どうもこんにちは、ヒラです。
みなさんは、次にどんな銘柄が上がるか気になりませんか?
当ブログは気になります!
当ブログだけでなく、キャピタルゲインを狙っている投資家は皆さん気になるはずです。
「けど、来年はどんな銘柄が上がるか分かるのか?」
と思われる方もいらっしゃるでしょう。
「未来のことは誰にも分かりません。」
そう言って、諦めるわけには行きません。
調べてみると、何億円という莫大なお金が何使われるか判明しました。
そうです、来年、何にお金を使うかを決めている人たちはいます!
そして、それをもう発表しています!
投資家として、この資金の流れを見逃すわけには行きませんよね!
その人たちというのが「政府」です。
そして、そのお金の使い道を示しているのが「来年度予算」です
政府が出している来年度予算をチェックするのです!
2020/12/21に来年度(2021年度)の予算が閣議決定されました。
今回は、その政府が出した来年度予算から、来年度(2021年度)に注目すべき銘柄を紹介します!
この記事は、
・政府来年度予算について知りたい
・来年度(2021年度)の注目銘柄を知りたい
上記のような方におすすめです!
今回の記事は、下の記事で説明しました銘柄選定法を用いています。
こちらの記事を読んでから、本記事を読むと理解しやすくなります。
では、早速行ってみましょう!
来年度予算
来年度予算とは
まず、来年度予算とは、簡単にいうと「国のお金を、来年度は何に使うか」を公表しているものです
政府は、毎年12月後半に来年度予算を閣議決定します。
下記のサイト(財務省のHP)からみることが出来ます。
公表する理由
なぜ、公表するのかというと、我々国民の税金の使い道を明示するためです。
消費税だったり、所得税だったり、色々なものに税金がかかってますよね。
しかし、それがくだらないものに使われていたら、納税の義務と言えど、税金を払うのが嫌になってしまいますよね。
(義務なので、払いはしますが。)
政府には、その国民から集めた税金の使い道を、国民へ説明する責任があるのです。
では次に、来年度予算のポイントについて説明していきます。
来年度予算のポイント
予算の構成
来年度予算の構成(歳入・歳出のバランス)を見ます。
下図をご覧ください。
こちらは、令和3年度政府予算案/令和3年度予算のポイントから抜粋しました「(参考)令和3年度一般会計歳出・歳入の構成」「主要経費別内訳」です。
ここで見ておきたいのが、一般歳出の内訳です。
ざっくりではありますが、来年度にお金が使われる分野はどこか分かります。
ボリュームが大きいものや今年度から上がっているものを把握しておきます。
・社会保障(割合が大きい、今年度からUP)
・防衛(割合が比較的に大きい、今年度からUP)
・公共事業(割合が比較的に大きい)
・文教および科学振興(割合が比較的に大きい)
・コロナ感染対策予備費(NEW!)
ここから、さらに詳しく見ていきます。
来年度予算のポイント
では、来年度予算のポイントを見ます。
下図をご覧ください。
こちらは、令和3年度政府予算案/令和3年度予算のポイントから抜粋しました「令和3年度予算のポイント」です。
概要としては、下記の5点でしょう。
・デジタル社会
・グリーン社会
・活力のある地方
・少子化対策
・コロナ感染拡大防止
菅総理就任の時から話題になっていた項目だと感じました。
ここまででは、特に新しいことはなさそうですね。
投資に関係ありそうなキーワードになるものをピックアップしておきます。
「医療機器の国内生産能力の増強」「ワクチン」「デジタル庁」「マイナンバーカード」「二酸化炭素排出削減に対する成果連動型の低金利融資」「ESG投資」「再エネ・省エネの研究開発・導入を支援」などが挙げられます。
さらに詳しく、各分野の特徴を見てみましょう。
各分野の特徴
では、各分野においてどう予算を使うのかの特徴を見ます。
下図をご覧ください。
こちらは、令和3年度政府予算案/令和3年度予算のポイントから抜粋しました「各歳出分野の特徴」です。
上図を参考に、各分野の投資に活かせそうなキーワードを掴んでおきましょう。
その上で、どの業界がどうなるか推測していきましょう。
【社会保障】
・介護、障害福祉サービス等報酬改定
→ 介護・障害福祉関連企業伸びるか?
・薬価改定
→ 医薬品関連はさらに売上厳しそう。薬局は厳しいが、ドラッグストアは医薬品/日用品・化粧品売上比率次第では影響ないか。
→ ジェネリックの需要はさらに高まりそう。
・不妊治療、保育の受け皿
→ 保育・幼児教育関連は伸びそう。
→ 不妊治療機関は需要が増しそう。
【教育・科学技術】
・教育デジタル化
→ 教育ICT、エドテック関連企業伸びそう。
【活力ある地方創り】
・移住支援事業
→ テレワーク増えそう、DX/グループウェアなどはまだ需要ありそう。
→ 観光・旅行関連は回復してくるか?
【公共事業】
・新技術を活用した老朽化対策、防災・減災
→ インフラ点検ドローンが需要増しそう
【農林水産】
・農林水産・食品の輸出拡大実行戦略、農林水産行政のDX
→ 農業ICT、アグリテック関連が伸びそう。
以上のようなことが推測出来ます!
これまで上述してきたから、じゃあどの銘柄に注目すればいいのか、注目すべき銘柄を紹介します。
注目すべき銘柄
介護・福祉関連
介護・福祉関連で当ブログが注目すべき銘柄として、3銘柄を紹介します。
1)カナミック<3939>
クラウド利用によって地域包括ケアを実現させる会社です。
医療・介護情報を地域内で連携・共有することで、患者や家族がより質の高い医療・介護サービスが受けられることになります。
現在は医療・介護だけでなく、子育てに関しても事業の幅を広げています。
※詳しくは下の記事をご覧ください!
