どうもこんにちは、平凡サラリーマン投資家のヒラです。
あなたは、営業利益率を見て、投資する銘柄を選んでいますか?
銘柄選定をする際に、営業利益率に着目する投資家も多いです。営業利益率に着目する投資家が多い理由に関しては後述します。
ただ、新興株に投資するときに営業利益率は、あまりアテになりません。その理由も後述します。
当ブログは、小型成長株投資をメインとしており、新興株に投資することが多いです。そのときに営業利益率に変わって着目するのが、売上総利益率(粗利率)です。なぜなら、営業利益率と売上総利益率(粗利率)は、相関性があると感じたからです。
というわけで今回は、株式投資でファンダメンタルする際の参考として、営業利益率と売上総利益率(粗利率)の相関性について説明します。
この記事は下記のような方にオススメです。
- なぜ、投資家が営業利益率に着目する理由を知りたい
- なぜ、売上総利益率(粗利率)に着目するのか知りたい
- 営業利益率と売上総利益率(粗利率)の相関性を知りたい
「営業利益や売上総利益(粗利)って、どの段階の利益なの?」「営業利益って、売上高からどんなものが引かれた利益なの?」と感じた方は、下の記事で詳しく解説しています。他の種類の利益についても解説していますので、併せてご確認ください。
では、早速行ってみましょう!
なぜ、投資家は営業利益率に着目するのか
投資するときに、営業利益率を見ることはとても有効です。なぜなら、営業利益率の高さは事業効率の良さを表していると言えるからです。
営業利益は、簡単に言うと「本業による利益」です。企業は、本業以外にも株式の売買や事業売却などで利益をえいることもありますが、営業利益では、それら抜きで純粋な本業による利益を見れます。
その営業利益率が高いということは、本業がうまくいっているのです。「本業がうまくいっている」とは、事業に独自性や優位性があると分かります。つまり、競合相手が少ない、または、いないために利益を多く取れるので、利益率が高くなっているのです。
なぜ、新興株投資では営業利益率はアテにならないのか
では、「なぜ新興株投資では営業利益率がアテにならないのか」というと、それは赤字企業が多いからです。営業損だと、営業利益率は算出できません。そのため、営業利益率をもとに投資判断できないのです。
新興株では、上場してから浅い、または、そもそも設立してから浅い企業も多いです。そういう企業は、まだ投資フェーズであり、売上高の最大化を考えている場合がほとんどです。そのため、広告費や人件費などに多くを投資しており、現段階では赤字になっているのです。
新興株に投資するなら売上総利益率を見る
そこで、代わりの判断基準となるのが、売上総利益率(粗利率)なのです。売上総利益率には、費用として広告宣伝費や人件費などは含まれていませんが、売上原価が引かれた利益が反映されます。これには、事業内容やビジネスモデルの特徴が反映されます。
本業本来の効率までは測りきれませんが、事業内容やビジネスモデルによる効率性は見えてきます。
そして、売上総利益率と営業利益率に相関性があれば、売上総利益率から黒字化する前に営業利益率のポテンシャルを計りとって、他の投資家より早く新興株に投資できるかもしれませんよね。
営業利益率と売上総利益率(粗利率)の相関性
当ブログでは「売上総利益率(粗利率)が高ければ、その分、営業利益率も高くなるはず!」と感じ、2023年1月20日現在に上場している営業利益率上位60社(営業利益率:30%以上)調べてみました。
下図をご覧ください。こちらは、営業利益率上位60社の売上総利益率(横軸)と営業利益率(縦軸)の値を分布したグラフです。そしてトレンドラインも引いてみました。
このグラフから、下記のことが言えます。
- 営業利益率30%以上の銘柄の大半は、売上総利益率50%以上
- 売上総利益率が高いと、営業利益率の上振れ幅も大きい
- ただ、売上総利益率が高ければ、必ずしも営業利益率も高いとは言えない
「売上総利益率が〇〇以上なら営業利益率△△以上」とは断言できないものの、売上総利益率が高ければ営業利益率も高くなることが推測できます。
これは、当ブログの体感ですが、「グラフから、最大で下記のような水準にあるポテンシャルがある」と言えるのではないでしょうか?
- 売上総利益率:90%→営業利益率:30〜70%
- 売上総利益率:80%→営業利益率:30〜65%
- 売上総利益率:70%→営業利益率:30〜60%
- 売上総利益率:60%→営業利益率:30〜50%
- 売上総利益率:50%→営業利益率:30〜40%
あくまで上記の数値は、「最大でここまで利益率を高められるかも」くらいに取っていただきたいです。
おまけ
また、上のグラフを作るときに元にした表も載せておきます。営業利益率30%以上の60社をまとめた表でもあります。営業利益率順に並べています。営業利益率の着目して投資している人はぜひご参照ください。
まとめ
以下、今回の記事のまとめです。
- 営業利益率は、事業の効率性を測る指標となる
- 新興株では赤字企業も多いため、営業利益率をもとに投資判断できない
- 新興株投資するなら、事業内容やビジネスモデルによる効率性を測る売上総利益率を見る
- 売上総利益率が高ければ、営業利益率も高くなる傾向がある
いかがでしたか、あなたの投資の参考になりましたか?
当ブログでは、この売上総利益率と営業利益率の関係を用いながら、注目銘柄の目標株価を算出しています。気になる方は、下の記事をご覧ください。
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さらに、ファンダメンタル分析でおすすめの書籍を紹介します。それが、下の「ファンダメンタル投資の教科書」です。PERやPBRなどのファンダメンタル投資に必須な知識や、投資に関しての基礎的な理解も深められます。投資初心者の方だけでなく、上級者の方にもおすすめです。当ブログは何度も読み返しており、自分が投資家として成長しているためか、読むたびに発見や驚きがあり、自分の投資法を見直し改善しています。
さいごに
今回は、株式投資でファンダメンタルする際の参考として、営業利益率と売上総利益率(粗利率)の相関性について説明しました。
今回調べたことを参考に投資判断しています。そのおかげで、新興株の目標株価を算出することができ、赤字銘柄でも投資できるようになりました。
今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!株式投資に絶対はありません。ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。
また、最新の注目銘柄の決算分析については、下の記事にまとめました。皆さんの投資判断の参考になれば嬉しいです。
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「投資を始めたい」「サラリーマンでも投資したい」「小型株始めたいな」という方の参考になれば幸いです!
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