どうもこんにちは、ヒラです。
決算発表シーズンでしたね!
みなさん、次のターゲット銘柄は見つかりましたか?
当ブログでは、小型成長株投資とスイングトレードをメインにしています。
この決算発表シーズンは新たな小型成長株を見つけるチャンスの時期でした!
企業が新たに業績予想や決算発表が出します。
その中で、たまに高い成長率や赤字から黒字化した銘柄が出てくることがあります。
ここが狙い目です!
今回は、当ブログがターゲットにした銘柄の決算発表を分析していきます。
第13弾は、自律制御システムについてまとめます。
この記事は、
・分析の仕方を知りたい
・自律制御システムについての情報を共有したい
・意見交換したい
・分析についてアドバイスしたい
上記のような方におすすめです!
今回の記事は、下の記事で説明しました銘柄選定法を用いています。
こちらの記事を読んでから、本記事を読むと理解しやすくなります。
では、早速行ってみましょう!
自律制御システム<6232>の概要
概要
自律制御システムのIRページです。
概要を下表のようにまとめました。
ドローン関連事業をする会社です。
独自に開発された制御技術を用い、多様な用途においても、ドローンが自律で飛行することができます。
さらに、高い性能・安全性・信頼性を実現しています。
注目する理由
まず、当ブログがなぜ、自律制御システムに注目したか理由を説明します。
下記の項目で、スクリーニングをかけました。
・上場年 :2015年以降(上場5年未満)
・時価総額:500億円未満(時価総額の低さ)
・成長性 :売上成長率 20%以上
以上の項目で絞り、自律制御システムを見つけました。
そして、事業内容をみてみると、ドローン関連事業でした。
これは先日、当ブログでも書いた記事でも紹介しましたように、今後、ドローン市場が伸びていくことがわかっています。
市場も加速度的に伸びていきます!
このことから、この企業もその波に乗れば、成長していくことが推測できます。
ドローン市場の成長性については、下の記事をご覧ください。
次に、成長率を確認するために、直近の決算内容を確認していきましょう!
決算内容
決算のみどころ
当ブログでは、小型成長株として、自律制御システムを検討しています。
そこで一番重要視したいのが「成長性」に関してです。
もちろん、スクリーニングでは成長性の高さをわかりましたが、それが直近も維持されているか確認します。
項目としては、
・損益(売上や利益)
・投資(事業拡大)
・ニュース(事業拡大、新規事業について)
について着目していきます。
もちろん、他のバランスシートやキャッシュ・フローも大切です。
そこにも目を通しますが、ブログでは重視するところを取り上げていきます。
損益
2021年3月期の第2四半期の決算が発表されました。
短信では、売上や利益が累計で出されています。
当ブログでは、四半期ごとの売上や利益を算出し、前年と比較しています。
下の表をご覧ください。
四半期ごとに
・売上、営業利益、経常利益、純利益
・各対前年比(%)
・各累計計画対比進捗率(%)
を算出しています。
見て分かるように、2020年度までは20%以上の高い成長率であることがわかります!
上述した「ドローン市場の成長性」の記事に書いた市場の成長性としても、+20%以上の成長が予測されています。
今後は加速度的に市場が成長する予測もされており、これにこの企業も乗れれば、同じく加速度的に成長すると考えています!
しかし、2021年度の今回の決算ですが、コロナの影響を受けて進捗率が悪化しています。
これは案件の遅れが出ているようで、自律制御システムの業績傾向である「4Q偏重」が強まるようです!
本来は、売上3.1億円の見込みだったようです。
であれば、前期比 +50%程度・計画比進捗率 20%程度になっていました。
これが、第3Qまたは第4Qに入ってくるのであれば、これまでの進捗率と比べて今期の成長性は問題ないと見れます!
サービス別の売上・利益も見ておきしょう。
サービス別
自律制御システムは単一セグメントです。
その代わり、サービス別の四半期ごとの売上を見ていきましょう。
下の表をご覧ください。
・主な事業内容
・サービス別の四半期売上
・対前年比(%)
・サービス別の全売上比率(%)
上記のことを載せています。
まず、自律制御システムは3つのサービスがあります。
下記の通りです。
<実証実験>
・ドローン活用アイディアが可能かどうか概念検証
・詳細な試験運用
・特注ドローンの設計・開発
<プラットフォーム機体販売>
・標準機体・汎用機体の販売
・標準機体ベースに顧客向けに改善・改良した機体を生産供給
<その他>
・ドローン部品・モジュールの販売
・機体の修理サービス
・一部国家プロジェクト
見て分かるように、上述しましたように、実証実験・機体販売は第4Qに偏っていることが分かります。
また、売上は実証実験に偏っていることもわかります。
これはまだドローン市場自体がまだ、実証実験段階にあるからかもしれません。
これから物流やインフラ点検などの一般化すれば、もっと機体販売が伸びてくると推測しています。
ドローン市場は一般化され、社会にもっと導入されるようになれば、さらなる成長が期待できます!
今後の見通し
以下、今後の見通しです。
<今後の見通し>
・業績は売上の成長性の高さが感じられる。
ー しかし、コロナの影響で案件に遅れが出ている。
ー コロナがいつ収束するのか、さらなる遅れも起こりうる。
・市場の成長性がある。
ー まだ、市場自体が実験段階にある。
ー これから予測のように市場が伸びれば、企業成長は加速するのでは。
当ブログとしては、
・買い、しかし少し様子見。
ー 市場成長から、企業成長も期待できる。
ー コロナ禍でさらに案件が遅れる可能性もあり。
と考えています。
みなさんは、どうお考えですか?
さいごに
今回は、当ブログがターゲットにした銘柄の決算発表を分析しました。
第13弾は、自律制御システムについてでした。
いかがでしたか?
参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?
今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!
株式投資に絶対はありません。
ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。
現在、毎日ブログを更新中です!
このブログでは、無職である僕が、投資と生きていくために得た知識や技術、経験、変化をアップしていきます。
主に、投資手法・銘柄分析・おすすめ本の紹介などをアップしていきます。
ときどき、無職の方・無職になる方向けにタメになるような情報もアップできれば、と考えています。
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ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
「なんか仕事やめたい」「投資で生きていけるかな」「小型株始めたいな」という方の参考になれば幸いです!
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