【QDレーザ】決算発表を分析！注目の将来有望な半導体銘柄！

どうもこんにちは、ヒラです。

みなさんは、QDレーザという銘柄はご存知ですか？
世界で唯一量産化に成功した量子ドットや、超高歪量子井戸などの独自技術を持っている企業です。
最近注目されているテーマである半導体銘柄で、かつ、2021年2月にIPOしたばかりで、投資家からの注目を集めています。
そんなQDレーザですが、5/13に決算発表があり、翌日株価は大きく下がってしまいました。
しかし、最近は株価が反発しています。

どんな決算だったのでしょうか？
そして、株価はなぜ反発したのでしょうか？

今回は、注目の半導体銘柄であるQDレーザの決算発表と決算発表後の株価の値動きを分析していきます。

→最新の決算分析については、下の記事で解説しています。
　最新の決算分析を読みたい方は下からどうぞ。

この記事は、
・分析の仕方を知りたい
・QDレーザについての情報を共有したい
・意見交換したい
・分析についてアドバイスしたい
上記のような方におすすめです！

QDレーザの概要や他の半導体銘柄の概要については、以前記事で解説しています。
下の記事を読むと、今回の記事が分かりやすくなります。

では、早速行ってみましょう！

現在のチャート確認
決算内容
株価値動きの理由
まとめ
さいごに

現在のチャート確認

下のチャートをご覧ください。
現在のQDレーザのチャートです。

2月にIPO（新規上場）し、株価は急上昇しました。
その後高値をつけた後、下がったり上がったりを繰り返しています。
5/13に決算発表があり、その翌日には相場の影響もあってか、株価は下がりました。
しかし、さらに翌日から上げ続けています。

この相場の理由に関しては、下の記事で解説しています。
こちらを読むと、日本株が「なぜ下げたのか？」だけでなく、「今、買い時なのか？」も分かります。
ぜひ読んでみてください。

今回は、どんな決算だったのでしょうか。
そして、なぜ翌日に株価は下がってしまい、さらに翌日から株価は上がり始めたのでしょうか？

では、今回の決算内容を確認しましょう。

決算内容

決算のみどころ

当ブログでは、「成長できる銘柄かどうか」でQDレーザをみていきます。
したがって、一番重要視したいのが「成長性」に関してです。
そのため、下記の項目に着目します。

項目としては、
・損益（売上や利益）
・投資（事業拡大）
・ニュース（事業拡大、新規事業について）
について着目していきます。

もちろん、他のバランスシートやキャッシュ・フローも大切です。
そこにも目を通しますが、この記事では重視するところを取り上げていきます。

損益

直近では、2021年3月期の通期決算が発表されました。

短信では、売上や利益が累計で出されています。
当ブログでは、四半期ごとの売上や利益を算出し、前年と比較しています。
下の表をご覧ください。
四半期ごとに
・売上、営業利益、経常利益、純利益
・各対前年比（％）
・各累計計画対比進捗率（％）
を算出しています。

2021年2月にIPO（新規上場）したばかりなので、データが少ないですが分析していきます。

まず注目していただきたいのが、今期業績予想です。
各利益に関しては、投資フェーズのために、まだ赤字なので無視します。
売上高に着目すると、来期は+41%成長が予想されています。
これは投資家に好感が持たれるでしょう。

次に注目していただきたいのが、進捗率です。
ここも売上高だけに着目します。
今期予想に対して、92%と予想未達でした。
これは、逆に嫌気をもつことになるはずです。

セグメント別についても確認しておきましょう。

セグメント

では、セグメント別の四半期ごとの売上・利益も見ていきましょう。

下の表をご覧ください。
・セグメント別の四半期売上、四半期利益
・対前年比（％）
・セグメント比率（％）
上記のことを載せています。

メインセグメントはレーザデバイス事業です。
4Qの利益は売上原価率上昇、開発受託立ち上げと新製品の試作および知財取得による費用増加等により利益率は低下したようです。
アイウェア事業の方は、立ち上げ途上のために開発費を中心に固定費負担がまだ大きくなっている状態です。
今後成長期待しているのはこちらの事業です。
しかし、まだ成果はあまり見られませんね。

他にも成長ポテンシャルや市場規模など、気になる部分はありましたので、ぜひ決算資料と中期経営計画を読んでみてください。
では、最後に株価への影響はどうなるか考えてみました。

株価値動きの理由

今回の決算は、業績の数値だけ見れば、投資家には賛否分かれるはずです。

決算翌日に株価が下がったのは、業績予想未達と相場影響のためでしょう。
今の相場はグロース株には厳しい相場です。
グロース株であるQDレーザも、その影響を大きく受けてしまったということです。

その後、さすがに下がりすぎた株価を見て株を買いたい投資家が多く現れたのです。
そのため、最近の株価は上がってきているのです。
将来性の高さも感じられますね。

まとめ

以下、今回の記事のまとめです。

＜決算内容＞
・今期業績予想未達
・来期業績予想は高い売上成長率
　ー成長性あり

＜株価への影響＞
上記の決算内容の反応が株価に影響
→相場の影響が大きく、決算発表翌日は株価下落
→その大幅下落を見て、中長期投資家が株を購入し、株価上昇

みなさんは、どうお考えですか？

さいごに

今回は、注目の半導体銘柄であるQDレーザの決算発表を分析しました。

当ブログとしては、注目している銘柄の一つです。
まず、半導体は長期的に市場成長が見込まれています。
投資家たちから注目されているその半導体銘柄の中で、比較的小型株であり、成長性も見えています。
小型成長株としては注目せざるを得ません。
今後も監視を続けていきたいと思います。

いかがでしたか？
参考になりましたか？
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか？

今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです！

株式投資に絶対はありません。
ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください！
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。

他の銘柄の最新決算分析を読みたい場合は、下の記事でまとめています。

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