方は読んでみてください。
まとめ
以下、今回のまとめです。
<小型成長株投資に適した銘柄>
・時価総額が小さい
・成長性が高い
・継続性や将来性がある事業
<スクリーニングする基準となる数値>
・時価総額:500億円未満
・売上高成長率:+20%以上
・上場から5年未満
・事業内容:独自性 / 継続性 / 将来性
上述したことを踏まえた、実際のスクリーニング条件については下の記事で解説しました。また、こちらの記事ではスクリーニング条件に併せて、そのスクリーニング結果から注目する銘柄も紹介しています。
ただ、成長率や時価総額などをスクリーニングしただけでは、ちゃんとした銘柄選定とはいえません。事業内容も加味して、総合的に判断して投資すべきです。下の記事では、小型成長株投資をする上で、「良い事業内容とは何か」を解説しています。
そして、銘柄の選び方がわかったら、次に気になるのは、買い時や売り時、損切り、保有期間などの実践法ですよね。それについては、下の記事で解説しています。
また、小型成長株投資法について、下の記事でまとめました。「これから小型成長株投資を始めたい」「最近、投資がうまくいかず悩んでいる」という方はぜひ参考にしてみてください。
さいごに
今回は、小型成長株投資に適した銘柄の見つけ方を解説しました。
当ブログは、少しでも早く資産形成をしたいと考えています。いろんな投資法を試してみましたが、この投資法が一番早く資産形成できると感じました。
もちろん、ハイリスクなので損するときは大きいです。しかし、そこは銘柄分析の精度を増すことと、早めの損切りを心掛け、被害は最小限にすることを意識しています。そして、利益は大きくとります。
「短期中期トレードの方が、資産形成が早い」という人もいますが、人には向き不向きがあります。皆さんも自分にあった投資法を見つけてみてください。
当ブログでは「小型成長株投資」をメインにしています。サラリーマンの方にオススメできる小型成長株投資法の解説まとめについては、下の記事からどうぞ。
いかがでしたか?参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?
ご意見やアドバイスありましたら、いただけると嬉しいです!
株式投資に絶対はありません。ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。
現在、ブログを更新中です!
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主に、投資手法・銘柄分析・おすすめ本の紹介などをアップしていきます。
ときどき、サラリーマンの方向けにタメになるような情報もアップできれば、と考えています。
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注目銘柄の最新決算分析を読みたい場合は、下の記事でまとめています。
また、当ブログでは、注目銘柄の目標株価を算出しています。気になる方は、下の記事をご覧ください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
「投資にチャレンジしたい」「サラリーマンでも投資できるかな」「小型株始めたいな」という方の参考になれば幸いです!
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これからも、どうぞよろしくお願いいたします!
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