どうもこんにちは、平凡サラリーマン投資家のヒラです。
あなたは、株を買うときにどんなところをチェックしていますか?
これが答えられない人、その投資に再現性はないかもしれません。せっかく今回うまくいっても、次回同じようにうまくいかないでしょう。自分なりのチェックポイントを持っていることで、投資の失敗が減るはずです。
当ブログのメインの投資法は「小型成長株投資」です。この投資法は、同じサラリーマンの方にもおすすめできるものです。というわけで今回は、サラリーマンの方におすすめできる小型成長株投資の際に、銘柄を買うときチェックすべき“5つ”のポイントについて解説していきます。
この記事は、
・小型成長株投資を知りたい
・どんなことに気をつけて投資するか知りたい
・資産を早く倍増させたい
上記のような方におすすめです!
小型成長株投資については、下の記事でまとめています。小型成長株投資は、サラリーマンの方にもおすすめできる投資法です。詳しく知りたい方・最近うまくいかないという方は、ぜひ参考にしてみてください。
では、早速行ってみましょう!
チェックポイントの必要性
まず、なぜ株を買うときにチェックポイントが必要なのかを説明します。
「良いと思ったら買えばいいじゃないか」とも感じる方もいるかもしれませんが、下記の理由から株を買うときは、チェックポイントは設けた方が良いでしょう。
<チェックポイントの必要性>
・再現性のある投資のため
・改善点の発見のため
では、それぞれについて詳しく説明します。
再現性のある投資
チェックポイントがあることで、再現性のある投資ができるようになります。
買うときにそういう指標がないと、たとえ今回うまく利益が出せた投資できたとしても、次回も同じように成功するのは難しいです。「この株、良さそう。今、株価も下がっているし、割安っぽい。」と感覚的に株を買う人、心当たりはありませんか?
「こういう株を、こういうときに買う」という設定をしておくことで、毎回利益が出せる投資ができるようになります。毎回同じ相場・経済状況はありませんが、それでもこのような指標がないよりは、成功率が上がることでしょう。
失敗を避け、成功する投資を続けるために、チェックポイントを設けるのです。
改善点の発見
そして、チェックポイントがあることで、投資の改善点が発見できます。
今回の投資はうまくいかなったとしても、買うときのチェックポイントやルールを設けておくことで、どこが悪かったのか確認できます。そして、次回投資するときはそこを直せばいいのです。
買うときのチェックポイントを言語化してあるのが強みです。
感覚的に株を買っていると、こうはいきません。投資に失敗しても、「なんとなく」で買ったために、次回に向けてどこを直せばいいか分からないからです。
今後の長い投資人生において、おそらく投資は何度も失敗することになるでしょう。しかし、投資成績・パフォーマンスを良くするために、自分の投資法を洗練していけば、失敗は少なくなります。そのために、チェックポイントを設定しておくのです。
また、最近失敗が続いている人は下の記事も参考ください。こちらでは、投資で失敗しないための“4つ”の方法を紹介しています。
チェックすべき“5つ”のポイント
では、本題です。
小型成長株を買うときに、チェックすべき“5つ”のポイントを説明します。下記の5点です。
<小型成長株を買うときのチェックポイント>
・時価総額
・売上高成長率
・事業内容
・目標株価
・NASDAQ100との比較
では、それぞれについて詳しく説明します。
時価総額
まず、時価総額についてチェックします。
小型成長株なので、時価総額はできる限り小さい銘柄に投資します。ここで、時価総額について説明しておきます。時価総額は「株価×株式数」で計算されます。これをもとに単純にいうと、株式数が一定のとき、時価総額が2倍になれば、株価も2倍になるということです。
では、これを理解したうえで、「A)時価総額:1兆円」の銘柄と「B)時価総額:100億円」の銘柄を見たとき、どちらが時価総額2倍になりやすと思いますか?
そうですよね、Bの銘柄ですよね!
小型成長株投資は、ハイリターンを狙う投資法です。株価の大幅上昇を期待しています。そのため、上述したことから時価総額の小さい銘柄に投資し、株価2倍3倍をゲットするのです。
本当は300億円未満がおすすめですが、目安は時価総額:500億円未満としています。
売上高成長率
次に、売上高成長率についてチェックします。
成長株でも重要視されていますが、小型成長ではさらに売上高成長率は重要です。小型株というのは、新興株が多く発展途上の銘柄がいいです。そのため、投資フェーズのために赤字続きの銘柄が多いです。
投資するうえで、本来重視されるのは利益創出です。それが現段階では測れないので、トップラインである売上高の伸びが重視されるのです。売上高が伸びれば、自ずと将来の利益も大きくなると予測できるからです。
例えば、売上高が一定で利益率を改善しているだけでは、いつか利益のボリュームは頭打ちになってしまいます。利益を大きくするためには、売上高も大きくしないといけないのです。だから、売上高の成長は大切なのです。
目安は、売上高成長率:+20%以上です。
事業内容
つづいて、事業内容についてチェックします。
小型成長株投資は基本的に、中長期の期間で投資します。一過性であるモメンタムにはあまり注目していません。
投資期間を、中長期的な時間軸にすることで、失敗を避けやすくなります。短期的では、どうしても業績変動だけでなく、需給・相場影響によって株価は値動きします。そうなると、せっかく企業が成長しているのに、株価が思うように上がらないことが多くあります。
しかし、中長期で見れば、その短期での値動きは誤差になり、しっかり企業成長に合わせ、株価も着実に上がってきます。だから、成長する銘柄を中長期で投資すれば、利益が生まれます。
そのため、今後長期に渡り、だんだん成長していく銘柄がふさわしいです。そのときに、チェックするのが事業内容です。事業内容が中長期的な視野があるものでないと、せっかく長い間保有しても、成長が止まってしまいます。すると、株価上昇も止まってしまいます。
ここは、定量的な判断ができないため難しいですが、下記のような事業内容が好ましいです。
<好ましい事業内容>
・中長期的に需要がある事業内容なのか(=継続性)
・今後市場が拡大していく事業内容なのか(=成長性)
・競合がいない事業内容なのか(=独自性)
中長期的な成長できる銘柄かどうか見極めるために、事業内容もチェックするのです。
目標株価
さらに、目標株価を算出してから株を買います。
目標株価、つまり「将来的にこれくらいまで株価は上がるだろう」という株価を算出することで、失敗を避けやすくなります。当ブログもこれをしてから、投資での失敗が少なくなりました。
小型成長株投資で失敗する理由は、主に下記の2つです。
<小型成長株投資で失敗するとき>
・株価暴落時に狼狽売りしてしまったとき
・株価が割高なときに買ってしまったとき
現在の相場みたいに、市場全体が下がり、特にグロース株なんかは大きく下がっていますね。こういう状況になり自分の投資に自信がないと、「やっぱりこの株、間違いだったかな」と損切りしてしまう人も多いのではないでしょうか?
