【小型成長株】実践法!買い時、売り時、損切り、保有期間などを解説

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どうもこんにちは、平凡サラリーマン投資家のヒラです。

みなさんはどんな投資法をしていますか

当ブログは、小型成長株をメインにしています。最初は損することもありました。しかし、2020年から現在までで、3倍株を1銘柄、2倍株を2銘柄ゲットすることができるようになりました。

これから小型成長株投資をしたい方が気になるのは、
どんな時に買って、どんな時に売ったのか」「そして、どんな時に損切りして、どれくらい保有するのか
といった点ですね!

というわけで今回は、買い時、売り時、損切り、保有期間などの小型成長株投資の実践法を解説していきます!

他にも気になるであろう、小型成長株に適した銘柄の見つけ方は、下の記事で解説しています。参考にしてください。

この記事は、
・小型成長株投資について知りたい
・小型成長株投資の具体的な実践法を知りたい
・買い時や売り時を知りたい
上記のような方におすすめです!

では、早速行ってみましょう!

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小型成長株投資の実践法

概要

いざ、小型成長株投資をしようと、「じゃあ、どう動けばいいのか?」となりますよね。今回は、そんな方に向けて最初の一歩としての実践法を解説していきます。

最初の一歩として、説明が必要なのは、主に6点でしょう。

<実践法>
銘柄選択法
 (※以前の記事「【小型成長株投資のススメ】適した銘柄の見つけ方」で説明済み、今回の記事では割愛します)
買い時はいつか、どんな時に買えばいいのか?
売り時はいつか、どんな時に売ればいいのか?
・どんな時に損切りするのか?損切りの基準は?
どれくらいの期間、保有するのか?
保有中にすべきことは?

上記のことをこれから解説していきます。

買い時

今回はまず、買い時の説明からです。

下記の3パターンがあります。

<買い時のパターン>
・厳密にはナシ
・暴落時
・目標株価に対して1/2になったら

3つありますが、当ブログのおすすめは【目標株価に対して1/2】のパターンです。ですが、それぞれ説明しておきます。

厳密にはナシ

買い時は厳密に「このタイミングでないとダメ!」ということはありません。銘柄選択の時に、今後成長性が期待できる、もしくは維持できる銘柄を選んだはずです。したがって、長期的に見れば株価は上がっていくはずです。

だから、買った直後に下がったとしても、長期的に見れば誤差程度でしかありません。

しかし、「それでも損をできる限りしたくない」「投資で失敗したくない、負けたくない」と言う方は後述する【暴落時】【目標株価に対して1/2】をご覧ください。

暴落時

ただ、「ちょっとでも利益を得たい」「長期的ではなく、中期的な投資を考えている」という人には、もう少し説明します。

そういう方に薦めているタイミングは、相場が悪化して回復し始めた時です。欲を言えば、暴落からの復調し始めの時です。

例えば、2020年にコロナショックと言われる暴落が起きました。その暴落時の底値から半年で株価2倍3倍になった株は多くあります。
さらに株価10倍、通称テンバガーになった株もあります。

だから、暴落時はチャンスなのです。ハイグロース株な銘柄も、相場につられて株価が大きく下がり、割安な株価にまで落ちることがあります。こうなった時がベストです。

しかし、暴落時の底値を見極めるのは難しいです。

過去を振り返り、チャートを見れば「ここが底値だった」と簡単に分かるものですが、実際に暴落の最中だとそうはいきません。どこまで落ちるか、全く想像ができず、全く底が見えないのです。そして、一度戻したかと思い、株を買うと、再度落ち始めるなんてよくあります。

そうして、1,2週間のちょっとずつ上がり始めて、ようやく「あっ、暴落終わったんだ。あの時が底値だったんだ。」と気付くものです。「落ちるナイフを掴むな」という言葉の通り、暴落中に手を出すのは危ないです。

だから、暴落からの復調し始めた時がオススメです。ただ、暴落なんて都合よく起こりませんし、そんなに頻繁にあっては投資できません。10年に一度くらいと言われています。

ですが、好調な相場の調整は年に数回あります。この時に、相場につられて個別銘柄の株価も下がることがあります。そこから上がり始めた時、暴落時以外ではここが狙い目となります。

<注意点>
この相場が復調する時に買う方法には、注意点があります。
それは、その相場が悪くなった理由を理解しておくことです。
なぜ、相場が悪くなったのかを知らなければ、株価が思ったように上がっていかないことがあります。

