【ストップ安】識学の決算分析!株価大幅下げの理由を解説

【ストップ安】識学の決算分析!株価大幅下げの理由を解説投資・トレード
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どうもこんにちは、平凡サラリーマン投資家のヒラです。

みなさんは、識学という銘柄をご存知ですか?

識学は、「成果の上がる組織をつくる」ためのコンサルをする会社です。マネジメント理論によって、企業の売上向上や離職率低下などに貢献します。最近では、Bリーグチームを買収し、識学理論を用い、事業再生・成長を目指します。

そんな識学では、今日12/30の日中に決算発表があり、後場に入って株価は大幅に下がり始めました。そして、引けではストップ安で終えました。どれほど悪い決算だったのでしょうか?

というわけで今回は、決算発表後に株価ストップ安になった識学の決算分析をし、株価が大幅に下げた理由を解説していきます。

この記事は、
・分析の仕方を知りたい
・識学についての情報を共有したい
・意見交換したい
・分析についてアドバイスしたい
上記のような方におすすめです!

前回決算の分析については以前の下の記事で解説しました。こちらも読んでから、今回の記事を読むと、これまでの業績の推移などが分かり、より理解しやすくなります。ぜひ、こちらもご確認ください。

では、早速行ってみましょう!

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株価チャートを確認

まず、下のチャートをご覧ください。こちらは直近6ヶ月の識学の日足チャートです。

直近6ヶ月の識学の日足チャート

8月中旬まで、株価はずっと右肩下がりだったことがわかります。特に、前回の決算発表後、大きく株価は下がっていました。その大幅下げの理由はこちらの記事で解説しています。その後の8月下旬からは日本株相場が良くなり、識学もつられて上がり始めました。

そして、9/30に決算発表があり、株価は急上昇しました。さらにその翌日の10/1にも株価は大幅上昇し、そのまま500円以上も株価が上がりました。その理由については、前回の記事で解説しています。

その後は、日本株市場の不安定さをそのまま受けて、大きく波打っていました。

そして、今日の日中の決算発表で、株価は急降下。今日だけで500円下げとなる、ストップ安になってしまいました。前回の決算では業績好調から株価急上昇下にも関わらず、今回の決算で一転してしまいました。一体どんな決算だったのでしょうか?

では、今回の決算内容を確認しましょう。

決算内容

決算のみどころ

投資家たちは、今後成長が期待できるグロース株の一つとして、識学を見られています。したがって、一番重要視したいのが「成長性」に関してです。そのため、下記の項目に着目します。

項目としては、
・損益(売上や利益)
・投資(事業拡大)
・ニュース(事業拡大、新規事業について)

について着目していきます。

もちろん、他のバランスシートやキャッシュ・フローも大切です。そこにも目を通しますが、この記事では重視するところを取り上げていきます。

業績

直近では、2022年2月期の第3四半期決算が発表されました。

短信では、売上や利益が累計で出されています。当ブログでは、四半期ごとの売上や利益を算出し、前年と比較しています。下の表をご覧ください。

四半期ごとに
・売上、営業利益、経常利益、純利益
・各対前年比(%)
・各累計計画対比進捗率(%)

を算出しています。

識学、業績推移

こちらの表をもとに、ポイントを絞って解説します。

進捗率

まず、注目していただきたいのが、進捗率です。

3Q時点で、売上高/営業利益/経常利益/純利益の順で、74/69/75/92%と順調です。これまでの実績から見ても、通期業績予想を上回りそうな勢いです。これは好感が持てますね。

四半期ごとの売上高

次に、注目していただきたいのが、四半期ごとの売上です。

過去の実績から見て、過去最高額です。前年比でも+38%と非常に高い成長率です。しかし、前四半期では+77%、前々四半期は+98%と比べると少し見劣りしてしまいますね。それでもまだ高い成長率ではあるので、グロース株投資家としては好感が持てます。

セグメント別でも確認しておきましょう。

セグメント別

セグメント別の四半期ごとの売上・利益も見ていきましょう。下の表をご覧ください。

こちらは決算説明資料にありました「セグメント別業績概況」についての資料です。

識学、セグメント業績推移

図を見ての通り、メインセグメントである組織コンサルティング事業は過去最高の売上を出しました。この理由としては、プラットフォームサービス「基本サービス」契約社数は計画以上の推移していることが要因のようです。

