【アズーム】高成長の小型株!決算発表後に株価下落!その理由を解説

【アズーム】高成長の小型株!決算発表後に株価下落!その理由を解説決算分析
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どうもこんにちは、ヒラです。

みなさんは、アズームという銘柄はご存知ですか?
今、注目の小型成長株の1つです。
月極駐車場のサブリースや紹介をはじめとする不動産テック事業を提供する企業です。
駐車場だけでなく、空き会議室や屋外広告情報サイトなどを運営しています。
そんなアズームですが、7/29に決算発表があり、翌日に株価は大きく下落しました。
一体なぜでしょうか?

というわけで今回は、注目の小型成長株であるアズームの決算を分析し、株価下落した理由を解説していきます。

この記事は、
・分析の仕方を知りたい
アズームについての情報を共有したい
・意見交換したい
・分析についてアドバイスしたい
上記のような方におすすめです!

では、早速行ってみましょう!

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現在のチャート確認

下のチャートをご覧ください。
現在のアズームのチャートです。

直近6ヶ月のチャートです。
前回の決算後に大きく株価は上がり、その後高値をつけてから株価は下がり続けています。
そして、7/29に決算発表があり、その翌日には窓を開けて株価は大きく下がっています。
決算が原因だったと推測できますが、どんな決算だったのでしょうか?

では、今回の決算内容を確認しましょう。

決算内容

決算のみどころ

当ブログでは、今後成長が期待できる銘柄の一つとしてもアズームをみています。
したがって、一番重要視したいのが「成長性」に関してです。
そのため、下記の項目に着目します。

項目としては、
・損益(売上や利益)
・投資(事業拡大)
・ニュース(事業拡大、新規事業について)

について着目していきます。

もちろん、他のバランスシートやキャッシュ・フローも大切です。
そこにも目を通しますが、この記事では重視するところを取り上げていきます。

損益

直近では、2021年9月期の第3四半期決算が発表されました。

短信では、売上や利益が累計で出されています。
当ブログでは、四半期ごとの売上や利益を算出し、前年と比較しています。
下の表をご覧ください。
四半期ごとに
・売上、営業利益、経常利益、純利益
・各対前年比(%)
・各累計計画対比進捗率(%)

を算出しています。

<進捗率>
まず注目していただきたいのが、進捗率ですが、これはいいペースといえます。
今回の3Q時点で、76%もあります。
前年までの実績と比較して、今期の通期予想は達成する見込みありですね。

<四半期ベースでの売上高>
次に注目していただきたいのが、四半期ベースの売上高です。
過去の推移を見ても、一番高い売上高でした。
堅調な成長をしていることが分かります。

ここまででは、好感が持てる内容ですね。

続いて、セグメント別にも確認しておきましょう。

セグメント別

セグメント別の四半期ごとの売上・利益も見ていきましょう。
下の表をご覧ください。
・セグメント別の四半期売上、四半期利益
・対前年比(%)
・セグメント比率(%)

上記のことを載せています。

2020年度から、セグメントが2つになったので、そこからの数値を記載しています。
メインセグメントは遊休不動産活用事業です。
四半期ベースで、売上高が上がっています。
前年比でも、+32%と高い成長性も見えますね。
ここまで見ても、下落の要因は見えてきませんね。

成長基盤があるか、KPIも見ておきましょう。

KPI

成長基盤があるかKPIについても確認しておきます。
下図をご覧ください。
こちらは今回の決算説明資料から抜粋しました「駐車場問い合わせ件数推移・駐車場受託台数」です。

業務の流れとして、「問い合わせ→紹介→サブリース」といった流れになります。
そのため、問い合わせ件数が多くなれば、収益増加にもつながるのです。
また駐車場受託台数・稼働率も収益に大きく関わります。

上図を見ての通り、堅調であり、前年と比べても大きく伸ばしていることが分かります。

まだ、下落要因が分かりませんね。
ただ、決算短信に気になる一文がありました。

株価下落の理由

株価下落の理由は決算・業績内容からは見られませんでした。
しかし、決算短信に気になる一文がありました。
下記をご覧ください。

「・・・新型コロナウイルス感染症の影響により、従来は店舗型の不動産仲介業者にて月極駐車場を探していたユーザーが、当社が運営するポータルサイトを通じてインターネット経由で流入するケースがより増えてきており、月極駐車場の問い合わせ件数の増加要因・・・」

という一文がありました。
新型コロナ感染拡大を契機に、収益が伸びたということが分かります。

ということは逆を言うならば、アフターコロナになるとインターネット経由での流入が減り、収益が下がるかもしれないという懸念もあります。
このために、未来を見据えて株価は下がったと考えられます。

他にも事業領域の拡大、今後の成長イメージなど、気になる部分はたくさんありましたので、ぜひ決算資料を読んでみてください。

まとめ

以下、今回の記事のまとめです。

<決算内容>
好調
 ー 順調な進捗率
 ー 高い成長率
 ー KPIも堅調

<株価下落の理由>
アフターコロナになるとインターネット経由での流入が減り、収益が下がるかもしれないという懸念

しかし、好決算だったので、アフターコロナでも高成長が続けば、また株価は戻しそうな気はします。
ただ、長期で持つことを考えるなら、「自動運転やMaaSという未来に向けて、駐車場業界がどうなるか」を考えた方が良いでしょう。

みなさんは、どうお考えですか?

さいごに

今回は、注目の小型成長株であるアズームの決算を分析し、株価下落した理由を解説しました。

当ブログとしても良い印象を受けました。
今後の監視し続けます。
アフターコロナでも成長性が維持できれば強い銘柄だと感じています。
長期で持つことを考えるなら、「自動運転やMaaSという未来に向けて、駐車場業界がどうなるか」を考えた方が良いですね。

いかがでしたか?
参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?

今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!

株式投資に絶対はありません。
ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。

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