【成長鈍化か】株価低迷セラクの決算分析!今後の成長性について解説

【成長鈍化か】株価低迷セラクの決算分析!今後の成長性について解説投資・トレード
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どうもこんにちは、ヒラです。

みなさんは、セラクという銘柄はご存知ですか?

セラクは、IT基盤システムの構築やIoT・AI技術などのIT技術により顧客のDX化を支える企業です。特に最近では、一次産業のDX化サービスにシェア拡大に取り組んでいます。社会のDX化の流れが後押しになり、今後の成長が期待できる銘柄の一つです。

そんなセラクですが、先日の4/13の取引時間後に決算発表があり、少し成長性に気になる点がありました。そのせいもあってか、株価は最近安定していませんね。相場もせいもありますが、むしろ株価低迷しています。

というわけで今回は、株価低迷中のセラクの決算分析をし、成長性について解説していきます。

この記事は、
・分析の仕方を知りたい
セラクについての情報を共有したい
・意見交換したい
・分析についてアドバイスしたい

上記のような方におすすめです!

前回の決算内容については下の記事で分析しました。業績の推移が分かり、今回の記事もより分かりやすくなります。ぜひ、こちらもご確認ください。

では、早速行ってみましょう!

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株価チャートを確認

下のチャートをご覧ください。こちらは直近6ヶ月のセラクの株価日足チャートです。

直近6ヶ月のセラクの株価日足チャート

見ての通り、11月中旬からずっと株価下落が続いています。これはグロース株の相場悪化したためです。このグロース株相場の悪化の主な理由は下記のとおりです。

<相場悪化の原因>
・日本での金融所得課税増税が話題に
 ー 株式投資離れ、今のうちに手仕舞いする投資家の増加
・米国でのインフレ加速、テーパリング早期化
 ー 利上げ早期化
 ー 米国長期金利上昇
 → 株式のリターンに対して相対的評価低下
ウクライナの地政学的リスク
 ー ロシアからヨーロッパへの原油・天然ガスの経由地であるウクライナで、戦争勃発か?
 ー ロシアからのエネルギー供給減予測
 → 世界エネルギー価格高騰
 → コロナ感染拡大と併せて、世界経済にダブルパンチ

上記のことから、特にグロース株相場が悪化しています。軒並み株安になっており、もちろんグロース株であるセラクも、もれなく株価は下がってしまったというわけです。

世界的な株安になり、下げに下げましたが、ようやく3月に株価は底打ちしました。そして少し株価が戻ってきた中、4/13の取引時間後に決算発表がありました。その後、一度はあげたものの、株価は再度下落。相場のせいもありましたが、決算の影響もあったのでしょうか?

では、今回の決算内容を確認しましょう。

決算内容

決算のみどころ

当ブログでは、今後成長が期待できる銘柄の一つとしてもセラクをみています。したがって、一番重要視したいのが「成長性」に関してです。そのため、下記の項目に着目します。

項目としては、
・損益(売上や利益)
・投資(事業拡大)
・ニュース(事業拡大、新規事業について)

について着目していきます。

もちろん、他のバランスシートやキャッシュ・フローも大切です。そこにも目を通しますが、この記事では重視するところを取り上げていきます。

業績

直近では、2022年8月期の第2四半期決算が発表されました。

短信では、売上や利益が累計で出されています。当ブログでは、四半期ごとの売上や利益を算出し、前年と比較しています。下の表をご覧ください。

四半期ごとに
・売上、営業利益、経常利益、純利益
・各対前年比(%)
・各累計計画対比進捗率(%)

を算出しています。

セラクの四半期業績推移

では、上の表をもとに注目ポイントを絞って解説していきます。

進捗率

では、まず注目していただきたいのが、進捗率です。

売上/営業利益/経常利益/純利益の順に、進捗率が45/25/37/37%です。利益に関しては、成長投資をしているため一時的に低い値が出てしまうことは仕方ないでしょう。しかし、売上高に関しては、例年よりも少し低い水準です。いつも業績予想ギリギリなので、この例年より少しペースが遅れているのは、業績予想達成に対して心配になります。