例えば、先日もありましたが、米国長期金利の上昇によって、相場は悪くなってしまうことがありました。
当ブログの保有株価は大きく下がってしまいました。
そして、相場は一度落ち着き、相場はまた良くなっていきました。
しかし、保有株価は上がりませんでした。
なぜなら、投資家たちがグロース株から離れ始めたのです。
金利が上がったことで相対的に、グロース株の価値が下がったのです。

そういうこともあるので、相場が悪くなった原因を理解し、「今後のグロース株に影響はないか?狙っている銘柄や業界に影響はないか?」を確認してから、買いましょう。

あと、買う時に自分の資金を全部注ぎ込むのはやめてください
最初は自分の生活資金とは別に、余力で投資資金を確保してください。
そして、その投資資金の半分を使って投資してみてください。
ギャンブルではないので、投資資金がまるまるゼロになることはほとんどありませんが、チャンスのために残しておいて欲しいです。
投資していて、上述しましたように暴落時はチャンスです。
しかし、そんな時に資金がなければ、みすみすチャンスを逃してしまいます。
なので、半分はチャンスを掴むために残しておくのです。

ただ、それでも暴落中に買いで入るのには勇気が要りますよね。そんな時は後述の【目標株価に対し1/2】を参考にしてみてください。投資しやすくなるはずです。

目標株価に対し、1/2になったら

目標株価に対して、株価が1/2になったら買います。

企業の成長性や市場規模拡大などを見込んで、将来生み出される利益を想定し、目標株価を算出します。その値に対して、1/2の株価の時に買います。つまり、将来的に2倍になる株を買うのです。

当ブログでは、注目銘柄の目標株価を算出しています。下の記事で、注目銘柄の目標株価をまとめています。ぜひ、ご覧ください。

それでも、目標株価の1/2になるタイミングは、相当稀でしょう。しかし、そのタイミングまで待つことで、投資での失敗も少なくなるのです。

また、明確な買う株価を決めることで、「今日、ここで買わないと!」というソワソワした気持ちも無くなります。当ブログでは、以前そうしたことをしていたのですが、サラリーマン投資家であるにも関わらず、本業に集中できない日がありました。

「これは良くない」と感じ、事前に目標株価の1/2に指値設定しておくことにしました。そうしたら、本業に集中できるようになりました。

<注意点>
確かに、買った金額から下がる時もあります。完全に底値で買うことはできないので仕方がないことです。
それでも「これから2倍になるから」と意外と我慢できます。
ただ、暴落したような時は、買った金額から-20%程度の金額で、さらに買い増しします。もちろん、この時も事前に指値設定しておきます。

売り時

売り時は2パターンあります。

<売り時のパターン>
・目標株価に達した時
・買った時の基準から乖離した時

目標株価に達した時

A)目標株価に達した時のパターンから説明します。

こちらは、事前に目標株価を設定しておく方法です。「これくらいの成長性があるから、数年後にはこれくらいの企業は利益が期待できるから、株価もこれくらいまで上がるだろう」「中期経営計画から見ると、3年後には利益がこれくらいだから、株価もこれくらいが適正価格だな」などと買う前に計算しておき、その株価になったら利確するのです。

目標株価については、上述しましたように当ブログで算出した「注目銘柄の目標株価まとめ」ものもありますので、ぜひそちらもご参考ください。

ただ、小型成長株の中では、「現段階では赤字経営で、全然未来の利益なんて想像できない」なんて銘柄もあります。そんな銘柄は次の、B)のパターンで売りましょう。

買った時の基準から乖離した時

次に、B)買った時の基準から乖離した時のパターンについて説明します。

こちらの方法は、買う時にその銘柄を選んだ理由である、成長性の基準や将来性の有無が失われたと感じたら利確します。

小型成長株は、投資家たちが成長性の高さと将来が有望だと感じて買われています。そのため、それがなくなったらと感じたら、躊躇なくすぐに手放します。そうすると、株価は急落してしまいます。

A)パターンの時は、株価だけを見ていましたが、B)パターンは日々のニュースや業績変化のチェックが不可欠です。ニュースや決算発表をチェックして、成長性や将来性が揺らいでいないか確認しましょう。

