【目標株価】HPCシステムズの株価はまだ上がるのか算出してみた

【目標株価】HPCシステムズの株価はまだ上がるのか算出してみた目標株価
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2023.03.01更新

どうもこんにちは、平凡サラリーマン投資家のヒラです。

あなたは、HPCシステムズという銘柄はご存知ですか?

スーパーコンピュータからエッジコンピュータまでのコンピュータサイエンスを駆使したソリューションを提供しています。ニッチトップな企業になりつつあり、とても楽しみな企業です。

中期経営計画では、年平均+20%程度の売上高成長と年平均+20超えの営業利益成長を掲げています。今後に期待されています。ここで気になるのは、「高成長なのはわかったが、これからまだ株価は上がるのか?それとも、今が適正価格でもう上がらないのか?」ということですよね。

そこで今回は、中期経営計画で高成長を掲げているHPCシステムズの目標株価を算出し、買い時か判断するために、これから株価はいくら上がるのか、それとも今の株価は適正なのか、はたまた下がるのか確認していきます。

この記事は下記のような方にオススメです。

  • HPCシステムズの目標株価を知りたい
  • HPCシステムズの株価がこれから上がるのか知りたい
  • HPCシステムズについての情報を得たい

では、早速行ってみましょう!

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目標株価の算出方法

その前に目標株価の算出方法を説明します。下記の通りの手順です。

  1. 将来の利益を算出
  2. 将来のEPSを算出
  3. 将来PER:10倍/15倍/20倍/40倍の目標株価を算出

では、詳しく説明します。

まず、HPCシステムズが公表している中期経営計画から、将来の目標数値を参考に、将来的な利益(ポテンシャル)を割り出します。

当ブログとしては、株価は中長期的にはEPSの影響を大きく受けると感じています。そのため、将来のEPSを計算するために、将来的な利益をここで計算しておきます。

その後、現在の株式数で割り、将来のEPSを算出します。将来的には株式数が変わる可能性もありますが、そればかりは予測できないので、現状の株式数から変更がないことを前提に算出します。

そして、PER:10倍/15倍/20倍/40倍の時のそれぞれの株価を算出します。これは株価を決定づける要因として、成長率も影響すると感じています。EPSが成長していけば、株価も必然と上がっていくものです。

ただ、投資家というものは成長率を見込んで、将来的なEPSを計算します。その期待が株価に反映されているというわけです。だから、「そこまでPER高くなるの、割高すぎないか!?」というほど、PERも割高になるのです。

このPER数値と成長率に関しての基準は下記のような当ブログの体感数値になります。

コロナショック時のような金利低下時は、下記のような体感数値です。

  • 15倍:毎年安定した利益を生み出す成長率±0%の時に妥当な値
  • 20倍:成長率+10%の時に割安な(=「ここまでは株価上がるだろう」という)値
  • 40倍:成長率+20%の時に割安な(=「ここまでは株価上がるだろう」という)値

現在のような金利上昇時は、下記のような体感数値です。

  • 10倍:毎年安定した利益を生み出す成長率±0%の時に妥当な値
  • 15倍:成長率+10%の時に割安な(=「ここまでは株価上がるだろう」という)値
  • 20倍:成長率+20%の時に割安な(=「ここまでは株価上がるだろう」という)値

この値に対して、「なぜ割安と言えるのか?」ということについては、以前「成長率に対してのPERの目安」の記事で解説しました。こちらはグロース株投資のコツとも言えます。グロース株投資をしている方は、ぜひ一度読んで見てください。

では、算出していきます。

HPCシステムズの目標株価

目標株価算出の基準設定

まずは、目標株価を算出するときの基準とする中期経営計画を確認します。

下図をご覧ください。こちらはHPCシステムズの事業計画及び成長可能性に関する事項にありました「中期経営計画」です。

HPCシステムズの事業計画及び成長可能性に関する事項にありました「中期経営計画」

上図を見て分かるように、HPCシステムズは2024年度に下記のような数値を目標に掲げています。

  • 売上高:100億円
  • 営業利益:12.8億円
  • 営業利益率:12.8%

今回の記事では、「2024年度に営業利益:12.8億円」のとき、こちらを基準として目標株価を算出していきます。

将来の純利益を算出

将来的にどれくらい純利益を創出できるポテンシャルがあるのか測ります。手順としては、下記の手順で算出します。

  1. 「営業利益に対しての純利益の割合」を割り出す
  2. 基準となる営業利益:12.8億円に(1)を掛けて、将来の純利益を算出

過去の実績から営業利益に対しての純利益の割合を確認します。

  • 2020年度:営業利益477百万円、純利益307百万円(64.3%)
  • 2021年度:営業利益676百万円、純利益447百万円(66.1%)
  • 2022年度:営業利益653百万円、純利益432百万円(66.2%)

