どうもこんにちは、ヒラです。
みなさんは、プロレドという銘柄はご存知ですか?
経営コンサルティングをする企業です。
「コンサルかぁ」と思われるかしれませんが、世界的にも珍しい完全成果報酬型のコンサルティングです。
一般的にコンサルは固定報酬型なのです。
それもあってか、プロからも買われている銘柄の一つです。
そんなプロレドですが、現在は株価は低迷中です。
6/11に決算発表がありましたが、果たして株価はどうなるのか?
また、プロも買っている銘柄ではありますが、今後の将来性はどうなのでしょうか?
というわけで今回は、プロも買う有望な銘柄の一つであるプロレドの決算を分析して、今後の株価や将来性を解説していきます。
→最新の決算分析については、下の記事で解説しています。
最新の決算分析を読みたい方は下からどうぞ。
この記事は、
・分析の仕方を知りたい
・プロレドについての情報を共有したい
・意見交換したい
・分析についてアドバイスしたい
上記のような方におすすめです!
直近の決算分析については、以前ブログにて紹介しています。
こちらの記事を読むと、プロレドの業績の推移が分かり、今回の記事が理解しやすくなります。
では、早速行ってみましょう!
現在のチャート確認
下のチャートをご覧ください。
現在のプロレドのチャートです。
株価は昨年からずっと下げ続けています。
プロも買っている銘柄なので、期待しているのですが、ずっと株価は低迷中です。
前回の決算も良いとは言い切れるものでもなかったので、仕方がないでしょう。
今回の決算を機に、再び株価は上がり始めるでしょうか?
では、直近の決算内容を確認しましょう。
決算内容
決算のみどころ
当ブログでは、今後成長が期待できるかどうかという視点から、プロレドをみていきます。
したがって、一番重要視したいのが「成長性」に関してです。
そのため、下記の項目に着目します。
項目としては、
・損益(売上や利益)
・投資(事業拡大)
・ニュース(事業拡大、新規事業について)
について着目していきます。
もちろん、他のバランスシートやキャッシュ・フローも大切です。
そこにも目を通しますが、この記事では重視するところを取り上げていきます。
損益
今回は、2021年10月期の第2四半期決算が発表されました。
短信では、売上や利益が累計で出されています。
当ブログでは、四半期ごとの売上や利益を算出し、前年と比較しています。
下の表をご覧ください。
四半期ごとに
・売上、営業利益、経常利益、純利益
・各対前年比(%)
・各累計計画対比進捗率(%)
を算出しています。
<下方修正>
まず、お伝えしないといけないのが、今回の決算発表と併せて今期業績予想の下方修正がされました。
各利益が-30%程度下方修正されてしまいました。
これは、新規プロダクト開発費用のためです。
新たなプラットフォーム「Pro-Sign」の開発を開始したようで、今後SaaSサービスの展開を計画しているようです。
<進捗率>
注目していただきたいのが、進捗率です。
見ての通り、売上高から順に〜純利益まで、48/64/62/59%となりました。
各利益については下方修正されたこともあり、目安となる50%を上回っていますが、下期は上述しました開発コストがさらに増加するようなので、今回下方修正された通りか、もしくは、下回る可能性もあるでしょう。
<四半期ごとの売上>
次に注目していただきたいのが、四半期ごとの売上です。
前回の決算分析でお伝えしたように、通期業績の達成のためには、1,155百万円/Q程度必要になりました。
それを今回の決算では、1,211百万円/Qと超えてきました。
残りの3Q,4Qもこの水準でいけば、売上高は予想達成します。
プロレド自体は、下期は営業活動が正常化する見通しのようですので、同水準が期待できそうですね。
業績の下方修正はありましたが、業績を順調のようです。
下方修正の原因である新規プロダクトが今後どんな収益をもたらすのかが、プロレドの成長に関わってくることでしょう。
将来性を図るために、新規プロダクトについて確認しておきましょう。
将来性
今後の展望
まず、どうして新規プロダクトを開発しているのか、について確認します。
下図をご覧ください。
こちらは、今回の決算説明資料にありました「今後の展望」についての資料です。
プロレドとしては、将来的に、コンサルティングのDX化とSaaSとしての収益化を狙っているようです。
今までは、フロー型の収益ビジネスでしたが、それをストック型に移行したいということです。
そのために、現在、新規プロダクトを開発しているようです。
新規プロダクト
次に、新規プロダクトについて確認します。
下図をご覧ください。
こちらは、今回の決算説明資料にありました「プロダクトの主な機能」「プロダクト開発の狙い」についての資料です。
「Pro-Sign」はDXプラットフォームです。
主な機能としては、導入した企業のコストを分析することで見える化し、適正なコストを導き出します。
そうすることで、経営の透明化がされます。
短期中期的には、これを導入することで、これまで1か月かかっていたものが2日に短縮することで、大幅に効率化します。
長期的には、コンサル取引なしでも収益化できるようになります。
今後のスケジュールとしては、下記のように計画されています。
<導入スケジュール>
・2021年6月:ソフトローンチ
・2021年10月:50社導入
・2022年10月:200社導入
以上、要点だけピックアップしましたが、当ブログとしては特に期待はできませんでした。
プロレドとしては、フロー収益もストック収益も得られるようになるので、プラスかもしれません。
しかし、似たようなサービスは他社でもあるはずなので、他社と比べて優位性のあるサービスかどうかは現段階では測れませんでした。
この新規プロダクトは、将来性の塊で、企業に大きな変化をもたらすことがあります。
これによって、ものすごい成長を遂げる可能性だってあります。
ただ、当ブログはまだ確信を持てないので、もう少し様子を見ながら、見極めていきたいです。
株価への影響
上述してきましたことから、株価への影響を考えてみます。
当ブログとしては、下記のように感じています。
<株価への影響>
・今期業績予想の下方修正
・四半期売上は好調
・新プロダクトの開発
→株価は下がる
ー 業績の下方修正が新プロダクト開発に見合わないため
まとめ
以下、今回の記事のまとめです。
<決算内容>
・今期業績の下方修正
・四半期売上は好調
・新プロダクトの開発に投資
<株価への影響>
・上記の決算内容が株価に反映
・新プロダクトの開発
→株価は下がる
ー 業績の下方修正が新プロダクト開発に見合わないため
みなさんは、どうお考えですか?
さいごに
今回は、プロも買う有望な銘柄の一つであるプロレドの決算を分析して、今後の株価や将来性を解説しました。
成果報酬型のコンサルという強みが、新規プロダクト開発によって変わってしまうかもしれませんね。
企業としては変革の時かもしれません。
ただ、「そのサービスが良い」と確信が持てなかったので、飛び込めませんでした。
こういうタイミング飛び込んで、サービスが成功すれば、企業も投資家も大きな利益を得られるのでしょうが、判断できないので一度様子見します。
確信がある方は、買ってみると良いかもしれません。
いかがでしたか?
参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?
今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!
株式投資に絶対はありません。
ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。
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