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最新の決算分析を読みたい方は下からどうぞ。
どうもこんにちは、平凡サラリーマン投資家のヒラです。
みなさんは、プレイドという銘柄はご存知ですか?
Googleとも戦略連携している注目銘柄です。CXプラットフォームである「KARTE」を運営している企業です。
5/13に決算発表があり、その翌日の今日はストップ安になっています。一体どんな決算発表だったのでしょうか?なぜ、こんなにも下がってしまったのでしょうか?
というわけで今回は、ストップ安になったプレイドの決算発表を分析していきます。
この記事は、
・分析の仕方を知りたい
・プレイドについての情報を共有したい
・意見交換したい
・分析についてアドバイスしたい
上記のような方におすすめです!
前回の決算については、以前ブログにて紹介しました。
こちらの記事を読むと、業績の推移が分かりやすく、今回の記事が理解しやすくなります。
では、早速行ってみましょう!
現在のチャート確認
下のチャートをご覧ください。
現在のプレイドのチャートです。
![](https://plainmr-blog.com/wp-content/uploads/2021/05/c69178ceeedea355562c463c5af6813a-1024x432.png)
株価は最近の相場の影響を受けて大きく下げ続けています。
特に今は、グロース株には厳しいです。
したがって、プレイドは株価を下げてしまっている状況です。
そんな最中の決算発表で、翌日にさらに下げてしまい、一時ストップ安です。
これは相場の影響に加えて、決算の問題でしょう。
この相場の理由に関しては、下の記事で解説しています。
こちらを読むと、日本株が「なぜ下げたのか?」だけでなく、「今、買い時なのか?」も分かります。
ぜひ読んでみてください。
では、今回の決算内容を確認しましょう。
決算内容
決算のみどころ
当ブログでは、今後成長が期待できる銘柄の一つとしてもプレイドをみています。
したがって、一番重要視したいのが「成長性」に関してです。
そのため、下記の項目に着目します。
項目としては、
・損益(売上や利益)
・投資(事業拡大)
・ニュース(事業拡大、新規事業について)
について着目していきます。
もちろん、他のバランスシートやキャッシュ・フローも大切です。
そこにも目を通しますが、この記事では重視するところを取り上げていきます。
損益
直近では、2021年9月期の第2四半期決算が発表されました。
短信では、売上や利益が累計で出されています。
当ブログでは、四半期ごとの売上や利益を算出し、前年と比較しています。
下の表をご覧ください。
四半期ごとに
・売上、営業利益、経常利益、純利益
・各対前年比(%)
・各累計計画対比進捗率(%)
を算出しています。
![](https://plainmr-blog.com/wp-content/uploads/2021/05/3f16000420f58825e33473ae21e5da62-1024x429.png)
まず、注目していただきたいのが、進捗率です。
営業利益・経常利益・純利益は小さい、またはマイナスなので無視します。
売上の進捗率は、2Q時点で49%です。
前年度の進捗率は、22%/46%/72%/100%(1Q/2Q/3Q/4Q)なので、前年を上回る数値なので順調と言えます。
次に注目したいのは、四半期ごとの売上です。
プレイドは、95%程度がストック型の収益です。
それもあり、2020年度の1Qから四半期ごとに売上が増加していることがわかります。
これは堅調なので、好感が持てます。
ここまでは、株価が下がるような点は見えません。
続いて、今後の成長できる基盤があるか、KPIについても確認しておきましょう。
KPI
成長性があるか確認するために、KPIについても確認しておきます。
プレイドの成長で大切になるのは、契約件数と契約単価の増加です。
プレイドの売上は約96.2%がサブスクで成り立っています。
そのため、「売上 = 契約件数 × 契約単価」でざっくりとした売上は計算できてしまいます。
こちらのどちらもが伸びれば、成長性が高いと言えます。
下図をご覧ください。
こちらは2021年度第2四半期決算説明資料から引用しました「契約件数および契約単価」です。
![](https://plainmr-blog.com/wp-content/uploads/2021/05/5050350cd1f5076b0aef72565bcff313.png)
見て分かるように、契約件数と契約単価のどちらも毎四半期増加しています。
契約単価は堅調で好感が持てます。
しかし、気になるのは、契約件数の増加数です。
四半期で8件増加というのは、前四半期に比べて、少なく感じます。
原因としては、新規契約件数が減少し、解約件数が増加したためのようです。
他にも市場やビジネスアップデート、長期財務モデルなど、気になる部分はたくさんありましたので、ぜひ決算資料を読んでみてください。
最後に、株価が急落した理由を分析します。
株価急落の理由
プレイドは、成長株として投資家たちから見られています。
さらに、2020年末にIPOしてから間もないです。
これはどういう事かというと、ちょっとでも成長性に懸念があると、投資家たちは離れてしまいます。
長い間上場し、成長性のある銘柄であれば、少しの懸念であれば、そこまで株価は崩れません。
それは「また成長性を取り戻す」という信頼があるからです。
しかし、上場して間もないプレイドには、まだそのような信頼を得られてません。
加えて、現在はグロース株には厳しい相場です。
成長性がなく、割高な株は切られます。
そのため、今回のKPIである「契約件数の伸びの悪さ」が成長性に対しての懸念になってしまい、株価は大幅下落してしまいました。
まとめ
以下、今回の記事のまとめです。
<決算内容>
・業績は堅調、売上高進捗率好調
ー 四半期ベースの売上も堅調
<株価急落の理由>
・相場の影響 + KPIの伸び
ー グロース株には厳しい相場
ー 加えて、契約件数の伸びの悪さから手放す投資家が出てきた
みなさんは、どうお考えですか?
さいごに
今回は、ストップ安になったプレイドの決算発表を分析しました。
業績が順調なだけ、少し惜しい感じがしています。
相場が良ければ、ここまで株価は下がることはなかったはずです。
タイミングが悪かったのもあります。
次回の決算でKPIが回復すれば、また株価は上がるでしょう。
それくらいのポテンシャルはある銘柄だと感じています。
いかがでしたか?
参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?
今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!
株式投資に絶対はありません。
ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。
他の銘柄の最新決算分析を読みたい場合は、下の記事でまとめています。
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ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
「投資を始めたい」「サラリーマンでも投資できるかな」「小型株始めたいな」という方の参考になれば幸いです!
これからも、どうぞよろしくお願いいたします!
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