【株価上げ?】マクアケの決算分析!なぜ株価は上がったのか理由

【株価上げ?】マクアケの決算分析!なぜ株価は上がったのか理由投資・トレード
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どうもこんにちは、平凡サラリーマン投資家のヒラです。

みなさんは、マクアケという銘柄はご存知ですか?

株式会社サイバーエージェントのグループ企業であり、クラウドファンディングサイトを運営しています。高成長株であるために、小型成長株投資をメインにしている当ブログが注目している銘柄の一つです。

そんなマクアケですが、7/26の取引時間後に決算発表がありました。決算短信を見てみると、減収減益。「これは翌日の株価は下がるだろう」と感じられるものでした。

しかし、翌日の株価は上昇。一体、なぜでしょうか?どこか良い部分があったのでしょうか?

ということで今回は、決算発表翌日に株価が上がったマクアケの決算内容を詳しく分析し、株価が上がった理由を解説していきます。

この記事は、
・マクアケについての情報を共有したい
・なぜ、マクアケの株価が上がったのか知りたい
・サラリーマン投資家で時間がないから、要点だけ知りたい
上記のような方におすすめです!

以前発表された決算については下の記事で分析しました。こちらを読むと、業績の推移が分かり今回の記事がより分かりやすくなります。ぜひ、こちらもご確認ください。

では、早速行ってみましょう!

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マクアケの株価の値動き

まず、最近の株価の値動きを確認しておきましょう。

下のチャートをご覧ください。こちらはマクアケの直近1年間の日足チャートです。

マクアケの直近1年間の日足チャート

チャートを見てわかるように、11月中旬から株価が急落したことが分かるはずです。そして、3月ごろに底をつき、その後もみ合いが続いています。昨年11月には、6,000円弱くらいまであった株価が、最近は2,000円弱程度にまで下がってしまったのです。

では、どういった流れでここまで下がったのか説明します。

2021年11月〜2022年3月

11月中旬から3月中旬まで、ほぼノンストップで株価がずっと下がり続けていたことがわかります。これはグロース株の相場悪化したためです。このグロース株相場の悪化の主な理由は下記のとおりです。

<相場悪化の原因>
・日本での金融所得課税増税が話題に
 ー 株式投資離れ、今のうちに手仕舞いする投資家の増加
・米国でのインフレ加速、テーパリング早期化
 ー 利上げ早期化
 ー 米国長期金利上昇
 → 株式のリターンに対して相対的評価低下
ウクライナの地政学的リスク
 ー ロシアからヨーロッパへの原油・天然ガスの経由地であるウクライナで、戦争勃発
 ー ロシアからのエネルギー供給減予測
 → 世界エネルギー価格高騰
 → コロナ感染拡大と併せて、世界経済にダブルパンチ

上記の理由で、軒並み株安になってしまっています。もちろんグロース株であるマクアケも、もれなく株価は下がってしまったのです。

世界的な株安になり、下げに下げましたが、ようやくさすがに下がりすぎたか、買いが出始め、3月に株価は底打ちしました。

2022年4月〜2022年7月

その後、割安感から買われ株価を少し戻しましたが、決算発表を機にまた株価が下がってしまいました。この理由に関しては、前回の決算分析記事で解説しています。

さらに、相場もまた悪化してしまいました。この理由は、下記の通りです。

<相場悪化の原因>
・インフレ率の上昇
 ー インフレを抑えるために米国で大幅利上げ
 ー 世界各国でもインフレ抑制のために利上げ
景気後退懸念も浮上
 ー 世界的なエネルギー・食料価格の上昇
 → 一般消費が縮小してきている

そんな状況で、株価は低迷していました。そして、7/26に決算発表がありました。上述しましたように、決算短信をみると減収減益だったので、「また株価は下がるだろう」と予想されました。しかし、翌日のマクアケの株価は上げ。一体、なぜでしょうか?どこかに良い点があったのでしょう?

では、今回の決算内容を確認しましょう。

マクアケの決算内容

決算のみどころ

当ブログでは、今後成長が期待できる銘柄の一つとしてもマクアケをみています。したがって、一番重要視したいのが「成長性」に関してです。そのため、下記の項目に着目します。

項目としては、
・損益(売上や利益)
・投資(事業拡大)
・ニュース(事業拡大、新規事業について)

について着目していきます。

もちろん、他のバランスシートやキャッシュ・フローも大切です。そこにも目を通しますが、この記事では重視するところを取り上げていきます。

業績推移

2022年9月期の第3四半期決算が発表されました。

短信では、売上や利益が累計で出されています。当ブログでは、四半期ごとの売上や利益を算出し、前年と比較しています。下の表をご覧ください。

四半期ごとに
・売上、営業利益、経常利益、純利益
・各対前年比(%)
・各累計計画対比進捗率(%)

を算出しています。

マクアケの四半期業績推移

上の表をもとに、ポイントを絞って解説します。

進捗率

まず、見ていただきたいのが進捗率です。

前回の決算発表で下方修正された数値に対し、売上高の進捗率は、71%と、平年通りです。赤字となった利益関係につきましては、今期は投資フェーズなので一旦無視します。

四半期ごとの売上高

つづいて、見ていただきたいのが、四半期ごとの売上高です。

マクアケは現在投資フェーズで、グロース投資家としては売上高の伸びには期待をしてしまいます。しかし、3Q売上高を前年と比べてみると、-12%の減収です。さらに、前四半期2Qよりも四半期売上高が下がってしまいました。

