どうもこんにちは、ヒラです。
みなさん、QQQという銘柄を知っていますか?
こちらはNASDAQ100指数に連動する米国株ETFです。
ここ最近は圧倒的なパフォーマンスで、直近5年間で株価が3倍以上になっています。
すごい上昇率ですよね。
当ブログは、小型成長株投資をメインにしています。
だからこそ、感じるのです。
「個別銘柄を分析せずとも、5年間で株価3倍以上を得られるなら、QQQはアリかもしれない」
QQQについて、調べてみる価値はありそうですよね。
というわけで今回は、成長株投資の最適解になるうるか、NASDAQ100連動の米国株ETFのQQQについて解説していきます。
最後に、NASDAQ100連動の国内ETFについても紹介します。
この記事は、
・QQQについて知りたい
・NASDAQ100連動の国内ETFについて知りたい
・成長株投資をしているが、なかなか成績が良くない
・株式投資をしてみたい
上記のような方におすすめです!
「ETFって何?」という方は、下の記事でETFについて説明しています。
こちらを読むと、今回の記事がより分かりやすくなります。
では、早速行ってみましょう!
QQQ
NASDAQ100指数とは
まず、QQQの説明の前に、QQQが指標としているNASDAQ100指数について説明します。
NASDAQ100指数とは、米国のNASDAQ市場に上場する金融セクター以外の銘柄のうち、流動性が高く時価総額の大きい上位100銘柄で構成している株価指数のことです。
もはや世界のインフラ化しているGAFAMのグーグルの親会社であるアルファベットやアップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフトなどのハイテク企業を含む、米国を代表する株価指数の一つです。
QQQは、このNASDAQ100指数と同じ値動きをすることを目指しているETFです。
QQQの概要・特徴
QQQの概要と特徴について説明します。
<QQQの概要>
・米国株ETF
・NASDAQ100指数に連動
・上位構成セクター:情報技術44.3%、一般消費財19.1%、通信18.8%
・経費率:0.2%
・分配金利回り:0.48%(直近)
・騰落率:1年+39.58%、3年+110.22%、5年+240%
上記のことから、特徴として
GAFAMをはじめとするハイテク株の影響が大きく、キャピタルゲイン狙いのETFと言えます。
QQQのパフォーマンス
ここで実際にチャートを見てみましょう。
比較のために、多くの人が積立投資をしているベンチマークであるS&P500指数と並べてみます。
(ローソク足:QQQ、水色ライン:S&P500)
直近1年間では、ほぼ差は出てませんが、年が増すごとに騰落率に大きな違いが生まれています。
今年に入ってから、ハイテク株より景気敏感株が優位になっているので、直近1年間ではQQQより景気敏感株比率の高いS&P500も追い上げてきてパフォーマンスは差が出なかったのです。
QQQに着目すると、ここ最近が好調だったこともあり、3年間で2倍になっています。
つまり、年平均+30%弱の上昇率です。
成長株投資しているなら、高パフォーマンスであると言えます。
3年間で2倍になる銘柄は成長株の中でも、なかなかありませんよね。
下手な成長株投資でキャピタルゲインを狙うより、QQQに投資したほうが分析という手間も省けてコスパ良いかもしれません。
ただ、ここでQQQに注意事項があるので、それについても説明します。
QQQに投資する上での注意
QQQは、米国株ETFです。
いつも米国株投資している人なら、お気づきかと思いますが、為替リスクがあります。
基本的にQQQの現在株価はドルで表記されています。
そのため、為替を忘れがちです。
円貨決済するときに、株価(ドル表記)は安くなっているけど、為替次第では安くないってこともあります。
意外と、為替で評価損益も変わってきます。
ただ、円貨決済するなら、国内ETFという選択肢もあります。
NASDAQ100連動の国内ETF
NASDAQ100連動の国内ETFが、最近出てきて注目されています。
2021年2下旬に新規上場しましたMXSナスダック100<2631>です。
経費率も0.22%と、QQQと大差ありません。
こちらも為替変動リスクがないわけではありません。
ただ、株価が円表記で分かりやすいです。
他にもNASDAQ100連動の国内ETFはいくつかありますが、ここが一番経費率が安いので、オススメです。
NASDAQ100連動ETFが最適解か
ここで、個別株よりNASDAQ100連動ETFが最適解か考えてみます。
個別株とETFの比較について、以前ブログでも解説しました。
下の記事も読んでみて下さい。
この記事で説明していることを端的にいうと、つまりETFは確かにコスパはいいです。
しかし、個別株投資は手間をかけた分、リスクを取った分、ETFより高リターンを狙うことができます。
なかなか分析がうまくいかず、利益を得られない人はETFにしてみるのも手です。
また、高リターンが狙える銘柄がないときに、一旦それまではQQQに投資しておき、良い銘柄が出てきたらそちらに資金を移すという手法もアリです。
逆に、2,3年で2倍株になる銘柄を見つけられる人は、個別株の方が良いでしょう。
当ブログも、QQQに負けないパフォーマンスを目指します。
負けるようになったら、QQQにします。
まとめ
以下、今回の記事のまとめです。
<QQQの概要>
・米国株ETF
・NASDAQ100指数に連動
・上位構成セクター:情報技術44.3%、一般消費財19.1%、通信18.8%
・経費率:0.2%
・分配金利回り:0.48%(直近)
・騰落率:1年+39.58%、3年+110.22%、5年+240%
GAFAMをはじめとするハイテク株の影響が大きく、キャピタルゲイン狙いのETF
<QQQのパフォーマンス>
・株価は、3年間で2倍
ー 年平均 +30%弱の上昇率
ー 高リターン
<QQQの注意事項>
為替リスク
ー 忘れがちだが、意外と評価損益に影響する
<NASDAQ100連動の国内ETF>
MXSナスダック100<2631>
ー 経費率0.22%と、QQQと大差ない
<NASDAQ100連動ETFが最適解か>
2,3年で2倍株になる銘柄を見つけられる人は、個別株の方が良い
ー なかなか分析がうまくいかず、利益を得られない人はETFの方が良い
ー 実際、QQQのコスパは良い
みなさんの、少しでも参考になれば嬉しいです。
さいごに
今回は、成長株投資の最適解になるうるか、NASDAQ100連動の米国株ETFのQQQについて解説しました。
当ブログは、小型成長株投資をメインとしており、QQQに負けないパフォーマンスを目指しています。
小型成長株投資なら、それも可能だと感じています。
もし興味があれば、小型成長株投資について解説しました下の記事も、ぜひ読んでみて下さい。
いかがでしたか?
参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?
今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!
株式投資に絶対はありません。
ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。
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