どうもこんにちは、ヒラです。
みなさんは、買えなかった銘柄はありませんか?
「あの時、買っておけばよかった」
「なぜ、あの時買えなかった」
と後悔したことはありませんか?
僕はあります!
すでに株価が高騰してしまい、もう手が出せなくなってしまった銘柄や、業績は良くなさそうだったのに、いつの間にか株価が2倍,3倍になってしまった銘柄など、様々あります。
当ブログでは、小型成長株投資とスイングトレードをメインにしています。
今後、このような後悔をしないためにも、過去に買い損ねた銘柄や現在気になるを分析し、どうして株価は高騰したのか、まだ上がる余地はあるのかを調べます!
今回は、当ブログが気になる銘柄第7弾として、オイシックスを分析していきます。
この記事は、
・分析の仕方を知りたい
・オイシックスについての情報を共有したい
・意見交換したい
・分析についてアドバイスしたい
上記のような方におすすめです!
今回の記事は、下の記事で説明しました銘柄選定法を用いています。
こちらの記事を読んでから、本記事を読むと理解しやすくなります。
では、早速行ってみましょう!
オイシックス<3182>の概要
概要
オイシックスのIRページです。
概要を下表のようにまとめました。
食材の宅配サービスをする会社です。
オイシックスでは、一般消費者向けに「子どもに安心して食べさせられる食材」をコンセプトに、有機・特別栽培農産物、添加物を極力使わない加工食品や、プレミアム時短をコンセプトとしたミールキット「Kit Oisix」などを、インターネットや実店舗にて提供しています。
さらに、法人向けには、事業運営で培った独自のソリューションをご提案します。
現在のチャート確認
下のチャートをご覧ください。
現在のオイシックスのチャートです。
(上:上場からの週足チャート / 下:直近の日足チャート)
見て分かるように、2018年に入ってから株価は上がり始めました。
その後、一度下げはしましたが、コロナショック後急上昇しています。
コロナショックにより株価1,000円程度まで下がりました、しかし現在は株価3,155円程度まで上がっています。
株価は約3倍以上になりました!
株価チャートは右肩上がり。
これからも株価は伸びるのか、それともコロナ特需で終わってしまうのか。
これを調べていきます。
注目する理由
まず、当ブログがなぜ、オイシックスに注目したか理由を説明します。
いつもとは順番は違いますが、先に業績を見てもらいましょう。
見て分かるように、高い売上成長率と営業利益率に目が引きます!
そして、株価は右肩上がり。
これは注目せざるを得ません!
株価上下のタイミング
まず、チャートに主なイベントがあった日に赤丸を打ってみました。
下図をご覧ください。
株価の動きと照らし合わせたら、
・2020年度通期の決算発表で上昇
・1Qの決算発表、業務提携ニュースでさらに上昇
・上方修正があったが横ばい
・2Qの決算発表、横ばい
という流れがありました。
上方修正が出ても、株価が上がらないとはどういう事でしょうか?
気になりますね!
次に、どういう決算だったのか、直近の決算内容を詳しく確認していきましょう!
決算内容
決算のみどころ
当ブログでは、成長株の対象としてオイシックスをみています
そこで一番重要視したいのが「成長性」に関してです。
もちろん、スクリーニングでは成長性の高さをわかりましたが、それが直近も維持されているか確認します。
項目としては、
・損益(売上や利益)
・投資(事業拡大)
・ニュース(事業拡大、新規事業について)
について着目していきます。
もちろん、他のバランスシートやキャッシュ・フローも大切です。
そこにも目を通しますが、ブログでは重視するところを取り上げていきます。
損益
2021年3月期の第2四半期決算が発表されました。
短信では、売上や利益が累計で出されています。
当ブログでは、四半期ごとの売上や利益を算出し、前年と比較しています。
下の表をご覧ください。
四半期ごとに
・売上、営業利益、経常利益、純利益
・各対前年比(%)
・各累計計画対比進捗率(%)
を算出しています。
今回の決算前10/22に業績予想の上方修正が出ました。
新型コロナウイルス感染症の拡大による、緊急事態宣言に伴う外出自粛要請などの影響により、当第1四半期を中心に食材宅配サービスの需要が急激に高まったためのようです。
いわゆるコロナ特需ですね!