四半期ごとの売上

次に注目していただきたいのが、四半期ごとの売上です。下図も併せてご覧ください。こちらは決算説明資料にありました「四半期連結売上高推移」です。

セラクの四半期連結売上高推移

前年の2Qと比べると+17%と、まずまずの成長率です。四半期売上高で見ると、過去最高額です。三四半期連続の増収です。

今は、大きな成長投資をしていることで売上高が増加しているだけかもしれません。これが成長投資を削減して、売上高が減るようではいけません。また次回の決算でも要チェックです。

セグメント別でも確認しておきましょう。

セグメント別

セグメント別の四半期ごとの売上・利益も見ていきましょう。下の表をご覧ください。
・セグメント別の四半期売上、累計売上、四半期利益、累計利益
・累計対前年比(%)
・セグメント比率(%)

上記のことを載せています。

※今年度から元々DXセグメントに含まれていた「みどりクラウドセグメント」が単独で記載されるようになりました。

メインセグメントであるSI事業は、増収になりました。これは下図にあります「エンジニアの推移」が鍵です。SIエンジニア数と四半期ごとの売上が連動していることが分かります。1Qでは、エンジニア数が過去最高の2,100人を超えて、売上高も過去最高額です。

しかし、その分採用のために投資したので、利益は前年よりも減少してしまっています。

そして成長を期待されているDX事業ですが、今期からDX事業とみどりクラウド事業に分かれてしまいました。従来のDX事業でセグメント売上高を見てみると、1003+83=1086百万円です。前年2Qが966百万円だったので、+12.4%の成長です。高い成長にも見えますが、前年度は+30%以上の成長ばかりでしたので、成長鈍化しているように見えます。

また、みどりクラウド事業はアグリテックとして投資家から注目されているのに、未だ成長が見えていません。これを待ち望んでいる投資家は多いはずですが。

せっかくSI事業が成長の兆しがあるのに、成長期待されていたDX事業が成長鈍化。これは投資家からしたら今後が心配になりますね。

他にも決算資料には、成長ビジョンや採用活動状況など、気になる部分はたくさんありましたので、ぜひ決算資料を読んでみてください。

では続いて、成長性について、解説します。

セラクの成長性

では上述してきたことも含め、セラクの成長性について解説しましょう。下図はセラクが公表している「中期経営ビジョン」です。

セラク、中期経営ビジョン

この図にある「2025年度に売上高500億円」に対しての成長率に関しては、前回の分析で解説しましたので、そちらをご覧ください。

今回の記事で着目するのは、「安定したニーズが〜と、DXシフトによる高利益率・高成長率を両立する事業展開」という部分です。

ここで感じたのでは、今回の決算をみると、「DX事業の成長鈍化が見えて高成長率ではないのでは、このままでDXシフトできるのか」という懸念です。中期経営計画が少し不安になってしまいました。M&AでDX事業を補っていくかもしれませんが、どんなところとM&Aするかがとても重要になりそうです。

また、期待されている「みどりクラウド事業」はなかなか成長していません。そこも含めて、成長性について鈍化懸念があります。

まとめ

以下、今回の記事のまとめです。

<決算内容>
・四半期ベースの売上高が過去最高額
・売上高進捗率は例年より低い
・SI事業は過去最高四半期売上高
 ー 成長投資のおかげ
・DX事業の成長鈍化

<成長性>
・高利益率のDX事業の成長鈍化懸念
・期待されているみどりクラウド事業はなかなか伸びてこない
 ー 成長鈍化懸念

みなさんは、どうお考えですか?

さいごに

今回は、株価低迷中のセラクの決算分析をし、成長性について解説しました。

当ブログとしては、少し物足りない決算でした。成長鈍化懸念です。やはりグロース株狙いなので、そこにはデリケートになってしまいます。事業内容も競合が多くなってきたので、そのせいもあるかもしれませんね。成長率が戻ってきたり、M&Aがうまくいきそうだったら、投資したいですがそれまでは様子見です。とりあえず次回の決算の成長率に注目です。

いかがでしたか?参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?

今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!

株式投資に絶対はありません。ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。

他の銘柄の最新決算分析を読みたい場合は、下の記事でまとめています。

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ぜひ、他の記事もご覧ください!

当ブログでは、注目銘柄の目標株価を算出しています。気になる方は、下の記事をご覧ください。

また、当ブログでは「小型成長株投資」をメインにしています。サラリーマンの方にオススメできる小型成長株投資法の解説については、下の記事からどうぞ。

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これからも、どうぞよろしくお願いいたします!

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