【小型成長株投資】おすすめスクリーニング条件と注目銘柄を紹介

【小型成長株投資】おすすめスクリーニング条件と注目銘柄を紹介小型成長株投資
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どうもこんにちは、平凡サラリーマン投資家のヒラです。

あなたは小型成長株投資をするときに、どんな条件でスクリーニングをしていますか

投資する方の多くは、証券サイトやアプリでスクリーニングして、自分の投資法に適した銘柄を探して投資しています。当ブログは、小型成長株投資をメインにしており、小型成長株投資に適した銘柄をスクリーニングを利用して探しています。

というわけで今回は、小型成長株投資に適した銘柄を探すためのおすすめスクリーニング条件とそのスクリーニングされたものから注目銘柄を紹介していきます!

この記事は、下記のような方にオススメです。

  • 小型成長株投資するときのオススメのスクリーニング条件を知りたい
  • 小型成長株投資に適した注目銘柄について知りたい
  • サラリーマン投資家で小型成長株投資にチャレンジしたい

小型成長株投資は、サラリーマンの方にオススメできる投資法だと感じています。その理由や投資の仕方などは、下の記事の小型成長株投資法の解説まとめについては、下の記事からどうぞ。

では、早速行ってみましょう!

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小型成長株投資で重要視すべき指標

小型成長株投資をするときに、特に重要視する指標は下記の3点です。

  • 時価総額
  • EPS成長率
  • 売上高成長率

それぞれについて解説します。

時価総額

「小型」成長株というだけに、小型株に投資します。小型株は時価総額が小さい株のことです。そして、時価総額とは「株価×株式数」で算出されます。

ここでイメージしてほしいのは、時価総額が「1兆円の企業A」と「200億円の企業B」があるとしたら、どっちが時価総額が2倍になりやすいと思いますか?

  • 1兆円が2兆円になるには、+1兆円
  • 200億円が400億円になるには、+200億円

上記のように、時価総額の小さい「企業B」の方がなりやすいと肌感覚で分かるはずです。この時、株式数が一定であるとするなら、株価が2倍になりやすいというわけです。

つまり、「時価総額が小さい=株価が上昇しやすい」と言えます。

EPS成長率

中長期的な株価を決める要素として、基準となるのがEPS(1株あたりの利益)です。

というのも、EPSをもとに投資判断する投資家は多いのです。投資判断するときに使う指標として「PER」があります。これは「PER=株価/EPS」で算出でき、この値で割安か割高か判断します。

そして、そのEPSがどれくらい成長するかが成長株として、とても重要になります。いくら売上高ばかり大きくなっても、利益が大きくならなければ、経営がうまくいっているとは言えないからです。

したがって、EPS成長率が高いほど良い銘柄と言えます。

ただ、ここで気になった方もいるはずです。「赤字企業では、EPSを測れないのでは?」と感じた方はいるでしょう。それについては、下で解説します。

売上高成長率

小型成長株は、若い銘柄が多く、まだ企業の成長投資を続けているために、赤字銘柄も少なくありません。そのため、EPSで測れない企業もあります。そのときに、投資判断の参考にするのが、売上高成長率です。

売上高はトップラインとも呼ばれます。いくら利益が増えていても、売上高が増えていなければ頭打ちになってしまいますよね。なので、売上高成長率はとても大切になります。

ただ、ここでポイントなのが、「この売上高の伸びは、将来的な利益の伸びにつながるのか」ということです。まだ赤字だけど、将来的な利益成長につながる売上高成長を意識しておきましょう。

小型成長株投資におすすめのスクリーニング条件

スクリーニング条件①

こちらは、EPS成長率に重きを置いたスクリーニング条件です。黒字経営の小型株の中から有望な銘柄を探し出すときに使えます。

しかし、証券アプリのスクリーニング条件の中に、「EPS成長率」という項目はありません。そのため、当ブログでは一旦「営業利益成長率」で置き換えてスクリーニングします。その後、スクリーニングされた銘柄たちの四季報や決算資料で過去の業績推移を見て、実際にEPS成長率を見て判断します。

EPS成長に重きを置いたスクリーニング条件での、具体的な数値は下記の通りです。

  • 時価総額:500億円未満
  • 過去5年営業利益成長率:20%以上
  • 売上高成長率:20%以上

まず、小型株に絞り込むために「時価総額:500億円未満」とします。

そして、トップラインである「売上高」と、本業の利益を見るための「営業利益」の成長率を+20%以上としていました。これは投資期間から「+20%以上」としました。+20%成長をすると4年で約2倍になります。

当ブログとしては、投資効率(投資資金と投資期間に対してのリターン)を考慮して「5年以内に2倍になる株」を探しているために、目安として「+20%以上の成長率」としました。

上記の条件で、スクリーニングすると合計41銘柄(2023.01.06現在)がヒットしました。

この中から、実際にEPS成長率や事業内容などを考慮した上での、注目した銘柄は後述します。

スクリーニング条件②

こちらは、売上高成長率に重きを置いたスクリーニング条件です。まだ赤字経営の小型成長株でも有望な銘柄を探し出すときに使えます。

成長投資しており、まだ若いからこそ、上述のスクリーニング条件①の時よりも、高い売上高成長率を求めます。スクリーニングされた銘柄たちの四季報や決算資料を見て、実際に粗利の推移や過去の業績推移を見て判断します。