業績は大きく上方修正されました。
しかし、インパクトは薄く、株価もそこまで上昇しませんでした。
おそらく、すでに株価は上がりすぎだったのでしょう。
その上方修正の前に2つのニュースが出た時に、株価は急騰していました。
それが、8/13,14の「上方修正前の業績進捗率」と「大戸屋との業務提携」のニュースです。
ここで大きな窓を開けて、上がりました。
その時の予想PER(上方修正前)は100倍前後でした。
過去を振り返ると、平常時はだいたい40〜50倍台に落ち着いているように見えます。
上方修正が出て、予想PERは40倍台に落ち着きました。
つまり、もとのPERの水準に戻ったのです。
だから、そのあとに上方修正が出ても、決算が良くてもインパクトがなかったのでしょう!
なるほど!
オイシックスは予想PERが40〜50倍台で落ち着くことが、ここでわかりました。
株価が上がっていくには、利益の押し上げが必要そうですね!
これから利益拡大が狙えるか、セグメント別の売上・利益・KPIを確認しましょう。
セグメント別
では、まずセグメント別の四半期ごとの売上・利益も見ていきましょう。
下の表をご覧ください。
・主な事業内容
・セグメント別の四半期売上、四半期利益
・対前年比(%)
・セグメント比率(%)
上記のことを載せています。
※セグメント利益の比率ですが、調整費は加算していないため100%を超えています。本来はこの合計から調整費が引かれます。参考程度に確認してください。
Oisixが一番収益が高いですが、満遍なく、売上・利益が立っている印象を受けます。
コロナ特需もあってか、どの事業も1Q,2Qの収益が高いことがわかります。
その他事業の伸びが著しく、今後の成長にも期待できそうです。
KPIも確認しておきましょう。
下図をご覧ください。
こちらは今回の決算説明資料から抜粋しました「重要KPI」です。
OisixのKPIは堅調ですが、大地を守る会・らでぃっしゅぼーやのKPIは2019年度3Q〜2020年度4Qまでで一度落ち込んでいたことがわかります。
コロナ特需で持ち返したように見えます!
大地を守る会・らでぃっしゅぼーやについては、コロナが落ち着いてからも、KPIが伸びていくか少し心配になりますね。
ちょっとコロナが収束した時のKPIの推移を見たほうがいいかもしれませんね!
今後の見通し
以下、今後の見通しです。
<今後の見通し>
・高い成長性。
ー 2事業のKPIが今後も成長するか懸念。
ー その他事業の伸びは著しい。2事業のカバーも出来うる。
・コロナ収束後も成長するか、まだ判断できない。
ー KPIを見る限り、コロナ特需によるもので収束後はまた落ち込む恐れあり。
当ブログとしては、
・様子見。
ー コロナ収束後も成長できる兆しが見えるまでは買わない。
ー その他事業がもっと伸びれば、コロナ関係なく、成長性が維持できるかも。
と考えています。
みなさんは、どうお考えですか?
さいごに
今回は、当ブログが気になる銘柄第7弾として、オイシックスを分析しました。
いかがでしたか?
参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?
本当はこういう銘柄を暴落しているときに買っておきたかったです。
様々な銘柄をもっと調べるべきでした。
甘かったですね!
社会の需要をいち早く察知して、コロナ特需がでる銘柄を買わなくてはいけませんでした。
そのためには、どんな事業をしている銘柄があるのか知るために、もっと多くの銘柄を分析していきたいです!
今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!
株式投資に絶対はありません。
ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。
現在、毎日ブログを更新中です!
このブログでは、無職である僕が、投資と生きていくために得た知識や技術、経験、変化をアップしていきます。
主に、投資手法・銘柄分析・おすすめ本の紹介などをアップしていきます。
ときどき、無職の方・無職になる方向けにタメになるような情報もアップできれば、と考えています。
ぜひ、他の記事もご覧ください!
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
「なんか仕事やめたい」「投資で生きていけるかな」「小型株始めたいな」という方の参考になれば幸いです!
これからも、どうぞよろしくお願いいたします!
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