そして、「成長性が衰えてきたな」「社会的に、この銘柄のサービスへの需要が減ってきたな」と感じたら利確してしまいましょう。

<注意点>
B)パターンで、注意点があります。
それは、成長性の見方に関してです。
「買った時は、成長率30%だった。今回の決算で成長率20%と、まだ成長性高い。」
この考え方は危ないです。
確かに、成長率20%も高いですが、成長率30%で計算していた投資家は手放します。
自分は20%以上と決めているならばいいのですが、30%→20%成長の銘柄となり、株価は下がることになるのは理解しておきましょう。

また、株価は期待値の表れでもあります。
例えば、「通期決算発表で、今期は30%成長を達成したけど、来期予想は10%成長になりそう」という場合は下がります。
投資家たちは、未来への期待をしていますので、来期予想の10%には嫌悪感を抱きます。
逆に「通期決算発表で、今期は10%成長を達成したけど、来期予想は30%成長になりそう」という場合は、株価は上がることでしょう。
極端に言うと、「将来赤字経営になる株に投資したいですか?」という質問されたら、全ての投資家はNo!と答えます。
したがって、投資するときは、常に未来・将来のことを考えて行動します。

損切り

損切りについては、これは基準を設けてもいいですし、設けなくてもしなくてもいいです。

投資経験が浅い人や、買ってみたものの少し不安な銘柄は設定しておくのをオススメしています。トレードとかなら、購入価格の-4%や-8%などと設定する人が多いですが、小型成長株投資は設定する人と設定しない人に分かれます。

当ブログでは、基本的に設定していません。

というのも、買ってすぐ相場が悪くなってしまって、購入直後に含み損になってしまうこともよくあります。そんな時に、あらかじめ設定しておくと、損切りが自動発動してしまいます。あと、銘柄を信じているので、「数ヶ月は様子見をしたい」という気持ちがあります。

しかし、これまでの投資経験で損切り設定に助けられた場面も多くあります。損切りしていないと、段々株価が下がっても「明日は上がるはず」とズルズル手放すのを引っ張ってしまい、含み損が拡大することがありました。

損切り設定をしておくと、そういう気持ちも関係なく、自動損切りが発動されたら「ルールだから」と割り切れます。そうすると、同じ損でも精神的ダメージは少なくなります。

損切りの株価設定しておくとしたら、購入価格の-20%程度で設定しておきます。

小型成長株は、値動きが大きいので、2日3日で10%前後の値動きはザラにあります。そのため、相場の調整が長引けば、-10%程度は軽々と超えます。銘柄の成長性は悪くないのに、一度手放し、再度エントリーするのも癪なので、簡単には超えないような購入価格の-20%程度が良いです。

じゃあ、当ブログは損切りしないかというと、そうではありません。

どういう時に損切りするかと言いますと、<売り時:B)>で説明した時のように、成長性の基準や将来性の有無が失われたと感じたら損切りします。ある程度なら含み損になっても保有し続けます。

なぜなら、その後、また株価が上がり始めることもあるからです。

ただ、成長性や将来性に懸念が出た株は当分上がりません。そんな銘柄に資金を塩漬けにしておくのは勿体無いので、損切りして違う銘柄に投資します。

<注意点>
損切りは早めにしておくことはオススメしています。
半年間も株価が上がらない銘柄に資金を入れておくのは、機会損失に繋がります。
そういう銘柄とは早めに、見切りをつけて、他の成長性のある銘柄に投資して、そこで利益をとりましょう。
「損小利大」を意識して、損は積み重ねっても、一発大きい利益で上回ればいいのです。
損切りは早めに、利確は遅めにする意識が良いのです。

保有期間

保有期間で見ると、短期ではなく、中長期の投資になります。

短期では相場の影響を受けやすいですが、長期なら銘柄の成長性という本質が株価に影響します。中期はその中間といったところです。中長期というのは、投資家によって認識の違いはあるでしょうが、半年より長い期間のことが一般的でしょう。当ブログとしては、半年〜数年くらいの保有する覚悟でいます。

半年もあれば、好相場であれば株価が2倍になることもあります。そこで利確するのも良しですし、もっと成長余力があると見たならば、ホールドし続けても良いでしょう。

<注意点>
中期か長期、どちらがいいかは、いまだに当ブログ自身も悩んでいます
ただ、2年かかって2倍株より半年で2倍株の方が、資産形成の観点からは、効率の良い銘柄であることは間違いありません。
こればかりは、相場環境や銘柄ごとに変わってきてしまうでしょう。
相場が良ければ、相場が良いうちに上がりきったところで利確するのが良いかもしれませんが、「それが難しい」という人は長期投資として投資した方が良いです。