売上高成長に重きを置いたスクリーニング条件での、具体的な数値は下記の通りです。

  • 時価総額:500億円未満
  • 売上高成長率:30%以上

まず、小型株に絞り込むために「時価総額:500億円未満」とします。

そして、トップラインである「売上高」の成長率を+30%以上としていました。これは赤字の分、スクリーニング条件①よりも高い売上高成長率を求めました。なぜそうしたかというと、赤字経営ということは、企業の成長に投資しているということです。だから、より高い「売上高成長率+30%以上」としました。

上記の条件で、スクリーニングすると合計72銘柄(2023.01.06現在)がヒットしました。

この中から、実際に過去の業績推移や事業内容などを考慮した上での、注目した銘柄は後述します。

小型成長株の注目銘柄

EPS成長率に着目した注目銘柄

上述しましたスクリーニング条件①のときにヒットした銘柄から、事業内容などをもとに厳選した注目銘柄を紹介します。下記をご覧ください。

  • NexTone(7094)
  • ミンカブ(4436)
  • アズーム(3496)

選定理由は下記の通りです。

注目銘柄①の選定理由

NexTone(7094)は、着実に毎年売上高と利益が増加しており、堅調な成長が見えます。事業内容も、音楽著作権管理事業という競合が少なく、将来的には競合大手のJASRACと市場を寡占化できると期待できます。寡占化できれば、携帯キャリア会社のように、安定した業績が期待できることでしょう。

注目銘柄②の選定理由

ミンカブ(4436)も、着実に毎年売上高と利益が増加しており、堅調な成長が見えます。事業としては、先日ライブドア事業買収したことで、大きく収益が増加することが見込めます。また、買収したことによるシナジー効果にも期待ができます。2024年には新NISAも始まることで、よりターゲットとなる資産形成層が増加することで、収益拡大できると推測しています。

注目銘柄③の選定理由

アズーム(3496)は、圧倒的な高成長を継続していることを評価しました。EPS成長率は+30%以上もあります。先日、公表された中期経営目標では、「2025年度に営業利益:25億円」を掲げており、年間平均+42%営業利益成長をする見込みと、まだ高い成長率が継続されることに好感が持てます。

売上高成長率に着目した注目銘柄

上述しましたスクリーニング条件②のときにヒットした銘柄から、事業内容などをもとに厳選した注目銘柄を紹介します。下記をご覧ください。

  • ヤプリ(4168)
  • エクサウィザーズ(4259)

選定理由は下記の通りです。

注目銘柄④の選定理由

ヤプリ(4168)は、毎年高い売上高成長をしています。事業内容は、ノーコードでアプリ開発・運用・分析できるクラウドソフトです。ノーコードアプリ業界では世界初の上場です。SaaS企業としては、解約率:1%未満、LTV/CAC:5倍前後と高水準です。また、企業としては、2023年度には黒字化も強く意識しており、黒字化した際には市場へのインパクトは大きいことでしょう。

注目銘柄⑤の選定理由

エクサウィザーズ(4259)も、毎年高い売上高成長をしています。事業内容は、AIプラットフォーム事業とAIプロダクト事業があり、この2事業で用いたアルゴリズムやデータを蓄積しながら活用していきます。注目した点は、長期継続顧客売上高が前期から+40%以上増加していることです。長期継続顧客売上高の増加は、顧客からの信頼感の高さ=サービスの質の高さを測ることができます。また、ノーコードでAI搭載されたアプリが開発できる「exaBase Studio」のリリースにも期待しています。

まとめ

以下、今回のまとめです。

<小型成長株投資で重要視すべき指標>
・時価総額
・EPS成長率
・売上高成長率

<EPS成長を重視したスクリーニング条件>
・時価総額:500億円未満
・過去5年営業利益成長率:20%以上
・売上高成長率:20%以上
↓注目銘柄↓
・NexTone(7094)
・ミンカブ(4436)
・アズーム(3496)

<売上高成長を重視したスクリーニング条件>
・時価総額:500億円未満
・売上高成長率:30%以上
↓注目銘柄↓
・ヤプリ(4168)
・エクサウィザーズ(4259)

ただ、成長率をスクリーニングしただけでは、ちゃんとした銘柄選定とはいえません。事業内容も加味して、総合的に判断して投資すべきです。下の記事では、小型成長株投資をする上で、「良い事業内容とは何か」を解説しています。

また、下の記事では、小型成長株投資法についての解説をまとめています。「これから小型成長株投資を始めたい」「最近、投資がうまくいかず悩んでいる」という方はぜひ参考にしてみてください。

さいごに

今回は、小型成長株投資に適した銘柄を探すためのおすすめスクリーニング条件とそのスクリーニングされたものから注目銘柄を紹介しました。

当ブログは、少しでも早く資産形成をしたいと考えています。いろんな投資法を試してみましたが、サラリーマンをしながら資産を増やすなら、この小型成長株投資法が一番早く資産形成できると感じました。その中で、いろいろな銘柄を分析してきて、一番効率的なスクリーニング条件を見つけてことで、銘柄選定が上手くなってきたと感じています。

当ブログでは「小型成長株投資」をメインにしています。サラリーマンの方にオススメできる小型成長株投資法の解説まとめについては、下の記事からどうぞ。

いかがでしたか?参考になりましたか?それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?

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注目銘柄の最新決算分析を読みたい場合は、下の記事でまとめています。

また、当ブログでは、注目銘柄の目標株価を算出しています。気になる方は、下の記事をご覧ください。

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