どうもこんにちは、ヒラです。
決算発表シーズンですね!
みなさん、次のターゲット銘柄は見つかりましたか?
当ブログでは、小型成長株投資とスイングトレードをメインにしています。
この決算発表シーズンは新たな小型成長株を見つけるチャンスの時期です!
企業が新たに業績予想や決算発表が出します。
その中で、たまに高い成長率や赤字から黒字化した銘柄が出てくることがあります。
ここが狙い目です!
今回は、当ブログがターゲットにした銘柄の決算発表を分析していきます。
第5弾は、日本ホスピスについてまとめます。
この記事は、
・分析の仕方を知りたい
・日本ホスピスについての情報を共有したい
・意見交換したい
・分析についてアドバイスしたい
上記のような方におすすめです!
今回の記事は、下の記事で説明しました銘柄選定法を用いています。
こちらの記事を読んでから、本記事を読むと理解しやすくなります。
では、早速行ってみましょう!
日本ホスピス<7061>の概要
概要
日本ホスピスのIRページです。
概要を下表のようにまとめました。
終末期ケアのための在宅ホスピス、終末ケア、ホスピス住宅を設立・運営する会社です。
日本は今、超高齢化社会に向かっています。
それに伴い、介護需要の拡大が言われています。
この会社はその需要・拡大に対して、真正面から取り組んでいる印象を受けます。
注目する理由
まず、当ブログがなぜ日本ホスピスに注目した理由を説明します。
下記の項目で、スクリーニングをかけました。
・上場年:2015年以降(上場5年未満)
・時価総額:500億円未満(時価総額の低さ)
・成長性 :営業利益率 10%以上、売上成長率 10%以上
以上の項目で絞り、その後事業内容を確認しました。
事業内容としても、今後も需要がありそうな内容だと感じました。
上述しましたように、日本はこれから超高齢化社会になります。
そうなるとどうしても、自分だけでは介護の限界が来ると考えています。
その時に、活用されそうなのが、この事業です!
もちろん介護の重要性も分かりますが、終末期の選択ができるのはこれからの大切になるでしょう。
今後、需要が増して行きそうだと感じています。
次に、直近の決算内容を確認していきましょう!
決算内容
決算のみどころ
当ブログでは、小型成長株として日本ホスピスを検討しています。
そこで一番重要視したいのが「成長性」に関してです。
もちろん、スクリーニングでは成長性の高さをわかりましたが、それが直近も維持されているか確認します。
項目としては、
・損益(売上や利益)
・投資(事業拡大)
・ニュース(事業拡大、新規事業について)
について着目していきます。
もちろん、他のバランスシートやキャッシュ・フローも大切です。
そこにも目を通しますが、ブログでは重視するところを取り上げていきます。
損益
2020年12月期の第3四半期の決算が発表されました。
短信では、売上や利益が累計で出されています。
当ブログでは、四半期ごとの売上や利益を算出し、前年と比較しています。
下の表をご覧ください。
四半期ごとに
・売上、営業利益、経常利益、純利益
・各対前年比(%)
・各累計計画対比進捗率(%)
を算出しています。
今回の第3四半期の進捗率を見て分かるように、全ての項目で目安となる75%に達していないことが分かります。
特に、経常利益・純利益が全然伸びてませんね!
このままでは、今期は計画に全然届かない可能性があるかもしれません。
この原因について調べてみました。
下をご覧ください。
決算資料から「経常利益の前年同期比較」を抜粋しました。
前年の同期との比較ですが、ここに来てコロナの影響が出てきたようです。
コロナ禍で病院を辞めたいスタッフが増加、そのための採用・教育にまた予算を組み込むしかありませんでした。
他にも、受入ルートの拡大など収益化のための動きに遅れが生じているようです。
来期での投資も前倒ししている部分はありますが、「それにしてもちょっと対応が遅かったのでは」と感じてしまう部分もありました。
それでも今のところ、まだ計画は変えてません。
しかし、決算発表後に第3波がきています!
さらに悪化するのではないか、と不安になりますね。
次に、サービス別の売上・利益についても確認しておきましょう。
KPI
日本ホスピスは単一セグメントです。
ここでは、KPIを見ていきましょう。
下の表をご覧ください。
・部屋数
・施設数
・既存入居率(%)
・新規入居率(%)
・各項目の前年増減数
上記のことを載せています。
(※2020年は予想になっています)
見て分かるように、部屋数・施設数が堅調なことが分かります。
これは収益の源泉ともいえる要素です。
入居率が下がってきていることも分かりますね。
2020年の新規入居率はコロナの影響が大きいとは思います。
しかし、既存入居率80%以上はまずまずの数字ではないでしょうか?
成長の余地
下図をご覧ください。
第2四半期決算説明資料にありました「成長性」についての説明です。
日本ホスピスは、地域の信頼からくるストックビジネスを基盤としています。
高品質のサービスによって、信頼を得ることで、地域に根づくのです!
今後利益率はますます上がって行くことが推測できます。
さらに、社会変化により需要も増えていくことで、企業の成長も期待できることでしょう!
あと、現在は成長フェーズのようです。
利益成長が悪いのはしょうがないかもしれません。
今後の見通し
以下、今後の見通しです。
<今後の見通し>
・計画は達成は厳しそうに感じる。
・KPIは堅調。
・これからも人材確保と部屋・施設数を増やしていけば成長が期待できそう。
・今後の社会変化を考えると事業としては、長期的な成長性が期待できる。
当ブログとしては、上場したばかりで情報もまだ少ないので、判断が難しいですが、
・今は待ちの時期
・通期の決算発表や来期計画を見て検討
・下がるようなら買って、長期保有もアリかもしれない
と考えています。
あと、大株主にファンドが多いのが少し気がかりです。
「上がったら大きく売られるかも」と考えてしまいます。
みなさんは、どうお考えですか?
さいごに
今回は、当ブログがターゲットにした銘柄の決算発表を分析しました。
第5弾は、日本ホスピスについてでした。
いかがでしたか?
参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?
今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!
株式投資に絶対はありません。
ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。
現在、毎日ブログを更新中です!
このブログでは、無職である僕が、投資と生きていくために得た知識や技術、経験、変化をアップしていきます。
主に、投資手法・銘柄分析・おすすめ本の紹介などをアップしていきます。
ときどき、無職の方・無職になる方向けにタメになるような情報もアップできれば、と考えています。
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ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
「なんか仕事やめたい」「投資で生きていけるかな」「小型株始めたいな」という方の参考になれば幸いです!
これからも、どうぞよろしくお願いいたします!
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