どうもこんにちは、平凡サラリーマン投資家のヒラです。
あなたは、銘柄選びで困ったことありませんか?
銘柄選びのときに、成長率や営業利益率などの数値での良い銘柄を選ぶことはできますが、事業内容で銘柄を選ぶのって難しくないですか?
当ブログは、小型成長株投資をメインにしており、成長率や時価総額で銘柄を絞り込みますが、最終的には事業内容でも絞り込み、良い事業内容の株に投資しています。事業内容を見ないで投資して痛い目を見たことがあるからです。
というわけで今回は、銘柄選びのコツである、小型成長株投資における良い事業内容を解説していきます!
この記事は、下記のような方にオススメです。
- 最近、株式投資がうまくいかない
- 銘柄選びがうまくなりたい
- 良い事業内容とは、どんなものか知りたい
- サラリーマン投資家で時間がないので、要点だけ知りたい
では、早速行ってみましょう!
スクリーニングだけでは銘柄選びできない
銘柄選びをするときに、スクリーニングする投資家が多いはずです。もちろん、当ブログも銘柄選びするときに、スクリーニングは欠かせません。
しかし、スクリーニングで絞り込めるのは、時価総額や成長率、営業利益率などの数値的な部分だけです。この数値も過去の実績や今期予想の数値なことが一般的です。
小型成長株投資をするなら、過去や今期の数値だけでなく、中長期目線での成長を見込んで投資したいですよね。そんなとき、銘柄選びの参考になるのが事業内容です。
※ちなみに当ブログでは、下の記事でおすすめのスクリーニング条件と、そのスクリーニング結果から注目する銘柄を紹介しています。ぜひ、小型成長株投資の銘柄選びの際に、参考にしてくみてください。
銘柄選びの際に、事業内容を見るべき理由
上述しましたように、中長期目線での投資を考えたとき、銘柄選びする際には必ず事業内容を見るべきです。
事業内容を銘柄選びの判断材料にすると、下記のようなメリットがあります。
- 数年先も成長が見込める株に投資できる
- 業績悪化しにくい株に投資できる
それぞれについて解説します。
数年先も成長が見込める株に投資できる
事業内容が、今後需要が高まるものやターゲット市場が拡大していくようなものであれば、自ずと数年先も成長が見込めるはずです。
例えば、
- 銘柄A:ガソリン自動車の生産
- 銘柄B:電気自動車の生産
上記の2銘柄はどちらも自動車銘柄ですが、あなたはどちらの株に投資しますか?
多くの人が、衰退していくであろう銘柄Aより、今後市場が拡大していくことが推測できる銘柄Bに投資したいはずです。
業績悪化しにくい株に投資できる
そして、事業内容を精査できれば、業績悪化しにくい株を選んで投資できます。
例えば、
- ベルトラ:海外現地体験型ツアー予約サイト運営
- 手間いらず:宿泊予約管理システム販売
上記の2銘柄はどちらも旅行・宿泊関連銘柄です。しかし、コロナ禍で業績に大きな違いが出ました。あなたは分かりますか?
なんと、ベルトラは減収減益で赤字になった一方で、手間いらずはほとんど業績が変わりませんでした。なぜ同じ旅行・宿泊関連銘柄でありながら、このような業績に差が出たのかというと、やはり事業内容の違いからです。
ベルトラの事業内容はツアー予約サイトの運営です。顧客はツアーに参加したい一般ユーザーであり、コロナ禍では外出規制により、需要が減ってしまいました。そのため、減収減益になってしまったのです。
対して、手間いらずの事業内容は予約管理システムです。顧客は宿泊施設であり、宿泊施設には必須とも言える予約管理システムなので、コロナ禍だからといって解約はされませんでした。そのため、業績はほとんど変わらなかったのです。
銘柄選びのコツ、「良い事業内容」とは
ここまでで、事業内容の大切さは理解できたと思います。ここからは、「良い事業内容」とはどんな事業なのか解説していきます。
銘柄選びの際に、下記のような事業内容が良いです。
- 市場が成長している、シェアを獲得余地がある
- 業界のインフラ
- 独自性がある、参入障壁が高い
それぞれについて解説します。
市場が成長する/シェアが拡大する
事業の該当市場が成長している、もしくは、シェアを拡大する余地があると、数年先も成長しうるだと感じられます。
上述しました自動車の例についても、ガソリン車よりも電気自動車の市場の方が成長が見込めるから、そちらに投資したいと感じたはずです。つまり、それは「電気自動車の銘柄の方が成長する」と感じられたからです。
シェア拡大についても同じです。これまで独占市場だった市場に、新規参入してシェアを年々拡大していけたら、こちらも成長が継続できる銘柄だと言えます。
業界のインフラ
業界のインフラとして、利用される事業内容であれば、業績悪化しづらいといえます。
こちらも上述しました手間いらずの例のように、業界にとって必要不可欠なインフラのような事業内容であれば、解約されづらいため、業績は安定しやすい傾向があります。そのため、不景気でも業績が悪化しづらいです。
こういう事業内容のものは、解約率が低水準である傾向なので、そういう銘柄を探してみると良いでしょう。
独自性、参入障壁が高い
独自性が高い、または、参入障壁が高い事業内容であれば、業績悪化しづらいといえます。
例えば、通信キャリア業界がまさにそれです。通信キャリア市場は、NTT・KDDI・ソフトバンクの寡占状態でした。そのため、3社は通信キャリア事業では、安定的な業績を収めています。
そこに楽天が参入しようとしましたが、ずっと苦戦しています。これは参入障壁が高かったためです。つまり、参入障壁が高いと新規参入されづらいので、安定した業績が期待できるのです。
独自性が高い銘柄も同様です。その銘柄しかしていない事業内容だったら、顧客は逃げないでしょう。だから、それも安定した業績が期待できると見込めます。
まとめ
以下、今回の「銘柄選びのコツ、小型成長株投資における良い事業内容」のまとめです。
- 成長率や営業利益率だけでなく、事業内容もみる
- 中長期的な成長を推測するためには事業内容も見るべき
- 市場が拡大する事業内容の銘柄は数年先の成長も見込める
- 業界のインフラとなる事業内容の銘柄は業績が安定している
- 独自性が高い、参入障壁が高い事業内容の銘柄も業績が安定している
いかがでしたか?これで銘柄選びが上手くなりそうですか?
当ブログでは、注目銘柄の目標株価を算出したり、メイン投資法である小型成長株の投資法を解説しています。そちらの記事もあなたの投資に活かせるので、ぜひ読んでみてください。
さいごに
今回は、銘柄選びのコツである、小型成長株投資における良い事業内容を解説しました。
事業内容をこだわって銘柄選びすることで、大損することがなくなります。もちろん、成長率などの数値も見て判断しての話です。銘柄を総合的に評価して投資することで、利益が出るようになってきます。一緒にがんばりましょう。
当ブログでは「小型成長株投資」をメインにしています。サラリーマンの方にオススメできる小型成長株投資法の解説まとめについては、下の記事からどうぞ。
いかがでしたか?参考になりましたか?それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?
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また、当ブログでは、注目銘柄の目標株価を算出しています。気になる方は、下の記事をご覧ください。
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