ここで、組織コンサル事業を詳しく見てみます。下図をご覧ください。こちらは今回の決算説明資料にありました「組織コンサルティング事業の売上高推移」です。

識学、組織コンサル事業の売上高推移

図を見ての通り、着実に売上高が伸びていますね。プラットフォームサービスはストック型の収益モデルということもあり、四半期でも月次でも積み上がっています。これは好感が持てます。しかし、マネジメントコンサルティングサービスが伸びていませんね。全体売上の半分以上を占めるサービスが伸び悩んでいるのは、少し不安になりますね。これはフロー型の収益モデルのため、仕方ない部分もありますが。

また、他のセグメントがまだスポーツエンタメや受託開発などはまだ収益に期待できていません。識学の成長は、今後のサブセグメントの成長が鍵になりそうです。

成長基盤があるかどうか、KPIについても見ておきましょう。

KPI

下図をご覧ください。こちらは今回の決算発表でありましたメイン事業である「組織コンサルティング事業のKPI」についての資料を抜粋しました。

識学、組織コンサル事業のKPI1

講師人数は増えているものの、「講師一人当たりの売上高」は減っています

ここで、ポテンシャルである「講師数×講師一人当たりの売上高」を比較します。前四半期が「3.6×53=190.8(百万円)」に対して、今四半期は「3.8×69=262.5(百万円)」と大きく増加しました。しかし、前四半期「4.1×65=266.5(百万円)」と前四半期よりも減ってしまいました。

つまり、売上創出のポテンシャルが前四半期より下がってしまったのです。

識学、組織コンサル事業のKPI2

こちらの図からは、契約者数も増えていることがわかります。しかし、新規契約社数が2四半期連続で減っていますね。これもあり、マネジメントコンサルティングサービスが伸び悩んでいる原因でしょう。

プラットフォームサービスのKPIである「基本サービス契約社数」は堅調です。これがプラットフォームサービスが好調である証拠ですね。

他にもビジネスモデルや今後の成長戦略など、気になる部分はたくさんありましたので、ぜひ決算資料を読んでみてください。

では続いて、株価がなぜストップ安になるほど、大幅に下がったのか解説していきます。

ストップ安になるほど大幅下落の理由

ストップ安になるほど大幅下落した理由は下記の通りです。

<ストップ安になるほど大幅下落した理由>
・メインサービスの成長鈍化懸念
 ー 売上の半分以上を占めるマネジメントコンサルティングサービスの伸び悩み
 ー 売上創出のポテンシャルが前四半期より低下
 ー 新規契約社数が2四半期連続で減少

上記のことから、「中期目標の達成も危ないのでは?」と懸念が出てきたのでしょう。ちなみに、「今後の成長戦略」は下図の通りです。

非常に高い成長率が計画として立てられています。これが実現した時の目標株価を考えれば、現在の株価は割安に感じます。しかし、その実現が危うさを持ったので、年末である今日に損出し・利確が出てしまったということです。

ちなみに、「今後の成長戦略」から算出しました目標株価については、以前のこちらの記事で解説しています。ぜひ読んでみてください。

まとめ

以下、今回の記事のまとめです。

<決算内容>
・売上成長は依然高い
・進捗率も順調
メインサービスが成長鈍化懸念
ストック収益モデルのサービスは堅調

<ストップ安になるほど大幅下落した理由>
・メインサービスの成長鈍化懸念
 ー 売上の半分以上を占めるマネジメントコンサルティングサービスの伸び悩み
 ー 売上創出のポテンシャルが前四半期より低下
 ー 新規契約社数が2四半期連続で減少
中期目標達成の実現できるか懸念
→年末という時期もあり、損出し・利確が多く出た

みなさんは、どうお考えですか?

さいごに

今回は、決算発表後に株価ストップ安になった識学の決算分析をし、株価が大幅に下げた理由を解説しました。

当ブログとしても、好決算に感じました。そして、厳しいと感じていた「今後の成長戦略」も現実味が増してきましたね。これは投資チャンスかもしれません。

いかがでしたか?参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?

今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!

株式投資に絶対はありません。ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。

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