しかし、こんなとき「将来的にこれくらいまで株価上がるしなぁ」と分かっていれば、狼狽売りなどせず、ホールドしていられますよね。なんなら、買い増しをできるくらいのメンタルもあります。
また、買うときに高値掴みになりにくくなります。将来の株価がこれくらいだから、現在の株価と比べて、すでに織り込み済みかどうか分かります。さらに、「値上がり幅はこれくらいあるな」というのも分かります。これを利用して、よりパフォーマンスの高い株に投資ができます。
例えば、銘柄Aは+20%しか値上がり幅がないけど、銘柄Bは+100%が期待できるという比較をして、銘柄Bに投資することもできるのです。
以上のことから、失敗を避けるためだけでなく、投資パフォーマンスを上げるためにも目標株価を算出するのです。
目安は、目標株価に対して、1/2の株価(=2倍株になる可能性がある株価)です。
当ブログでは、注目銘柄の目標株価を算出しています。気になる方は、下の記事をご覧ください。ぜひ、投資の参考になれば嬉しいです。
NASDAQ100との比較
さいごに、NASDAQ100と比較します。
投資は他人と競うものではありませんが、当ブログとしては最大のライバルはNASDAQ100だと感じています。
NASDAQ100とは、米国のナスダック市場に上場している時価総額で金融銘柄以外のトップ100銘柄で構成された、時価総額加重平均の指数です。この構成銘柄の中には、GoogleやApple、アマゾン、テスラ、マイクロソフトなど米国どころか世界的トップの企業が組み入れられています。
そのため、そのNASDAQ100指数に連動したETFは、高パフォーマンスが期待されます。最近の相場(2022.3.12現在)はとても悪いですが、それでもNASDAQ100指数連動の代表的なETFであるQQQは、下記のようなパフォーマンスです。
<QQQの直近パフォーマンス>
・1年:+8.30%
・3年:+99.73%(年平均だと+25%以上)
・5年:+164.83%(年平均だと+21%以上)
見ての通り、高パフォーマンスだということが分かります。3年前に自分の資産を全部QQQに投資してたら、現在では約2倍になっていたということです。すごくないですか?確かに、経費や手数料などは多少かかりますが、それでもパフォーマンス高さから見て、キャピタルゲイン狙いであれば良い投資先だと感じています。
だから、せっかく個別株に投資するのであれば、これより良いパフォーマンスを出したいと感じますよね。
したがって、個別株を買うとき、特にキャピタルゲインを狙うときは、「NASDAQ100指数連動ETFより、良いパフォーマンスを出せるのか」を基準にして投資します。
上回れないようだと感じたのなら、QQQやMAXISナスダック100上場投信(2631)などのNASDAQ100指数連動ETFに投資するのは、全然アリでしょう。
まとめ
以下、今回の記事のまとめです。
<チェックポイントの必要性>
・再現性のある投資のため
・改善点の発見のため
ー 投資の失敗を減らし、成功を続けるため
<小型成長株を買うときのチェックポイント>
・時価総額:500億円未満
・売上高成長率:+20%以上
・事業内容:継続性、成長性、独自性
・目標株価に対して、1/2の株価になったら
・NASDAQ100との比較:上回れるかどうか
いかがでしたか?これであなたの投資もこれから好転していくことでしょう。一緒に利益出していきましょう。
さいごに
今回は、サラリーマンの方におすすめできる小型成長株投資の際に、銘柄を買うときチェックすべき“5つ”のポイントについて解説しました。
こちらの5つのチェックポイントを使えば、これまでのような投資での大失敗はなくなるはずです。そして、失敗も減っていくことでしょう。定量的な部分で判断できないことがありますし、目標株価の算出も必要になりますが、それが投資で成功するために必要なのです。再現性のある投資で、利益を積み重ねていきましょう。
当ブログでは「小型成長株投資」をメインにしています。サラリーマンの方にオススメできる小型成長株投資法の解説まとめについては、下の記事からどうぞ。
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当ブログでは、個別銘柄の決算分析をしています。最新の注目銘柄の決算分析については、下の記事にまとめました。皆さんの投資判断の参考になれば嬉しいです。
さらに、上述しましたように、注目銘柄の目標株価も算出しています。注目銘柄の目標株価についてまとめた記事も作成しました。こちらの記事も、ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
「投資を始めたい」「サラリーマンでも投資したい」「小型株始めたいな」という方の参考になれば幸いです!
これからも、どうぞよろしくお願いいたします!
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