【トリケミカル】半導体関連銘柄、新興株50選出!成長性を解説!

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どうもこんにちは、ヒラです。

みなさんは、トリケミカル研究所という銘柄はご存知ですか?
この企業は先端半導体製造に必要な化学材料を多品種少量生産しています。
今トレンドである半導体関連銘柄と言えます。

そんなトリケミカル研究所ですが、四季報オンライン新興株50に選出されました。
新興株50とは、期待の成長株の中でも、人気の高い銘柄のことです。

というわけで今回は、新興株50に選出されました注目トレンド「半導体関連銘柄」のトリケミカル研究所の成長性を解説していきます。

この記事は、
・分析の仕方を知りたい
トリケミカル研究所についての情報を共有したい
・意見交換したい
・分析についてアドバイスしたい
上記のような方におすすめです!

では、早速行ってみましょう!

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現在のチャート確認

下のチャートをご覧ください。
現在のトリケミカル研究所のチャートです。

2021年1月後半から株価は下がり続けていることがわかります。
これは他のグロース株でも同じようなチャートをしているので、やはりトリケミカル研究所もグロース株であると言えます。

では、成長性を測るために、直近の決算内容を確認しましょう。

決算内容

決算のみどころ

当ブログでは、「成長できる銘柄かどうか」でトリケミカルをみていきます。
したがって、一番重要視したいのが「成長性」に関してです。
そのため、下記の項目に着目します。

項目としては、
・損益(売上や利益)
・投資(事業拡大)
・ニュース(事業拡大、新規事業について)

について着目していきます。

もちろん、他のバランスシートやキャッシュ・フローも大切です。
そこにも目を通しますが、この記事では重視するところを取り上げていきます。

損益

直近では、2022年1月期の第1四半期決算が発表されました。

短信では、売上や利益が累計で出されています。
当ブログでは、四半期ごとの売上や利益を算出し、前年と比較しています。
下の表をご覧ください。
四半期ごとに
・売上、営業利益、経常利益、純利益
・各対前年比(%)
・各累計計画対比進捗率(%)

を算出しています。

まず、着目したいのは、営業利益率です。
高い時は、30%程度もありますし、例年25%以上もあります。
これは高い数値であり、最近よくあるSaaSビジネスでもここまで高い銘柄はありません。

次に注目していただきたいのが、売上成長率です。
売上はトップラインと言われ、これが伸びないと、利益も伸びてきません。
なので、成長株を見るときは売上成長率を見ることが重要です。
トリケミカル研究所を見てみると、毎年10%前後とさほど高いとは言えません
他のグロース株の方が、高い成長率の銘柄があります。
ただ、毎年伸びているのは好感を持てます。

他にも前年度の通期をみると、過去最高収益を更新しています。
成長の堅実性がわかります。

中期経営計画についても確認しておきましょう。

中期経営計画

下図をご覧ください。
こちらは2021年度の通期決算説明資料にありました「中期経営計画」についての資料です。

見ての通り、毎年成長はしていますが、2桁成長ではありませんね。
つまり、成長性は決して高くありません。
ただ、営業利益率の高さは健在です。

下図もご覧ください。
こちらは2021年度の通期決算説明資料にありました「中期経営計画重点戦略:地域戦略」についての資料です。

販売売上をみると、今後もどの地域も伸ばしていくことが分かります。
半導体生産地は日本→韓国→台湾と変遷しています。
今注目の、台湾の地域別販売実績を増やしていくことが、今後の成長にも関わってくることでしょう。
ただ、2023-2024年の伸びがいまいちに感じますね。
しかし、「半導体市場は長期的に拡大していく」と市場は見られています。
詳しくは、コチラのサイト「2050年までの世界半導体市場予測 ~人類の文明が進歩する限り成長は続くを参考にしてください。

以上のことより、成長性はあるものの、高い成長性とは言えませんね。
当ブログとしては、やはり売上の成長率を重視したいので、トリケミカル研究所は好みではないですね。
ただ、毎年伸びていますし、営業利益率も高いですし、半導体市場は長期的に拡大していくことから、成長に堅実性は感じられます。
したがって、これは投資家ごとの好みの違いになるでしょう。

まとめ

以下、今回の記事のまとめです。

<決算内容>
・毎年成長
・高い営業利益率
・前年通期決算をみると、最高収益を更新

<中期経営計画>
・2桁成長には至ってない
・高い営業利益率は維持
・毎年成長

<成長性>
高い成長性とは言えない
 ー しかし、毎年成長と高い営業利益率から成長性の堅実さがある

みなさんは、どうお考えですか?

さいごに

今回は、新興株50に選出されました注目トレンド「半導体関連銘柄」のトリケミカル研究所の成長性を解説しました。

当ブログとしては、物足りなかったです。
好みが違ったというだけで、高い営業利益率から見ても良い銘柄であることは変わりないです。
半導体関連銘柄であるので、これから半導体市場の規模が伸びれば、ここも伸びてくると推測できます。
今、注目すべきトレンドの新興株50なので、今後も監視を続けていきます。

いかがでしたか?
参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?

今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!

株式投資に絶対はありません。
ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。

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