どうもこんにちは、ヒラです。
みなさんは、NexToneという銘柄はご存知ですか?
当ブログとしては、テンバガーの可能性がある銘柄の一つとして注目しています。。
そのNexToneは、2/10に決算発表がありました。
さて、この株価にどう影響するでしょうか。
今回は、テンバガー候補銘柄のNextoneの決算発表を分析していきます。
この記事は、
・分析の仕方を知りたい
・NexToneについての情報を共有したい
・意見交換したい
・分析についてアドバイスしたい
上記のような方におすすめです!
この銘柄については、以前ブログにて紹介しました。
銘柄の概要や事業内容・注目理由については下の記事をご覧ください。
こちらの記事を読んでから、本記事を読むと理解しやすくなります。
では、早速行ってみましょう!
現在のチャート確認
下のチャートをご覧ください。
現在のNexToneのチャートです。
![](https://plainmr-blog.com/wp-content/uploads/2021/02/09bcb8a78b29ed3a06027d42b05a5d85-1024x499.jpg)
コロナショック後から、株価は上がり、その後は波打ちながらもみ合い状態が続いております。
11月の2Q決算発表では、好調だったにも関わらず、上昇はせず、横ばいになってしまいました。
2Q決算発表の決算については、下の記事で解説しています。
大株主の売却もあってか、徐々に下がり始め、一度を底をつけました。
では、今回の決算内容を確認しましょう。
決算内容
決算のみどころ
当ブログでは、テンバガーになる可能性のある銘柄の一つとしてNexToneをみています。
したがって、一番重要視したいのが「成長性」に関してです。
そのため、下記の項目に着目します。
項目としては、
・損益(売上や利益)
・投資(事業拡大)
・ニュース(事業拡大、新規事業について)
について着目していきます。
もちろん、他のバランスシートやキャッシュ・フローも大切です。
そこにも目を通しますが、この記事では重視するところを取り上げていきます。
損益
直近では、2021年3月期の第3四半期の決算が発表されました。
短信では、売上や利益が累計で出されています。
当ブログでは、四半期ごとの売上や利益を算出し、前年と比較しています。
下の表をご覧ください。
四半期ごとに
・売上、営業利益、経常利益、純利益
・各対前年比(%)
・各累計計画対比進捗率(%)
を算出しています。
![](https://plainmr-blog.com/wp-content/uploads/2021/02/ef49fd689f0e164cc9c8440bbe4eea5c-1024x388.png)
まず、先に述べておかなければならないのは、今回の決算発表と併せて、今期予想の上方修正がされました。
上の表は上方修正された数値を入れてます。
上方修正の内容は下図をご覧ください。
こちらは今回の決算説明資料から抜粋しました「上方修正」についての資料です。
![](https://plainmr-blog.com/wp-content/uploads/2021/02/16e9f0956323f744b4a7ccfac28597b2-1024x706.jpg)
前回発表時から比べると営業利益、経常利益、純利益が大きく増加しています。
この3Qのタイミングでの上方修正なので、通期決算ではほぼこの数字になると言ってよいでしょう。
となると、前年度実績と今期予想を比べると、非常に高い成長率ということがわかります。
これは投資家は好感を持つことになるでしょう。
どのセグメントが伸びているのか、セグメント別について確認しておきましょう。
セグメント
では、セグメント別の四半期ごとの売上・利益も見ていきましょう。
下の表をご覧ください。
・主な事業内容
・セグメント別の四半期売上、四半期利益
・対前年比(%)
・セグメント比率(%)
上記のことを載せています。
![](https://plainmr-blog.com/wp-content/uploads/2021/02/ba93f1968c5bc3f46e55069753e9cec4-1024x849.jpg)
メインセグメントである著作権管理等事業が大きく収益を伸ばしていることがわかります。
これには主に2つの理由があります。
1)巣篭もり需要によるストリーミング音楽配信市場の拡大と動画配信サービス市場の伸長
2)大型タイトルのリリースの影響に加えて、管理楽曲数・取扱原盤数が順調に増加
以上のことが要因のようです。
KPIについても確認しておきましょう。
KPI
ここでは、特に著作権管理楽曲数と取扱原盤数の推移を確認しましょう。
下図をご覧ください。
こちらは、今回の決算説明資料から抜粋しました「事業規模の推移」です。
![](https://plainmr-blog.com/wp-content/uploads/2021/02/89336daeda1d8c44cb28e4b4e22b7732-1024x704.jpg)
どちらも堅調であることがわかります。
さらに、3Q時点で新規楽曲数も前年度よりも上がっているので、管理楽曲数の増加が加速しているといえます。
成長の基盤を感じられます。
さらに今後の戦略についても確認しておきましょう。
今後の戦略
今後の成長に関わる戦略について確認します。
下図をご覧ください。
こちらは今回の決算説明資料にありました「戦略対応の進捗状況」の資料です。
![](https://plainmr-blog.com/wp-content/uploads/2021/02/ae3ce60af4e77d3a12c107f97a75c841-1024x701.jpg)
海外権や演奏権、さらにホームエンタテイメントへの配信と今後も事業拡大しそうです。
さらなる収益の増加が期待できそうですね!
今回の決算説明資料には、他にも強みや事業内容、市場などの注目するところが沢山ありましたので、ぜひ一度読んでみてください。
では、最後に株価への影響はどうなるか考えてみました。
株価への影響
今回の決算は、投資家には好感を持つはずです。
したがって、短期的には、株価は上がることが推測できます。
業績が好調、さらにKPIも堅調で、今後の戦略まであるという、文句なしです。
NexToneはストックビジネスなので、来期も期待できそうです。
さらには、市場としても寡占化できる可能性を秘めているので、当ブログとしては長期的にも期待しています。
まとめ
以下、今回の記事のまとめです。
<決算内容>
・上方修正、業績好調、KPI順調
・今後の戦略
ー 文句なしの決算発表
<株価への影響>
上記の決算内容の反応が株価に影響
→短期的に株価は上がる
ー 長期的にも期待できる決算発表
みなさんは、どうお考えですか?
さいごに
今回は、テンバガー候補銘柄のNextoneの決算発表を分析しました。
当ブログとしては、満足のいく決算だと感じました。
この決算をみて好感を持たない投資家はいないのではないでしょうか?
そうではありますが、PERは高水準ではあるので、急落には気をつけなければなりません。
油断せず、気を引き締めて、投資には臨みましょう。
いかがでしたか?
参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?
今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!
株式投資に絶対はありません。
ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。
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