どうもこんにちは、ヒラです。
決算発表シーズンでしたね!
みなさん、次のターゲット銘柄は見つかりましたか?
当ブログでは、小型成長株投資とスイングトレードをメインにしています。
この決算発表シーズンは新たな小型成長株を見つけるチャンスの時期でした!
企業が新たに業績予想や決算発表が出します。
その中で、たまに高い成長率や赤字から黒字化した銘柄が出てくることがあります。
ここが狙い目です!
今回は、当ブログがターゲットにした銘柄の決算発表を分析していきます。
第21弾は、プロレドについてまとめます。
この記事は、
・分析の仕方を知りたい
・プロレドについての情報を共有したい
・意見交換したい
・分析についてアドバイスしたい
上記のような方におすすめです!
今回の記事は、下の記事で説明しました銘柄選定法を用いています。
こちらの記事を読んでから、本記事を読むと理解しやすくなります。
では、早速行ってみましょう!
プロレド<7034>の概要
概要
プロレドのIRページです。
概要を下表のようにまとめました。
経営コンサルティングする会社です。
それも完全成果報酬型のコンサルティングです。
通常、固定報酬型のほうが多いコンサル企業ですが、ここは海外でも珍しい成果報酬型のコンサルティングをするのです。
注目する理由
まず、当ブログがなぜ、プロレドに注目したか理由を説明します。
下記の項目で、スクリーニングをかけました。
・上場年 :2015年以降(上場5年未満)
・時価総額:500億円未満(時価総額の低さ)
・成長性 :営業利益率 10%以上、売上成長率 20%以上
以上の項目で絞り、プロレドを見つけました。
高い成長性と営業利益率の高さに興味を持ちました。
事業内容は、コンサル業なので、営業利益率の高さには納得しました。
しかし、驚いたのは「成果報酬型」のコンサルだったことでした。
一般的に、成果報酬型は売上が安定しないので、固定報酬型が多いと聞いてましたので、気になりました!
決算内容の確認の前に、ビジネスモデルについて確認しておきましょう。
ビジネスモデル
上述しましたように、プロレドでは、成果報酬型のビジネスモデルをとっています。
その理由を調べたところ、IRの「個人投資家の皆様へ」のページでこんな資料がありました。
下図をご覧ください。
上図を見て分かるように、成果報酬型であるための
・参入障壁の高さ
・メリット
・業界の中でのポジショニング
が述べられています。
詳しくは下記の通りです。
・参入障壁の高さ
成果報酬型にすることで、売上が安定しない、クライアントとのくい違いで報酬がもらえない、報酬が入るまでに先行的に人件費がかかるなどのことが起こり得ます。
しかし、これは逆を言えば他社が入って来づらくなる参入障壁にもなりうるのです。
プロレドでは、成果を数値化したり、コンサルをシステム化するなどし、これらの課題を解決しました。
プロジェクトごとにPDCAを回し、データの蓄積、PEやビジネスパートナーによる営業経路確立により案件数が増加しているようです。
・成果報酬型のメリット
固定報酬型では、不景気になるとクライアントの予算がなくなり、依頼がなくなることがあります。
しかし、成果報酬型では、予算枠がなくても取り組めるために、不況時にはコスト削減要求が高くなるので、案件数が増加するようです。
したがって、景気の波を受けづらくなります。
・業界の中でのポジショニング
成果報酬型のため、クライアントに導入コストが発生しないため、固定報酬型のコンサルと比べ、導入しやすくなります。
そのため、他社と比べたら、幅広い規模の企業をターゲットにできます。
次に、直近の決算内容を確認していきましょう!
決算内容
決算のみどころ
当ブログでは、小型成長株として、プロレドを検討しています。
そこで一番重要視したいのが「成長性」に関してです。
もちろん、スクリーニングでは成長性の高さをわかりましたが、それが直近も維持されているか確認します。
項目としては、
・損益(売上や利益)
・投資(事業拡大)
・ニュース(事業拡大、新規事業について)
について着目していきます。
もちろん、他のバランスシートやキャッシュ・フローも大切です。
そこにも目を通しますが、ブログでは重視するところを取り上げていきます。
損益
2020年10月期の通期の決算が発表されました。
短信では、売上や利益が累計で出されています。
当ブログでは、四半期ごとの売上や利益を算出し、前年と比較しています。
下の表をご覧ください。
四半期ごとに
・売上、営業利益、経常利益、純利益
・各対前年比(%)
・各累計計画対比進捗率(%)
を算出しています。
今回の決算では、業績予想には純利益以外は届きませんでした。
しかし、業績の推移は堅調ですね!
コンサル業なので、営業利益率も約30%以上という高さです。
今期2021年度は利益の成長がいまいちですね。
これは、子会社の設立や株式会社知識経営研究所の子会社化が要因だと推測しています。
「子会社の損益がどれくらいになるか」がまだ明確になっていないために、前期実績よりもちょっと高めに設定したのではないでしょうか。
成長イメージ
ここでは、今後の成長イメージについて説明していきます。
下図をご覧ください。
こちらは第2四半期決算説明資料から抜粋しました「今後の成長イメージ」についての資料です。
成長イメージでは「売上高毎期約30%成長」と高い目標を掲げていますが、果たして実現性があるのでしょうか。
一度、これまでの売上成長率を確認してみましょう。
2019年度の実績:売上26.4億円(前期比 +60.0%)
2020年度の実績:売上32.7億円(前期比 +23.8%)
2021年度の予想:売上43.5億円(前期比 +33.0%)
これまでの実績をみると実現する可能性も見えますね!
これが今後の継続的に伸びるかは、設立した子会社や子会社化した事による恩恵が出るかどうかだと考えています。
単純に毎期30%成長するとなると、3年後には約2倍になります!
果たしてできるのかどうか、楽しみですね。
今後もこの銘柄を監視していきます。
他にも色々と調べたかったのですが、決算資料やIRニュースには情報が見当たりませんでした。
単一セグメントですし、KPIも抽出できませんでした。
興味のある方は、IRに問い合わせてみるのもいいと思います。
今後の見通し
以下、今後の見通しです。
<今後の見通し>
・高い成長性。
ー しかし、根拠となるKPIは見つけられず。
・独自のビジネスモデル。
ー コンサル業では珍しい成果報酬型。
ー 参入障壁が高く、他社が真似しづらい。
ー 業界で独自のポジショニング。
当ブログとしては、
・買いたい。
ー 株価がも少し下がったら買う。
ー 独自のビジネスモデルのコンサルに興味が惹かれた。
ー 子会社の経営がうまくいけば、上方修正もありうるのでは。
と考えています。
みなさんは、どうお考えですか?
さいごに
今回は、当ブログがターゲットにした銘柄の決算発表を分析しました。
第21弾は、プロレドについてでした。
いかがでしたか?
参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?
今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!
株式投資に絶対はありません。
ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。
現在、毎日ブログを更新中です!
このブログでは、無職である僕が、投資と生きていくために得た知識や技術、経験、変化をアップしていきます。
主に、投資手法・銘柄分析・おすすめ本の紹介などをアップしていきます。
ときどき、無職の方・無職になる方向けにタメになるような情報もアップできれば、と考えています。
ぜひ、他の記事もご覧ください!
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
「なんか仕事やめたい」「投資で生きていけるかな」「小型株始めたいな」という方の参考になれば幸いです!
これからも、どうぞよろしくお願いいたします!
コメント