2)ウェルビー<6556>
障害のある方の就労支援、発達障害のある子供・発達の遅れが気になる子供に対しての学習・就学支援をする会社です。
各地域の障害者就職に置いてトップクラスの実績をあげています。
※詳しくは下の記事をご覧ください!
3)日本ホスピス<7061>
終末期ケアのための在宅ホスピス、終末ケア、ホスピス住宅を設立・運営する会社です。
日本は今、超高齢化社会に向かっています。
それに伴い、介護需要の拡大が言われています。
この会社はその需要・拡大に対して、真正面から取り組んでいる印象を受けます。
※詳しくは下の記事をご覧ください!
保育・幼児教育関連
保育・幼児教育関連で当ブログが注目すべき銘柄として、1銘柄を紹介します。
1)キッズスマイル<7084>
保育園の運営をする会社です。
プレスクール一体型保育所、認可保育所、幼児施設の新規開園・運営をしています。
運営している一部の園では、最近注目されているモンテッソーリプログラムや専門講師を招いての体操プログラムなども取り入れているようです。
※詳しくは下の記事をご覧ください!
エドテック関連
エドテック関連で当ブログが注目すべき銘柄として、1銘柄を紹介します。
1)すららネット<3998>
eラーニングを提供する会社です。
従来のeラーニングの映像授業型や問題集型とは違い、ゲーミフィケーションを応用した「対話型アニメーション教材」です。
日本e-Learning大賞 文部科学大臣賞を受賞しています。
※詳しくは下の記事をご覧ください!
DX関連
DX関連で当ブログが注目すべき銘柄として、2銘柄を紹介します。
1)ラクス<3923>
クラウドサービスとIT人材派遣サービスをする会社です。
クラウドサービスでは、有名なサービスに経費・交通費精算を簡単にできるシステム「楽楽精算」、メール管理システム「メールディーラー」などがあります。
IT人材派遣では、未経験者を採用し、IT育成をし、派遣をするようです。
※詳しくは下の記事をご覧ください!
2)HENNGE<4475>
SaaS認証基盤を提供している会社です。
つまり、クラウド型セキュリティ事業と言えます。
クラウド・セキュリティ分野で7年連続市場シェアNo.1を達成しています。
※詳しくは下の記事をご覧ください!
観光・旅行関連
観光・旅行関連で当ブログが注目すべき銘柄として、1銘柄を紹介します。
1)手間いらず<2477>
複数の宿泊予約サイトを一元管理する宿泊施設様のためのシステムを提供する会社です。
元々は、主要大手ECモールサイトの商品価格を横断的に比較し、欲しい商品の最安値を検索、最安値ショップで購入することができるサイトを運営していました。
しかし、そこから宿泊予約管理システムを開発し、柱の事業が移行しました。
※詳しくは下の記事をご覧ください!
ドローン関連
ドローン関連で当ブログが注目すべき銘柄として、1銘柄を紹介します。
1)自律制御システム<6232>
ドローン関連事業を専業とする会社です。
独自に開発された制御技術を用い、多様な用途においても、ドローンが自律で飛行することができます。
さらに、高い性能・安全性・信頼性を実現しています。
※詳しくは下の記事をご覧ください!
アグリテック関連
アグリテック関連で当ブログが注目すべき銘柄として、1銘柄を紹介します。
1)セラク<6199>
主に、DXとSIを生業としている企業です。
少し細かく言うと、クラウド運用やデジタルマーケティング、WEB運営、サイバーセキュリティ、IoTなど、DXとSIに関わることを幅広く取り組んでいます。
※詳しくは下の記事をご覧ください!
再エネ・省エネ関連
再エネ・省エネ関連で当ブログが注目すべき銘柄として、2銘柄を紹介します。
1)グリムス<3150>
電力コスト削減のコンサルや太陽光発電設備販売、再生可能エネルギー開発などを事業としているエネルギー関連の会社です。
最近では、コンサルや設備販売だけでなく、電気の小売が伸びてきました!
※詳しくは下の記事をご覧ください!
2)ホープ<6195>
自治体向けにサービスをする会社です。
以前は、広告・メディア事業がメインでしたが、最近のメイン事業は、自治体向けにリーズナブルな電力販売になりました。
※詳しくは下の記事をご覧ください!
さいごに
今回は、政府が出した来年度予算から、来年度(2021年度)に注目すべき銘柄を紹介しました。
様々な関連テーマがあったかと思います。
これら全ての業界を調べるのはとても難しいです。
したがって、自分が知っている・詳しい・理解がある業界の銘柄にだけ絞って注目するのもアリだと考えています。
ただ、その自分の知識を広げることで、チャンスが生まれやすくなります。
「この業界だけ」とはならず、徐々に学び、知見を広げましょう!
いかがでしたか?
参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?
「他にもこんな銘柄やこんな関連事業が伸びそう」というご意見やアドバイスありましたら、いただけると嬉しいです!
株式投資に絶対はありません。
ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。
現在、毎日ブログを更新中です!
このブログでは、無職である僕が、投資と生きていくために得た知識や技術、経験、変化をアップしていきます。
主に、投資手法・銘柄分析・おすすめ本の紹介などをアップしていきます。
ときどき、無職の方・無職になる方向けにタメになるような情報もアップできれば、と考えています。
ぜひ、他の記事もご覧ください!
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
「なんか仕事やめたい」「投資で生きていけるかな」「小型株始めたいな」という方の参考になれば幸いです!
これからも、どうぞよろしくお願いいたします!
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