【小型成長株分析】決算書を読む!スマレジ<4431>

毎日ブログ78決算分析
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どうもこんにちは、ヒラです。

決算発表シーズンでしたね!
みなさん、次のターゲット銘柄は見つかりましたか?

当ブログでは、小型成長株投資とスイングトレードをメインにしています。
この決算発表シーズンは新たな小型成長株を見つけるチャンスの時期でした!

企業が新たに業績予想や決算発表が出します。
その中で、たまに高い成長率赤字から黒字化した銘柄が出てくることがあります。
ここが狙い目です!

今回は、当ブログがターゲットにした銘柄の決算発表を分析していきます。
第20弾は、スマレジについてまとめます。

この記事は、
・分析の仕方を知りたい
・スマレジについての情報を共有したい
・意見交換したい
・分析についてアドバイスしたい
上記のような方におすすめです!

今回の記事は、下の記事で説明しました銘柄選定法を用いています。
こちらの記事を読んでから、本記事を読むと理解しやすくなります。

では、早速行ってみましょう!

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スマレジ<4431>の概要

概要

スマレジのIRページです。

IR | 株式会社スマレジ 企業サイト
株式会社スマレジの株主・投資家の皆様向けに、当社のIR情報を掲載しています。財務やIR情報に加え、成長戦略などを掲載し、株主・投資家の皆様に当社を深く知っていただき、多くの方に応援していただける企業を目指します。

概要を下表のようにまとめました。

スマホを使ったPOSレジアプリを提供する会社です。
「スマレジ」は、基本レジ機能をはじめ、リアルタイム売上分析や高度な在庫管理など、従来型POSレジシステムの枠を超えた、これからの店舗運営に必要な新しいシステムです。
平成30年、経済産業省から発表されたキャッシュレス・ビジョンに賛同し、日本のキャッシュレス化推進に協力してます。

注目する理由

まず、当ブログがなぜ、スマレジに注目したか理由を説明します。
下記の項目で、スクリーニングをかけました。

・上場年 :2015年以降(上場5年未満)
・時価総額:500億円未満(時価総額の低さ)
・成長性 :営業利益率 10%以上、売上成長率 平均20%以上

以上の項目で絞り、スマレジを見つけました。
高い成長性に興味を持ちました。
事業内容も、SaaSビジネスのPOSシステムであり、米国で注目されている銘柄「スクエア」に近いと感じました。
スクエアのような道筋を通れば、この銘柄も伸びていくのでは、と考えました。

次に、直近の決算内容を確認していきましょう!

決算内容

決算のみどころ

当ブログでは、小型成長株として、スマレジを検討しています。
そこで一番重要視したいのが「成長性」に関してです。
もちろん、スクリーニングでは成長性の高さをわかりましたが、それが直近も維持されているか確認します。

項目としては、
・損益(売上や利益)
・投資(事業拡大)
・ニュース(事業拡大、新規事業について)

について着目していきます。

もちろん、他のバランスシートやキャッシュ・フローも大切です。
そこにも目を通しますが、ブログでは重視するところを取り上げていきます。

損益

2021年4月期の第2四半期の決算が発表されました。

短信では、売上や利益が累計で出されています。
当ブログでは、四半期ごとの売上や利益を算出し、前年と比較しています。
下の表をご覧ください。
四半期ごとに
・売上、営業利益、経常利益、純利益
・各対前年比(%)
・各累計計画対比進捗率(%)

を算出しています。

まだ上場して間もないので、情報が少ないです。
見て分かるように、営業利益率は20%以上で高いですね!
しかし、2020年度の実績と2021年度の計画比はほぼ変わらずとなっていますね!
「成長していないじゃないか!?」と思われる方もいるかもしれませんが、少しお待ちください。

ここで、2019実績-2021計画比で見てみると、年平均30%以上の売上成長なのです!
こうなると、SaaSの40%ルールに当てはまり、優良SaaS企業と認定できるでしょう。
では、なぜ2020年度にこんなに伸びてしまったのか、確認しておきましょう。

業績の推移

下図をご覧ください。
こちらは今回の決算説明資料から抜粋しました「売上高・営業利益・営業利益率の計画」の資料です。

2020年度になぜ、急激に上がったかはここに記載されていました。
軽減税率特需により、駆け込みのシステム導入があったようです!
これからも、ここに描かれているような右肩上がりの直線のように成長していくのか、分析していきます。

それを紐解くために、KPIを確認しておきましょう。

KPI

ここでは、について確認しておきます。
下図をご覧ください。
こちらも決算説明資料から抜粋しました「売上高内訳の四半期計画」です。

見て分かるように、軽減税率のところで関連機器販売が伸びていることがわかります。
このことから、駆け込みで顧客が購入したことがわかりますね!
さらに、クラウドサービス月額利用料が堅調なことに好感が持てますね!
しかし、コロナによって1Q,2Qが落ち込んでしまい、これから勢いが取り戻せるのかに注目です。

どれだけの店舗で使われているかも確認しておきましょう。
下図をご覧ください。
こちらは今回の決算説明資料から抜粋しました「店舗数と有料店舗数の四半期推移」です。

見て分かるように、店舗数が堅調ですし、有料店舗数の割合も上がってきています!
これからも伸びていくように予測出来ますね。

では、他のKPIも確認しておきましょう。
SaaSでよく挙げられるKPIの
・ARPU
・解約率
・アクティブ店舗率

について見ておきます。
下図をご覧ください。
こちらは今回の決算説明資料から抜粋しました「ARPU/ARPPUの推移」「アクティブ店舗率」「解約率の推移」です。

客単価は横ばい
アクティブ店舗率はコロナ前の水準まで戻ってきた
解約率も低くなり、コロナ前の水準まで戻ってきた
SaaSのKPIに挙げられる項目も、キープまたは回復傾向にありますね!

これからKPIをコロナ前以上に上げられるかが、今後の成長が期待できるかどうかのポイントになるでしょう。

今後の見通し

以下、今後の見通しです。

<今後の見通し>
KPIはコロナ前の水準まで戻ってきた
 ー 高い成長性を保つには、コロナ前以上の水準が必要。

当ブログとしては、
・様子見。
 ー 来年度の業績やKPIの伸びを見て、買いか決めたい。
と考えています。

みなさんは、どうお考えですか?

さいごに

今回は、当ブログがターゲットにした銘柄の決算発表を分析しました。
第20弾は、スマレジについてでした。

いかがでしたか?
参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?

今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!

株式投資に絶対はありません。
ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。

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このブログでは、無職である僕が、投資と生きていくために得た知識や技術、経験、変化をアップしていきます。
主に、投資手法・銘柄分析・おすすめ本の紹介などをアップしていきます。
ときどき、無職の方・無職になる方向けにタメになるような情報もアップできれば、と考えています。

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ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
「なんか仕事やめたい」「投資で生きていけるかな」「小型株始めたいな」という方の参考になれば幸いです!

これからも、どうぞよろしくお願いいたします!

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