この理由として、マクアケは「広告配信代行やその他サービスの売上高が減少したため」としています。さらに、社内体制強化のためにリソースを割いているようです。

今後のために成長基盤があるか、KPIも確認しておきましょう。

KPI

GMVとテイクレート

KPIについて確認していきましょう。下図は決算資料から抜粋した「応援購入総額の四半期推移」「テイクレートの四半期推移」のグラフです。

マクアケの四半期GMV推移
マクアケの四半期テイクレート推移

上の2図を見ると、GMVが前年同四半期よりも減少しています。これは前年度はTVCMなど大規模広告を打ち出していたので、大規模広告をしていない今期とのギャップでしょう。また、前四半期まで3四半期連続での減少していましたが、ようやく今四半期増加しました。

売上高に関しては、GMVと違い、4四半期連続で減少しています。これはテイクレートが下がってきているのが原因です。このテイクレートがどれくらいに落ち着いてくるのか、将来的にはここにも注目です。せっかくGMVが増加しても、テイクレートが下がっては売上高が増えないことになりかねません。

掲載開始数とアクセスUU

他のKPIも確認します。下図は決算資料から抜粋した「掲載開始数」「リピート応援購入率」「アクセスUUの推移」「会員数の推移」のグラフです。

マクアケの四半期リピート率の推移
マクアケの四半期アクセスUU数の推移

上の2図を見てみると、実行者リピート率やアクセスUU、会員数は前年よりも増加しています。

しかし、新規実行者による掲載開始数とアクセスUUの伸びがイマイチです。これは成長鈍化懸念につながりますが、今期は上述しましたように社内体制強化のために仕方ありません。

ただ、リピート率が高まっていることと、アクセスUUがそこまで減っていないことから、サービスが定着してきているように見えます。そこはプラスに感じます。

また、CVR(コンバージョンレート)は増加しました。今期はCVR向上を施策として挙げていましたのが、少し効果が出たようです。

では、決算発表翌日に株価が上がった理由について解説します。

株価が上がった理由

では、ここから上述してきたことも踏まえて、決算発表翌日に株価が上がった理由を解説していきます。

株価が上がった理由として考えられるのは、下記の3点の影響もあります。

<株価が上がった理由>
・相場
・GMV
・KPI

では、それぞれについて解説します。

相場

正直、相場の影響は大きかったです。マクアケの決算発表の翌日から、マザーズ指数は連日上昇しました。マクアケは、このマザーズ指数の影響を受けやすいのです。

マザーズ指数が上げ始めた理由は、米国での景気後退懸念から積極的な利上げの可能性が低下したため、米国長期金利が下がったのです。また、同時期にあった米国の大型グロース株の決算発表が好調でした。それらが好感視され、グロース株全体が買われたために、マザーズ指数も引き上がったのです。

そして、グロース株であるマクアケも買われたというわけです。

GMVとKPI

あと、株価が上がった要因として考えられるのは、GMVとKPIの水準です。

上述してきた中で、GMVは前年比で減少/前四半期比で増加、KPIはまちまちな結果だということは、お伝えしました。決して、グロース株として成長性は良いと言えるものではありませんでした。

しかし、今期は大型広告を打ち出していないにも関わらず、そこそこの水準をキープできているということは好感が持てます。つまり、サービスが浸透し、コアなファン(=利用者)ができているということです。

広告がなければ、確かに新規利用者の伸びは悪いですが、ただ認知されれば使われるサービスということが分かりました。ということであれば、成熟したときに、広告を出さなくてもある程度の利益を生み出せる力を持っていると認識できます。

ただ、当ブログとしては、今期の決算を見る限り成長性は見えてこないので、グロース株としての評価は低いです。また、中期目標は高いですが、これからの成長可能性もまだ確信が持てないので、今は監視を続けます。

まとめ

以下、今回の記事のまとめです。

<決算内容>
・売上進捗率は平年並み
・前年比:減収、前四半期比:減収
・GMVは前四半期比:増加
・実行者リピート率は高い

<株価が上がった理由>
・KPIの伸びの悪さから、成長鈍化懸念
・売上総利益率の低下から、将来的な利益減少の見込み
中期目標の下方修正

みなさんは、どうお考えですか?

今期は基盤固めのために、まだ成長性には確証は持てませんが、高い中期目標を持っています。当ブログでは、その中期目標に対しての目標株価を算出してみました。「中期的にどれくらい株価が上がる可能性があるのか」気になる方は、ぜひご覧ください。

さいごに

今回は、決算発表翌日に株価が上がったマクアケの決算内容を詳しく分析し、株価が上がった理由を解説しました。

当ブログとしては注目した決算でしたが、期待していただけに、少しショックでしたね。株価は上がりはしましたが、今後の成長に対しては心配になります。

いかがでしたか?参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?

今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!

株式投資に絶対はありません。ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。

他の銘柄の最新決算分析を読みたい場合は、下の記事でまとめています。

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ぜひ、他の記事もご覧ください!

当ブログでは、注目銘柄の目標株価を算出しています。気になる方は、下の記事をご覧ください。

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