保有中にすべきこと

小型成長株を保有中の時に、何をすればいいのか説明します。

保有中は、基本的にそれほどすることはありませんが、オススメしたいのが下記の3点です。

<保有中にすべきこと>
・保有銘柄のニュースを毎日チェック
・相場全体に関わるニュースや経済ニュースについてもチェック
・次の暴落時にどの銘柄を買うか選定

保有銘柄のニュースを毎日チェック

ただ、これだけはやって欲しいのが、必ず保有銘柄のニュースを毎日チェックしてください。

証券アプリなどで、銘柄のページにあるニュースをチェックして、「今日は材料があるかな?」と確認しましょう。悪いニュースがあれば、売る準備をしましょう。このチェックですが、1銘柄につき2分もあれば終わるはずです。

相場全体に関わるニュースや経済ニュースについてもチェック

あと、さらにやると良いこととしては、相場全体に関わるニュースや経済ニュースについてもチェックしておくと良いでしょう。

長期ならさほど関係ないかもしれませんが、中期でみているなら相場の状況の確認のために、相場全体に関わるニュースのチェックは必要です。経済ニュースをチェックすることで、今後の社会の流れを知り、保有銘柄の将来性に影響がないかチェックするのです。

あと、経済ニュースをチェックすることで、新たな小型成長株発掘のヒントになるかもしれません。これは、投資に慣れてきて余裕が出てきたらでも良いかもしれません。

次の暴落時にどの銘柄を買うか選定

週末や時間のある時には、「次はどの銘柄にしようかな」と選んでおきましょう

なぜなら、暴落が来た時や急な相場悪化の時に探しているようでは、遅いです。そういう時は保有株の進退を検討しているだけで時間が取られてしまうものです。前もって、「次に買い場/チャンスが来たら、コレ買うぞ!」と決めておきましょう。

まとめ

以下、今回のまとめです。

<小型成長株投資の実践法>
・銘柄選択法
 (※以前の記事「【小型成長株投資のススメ】適した銘柄の見つけ方」で説明済み、今回の記事では割愛します)
・買い時
 ー 相場が悪化して回復し始めた時暴落からの復調し始めの時
 ー 買う前に、その相場が悪くなった理由を理解しておくこと
 ー 目標株価に対して、株価1/2になったら
・売り時
 ー A)目標株価に達した時
 ー B)買った時の基準から乖離した時
・損切り
 ー 投資経験が浅い人や、買ってみたものの少し不安な銘柄は設定しておく
 ー 購入価格の-20%程度を推奨
・保有期間
 ー 中長期(=半年〜)
・保有中にすべきこと
 ー 必ず保有銘柄のニュースを毎日チェック
 ー 相場全体に関わるニュースや経済ニュースについてもチェック
 ー 週末や時間のある時には、「次はどの銘柄にしようかな」と選んでおく

さいごに

今回は、買い時、売り時、損切り、保有期間など小型成長株投資の実践法を解説しました。

当ブログは、少しでも早く資産形成をしたいと考えています。いろんな投資法を試してみましたが、この投資法が一番早くできると感じました。
最初は損をすることもありました。

しかし、徐々にコツをつかんできて、2倍株や3倍株をゲットすることができるようになりました。今となっては、最初の損失も今の利益のための投資だったのでしょう。ぜひ、皆さんも小額から試してみてはいかがでしょうか?

当ブログでは「小型成長株投資」をメインにしています。サラリーマンの方にオススメできる小型成長株投資法の解説まとめについては、下の記事からどうぞ。

いかがでしたか?参考になりましたか?
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ご意見やアドバイスありましたら、いただけると嬉しいです!

株式投資に絶対はありません。ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。

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主に、投資手法・銘柄分析・おすすめ本の紹介などをアップしていきます。
ときどき、サラリーマンの方向けにタメになるような情報もアップできれば、と考えています。

ぜひ、他の記事もご覧ください!

注目銘柄の最新決算分析を読みたい場合は、下の記事でまとめています。

また、上述しましたように当ブログでは、注目銘柄の目標株価を算出しています。気になる方は、下の記事をご覧ください。

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