当ブログの経験としても、純利益は営業利益に対して60〜70%の企業が多いです。参考として、マクアケは65%、ライトアップも65%、ラクスは66%、プロジェクトカンパニーは70%でした。

このことから、間をとって、営業利益に対しての純利益の割合:65%を採用します。これを掛けます。

そうすると、基準となる「営業利益:12.8億円」のときの将来の純利益は、下記のようになります。

<中期経営計画より:2024年度>
・営業利益:12.8億円
純利益:8.32億円(営業利益に対しての純利益の割合:65%として)

では、つづいて将来のEPSを算出します。

将来のEPSを算出

では、将来のEPS(1株あたりの利益)を割り出すために、上述した純利益を発行済み株式数で割ります。

下図をご覧ください。こちらは直近の決算短信にありました「発行済株式数」です。

HPCシステムズの発行済株式数

図をみると、発行済み株式数は4,357,000株であることが分かります。

これで先ほど算出した純利益を割ります。そうすると、8.32億円÷4,357,000株=EPS:190.96円になります。

では、この算出しました将来EPSから目標株価を算出します。

PER・成長率ごとの目標株価を算出

ここで、算出する基準となるPERを上述しましたが、おさらいしておきます。

コロナショック時のような金利低下時は、下記のような体感数値です。

  • 15倍:毎年安定した利益を生み出す成長率±0%の時に妥当な値
  • 20倍:成長率+10%の時に割安な(=「ここまでは株価上がるだろう」という)値
  • 40倍:成長率+20%の時に割安な(=「ここまでは株価上がるだろう」という)値

現在のような金利上昇時は、下記のような体感数値です。

  • 10倍:毎年安定した利益を生み出す成長率±0%の時に妥当な値
  • 15倍:成長率+10%の時に割安な(=「ここまでは株価上がるだろう」という)値
  • 20倍:成長率+20%の時に割安な(=「ここまでは株価上がるだろう」という)値

この値に対して、「なぜ割安と言えるのか?」ということについては、以前「成長率に対してのPERの目安」の記事で解説しました。こちらにはこれからする計算式についても触れてますので、ぜひご一読ください。

では、目標株価を算出していきます。PERの計算式は「PER=株価÷EPS」ですよね。ということは目標株価を算出するためには「目標株価=EPS×PER」をすればいいわけです。このPERの部分に、今回は10倍/15倍/20倍/40倍を当てはめて、目標株価を算出します。算出して結果が下記の通りです。

<PER・成長率ごとの目標株価>※小数点以下切り捨て
=金利低下時=
・PER15倍=成長率±0%:190.96円×15倍=2,864円
・PER20倍=成長率+10%:190.96円×20倍=3,819円
・PER40倍=成長率+20%:190.96円×40倍=7,638円
=金利上昇時=
・PER10倍=成長率±0%:190.96円×10倍=1,909円
・PER15倍=成長率+10%:190.96円×15倍=2,864円
・PER20倍=成長率+20%:190.96円×20倍=3,819円

現在(2023.03.01時点)のHPCシステムズの株価:2,301円です。上記のことから、「2024年度に営業利益:12.8億円」のときに、それ以降も成長率+10%以上を維持できる力があるなら、

  • 金利低下時:3819-2301=1,518円程度の株価上昇余地
  • 金利上昇時:2864-2301=563円程度の株価上昇余地

上記のことが見込めます。

HPCシステムズでは、「2024年度までに国内ニッチトップに」、さらに「2030年度までにグローバルニッチトップ企業になる」ことを目標に掲げています。このことから、海外市場も狙うことで更なる増収増益が期待できると感じています。

そうすれば、中長期的には、今回算出した目標株価よりも、高い株価になることも見込めます

下の留意事項もお読みください。

留意事項

ただ、ここで留意していただきたいのは、以前の「成長率に対してのPERの目安」の記事でも説明しましたが、これはあくまで長期に渡り、成長率が維持される想定でのPER基準です。そして、このPERはあくまで当ブログの体感です。

さらに、今後HPCシステムズの株式数が変わったりすれば、この計算も変わります。事業拡大やM&Aのために、資金調達をしなければいけなくなり、その手段として新株発行ということもあり得ます。なので、今後、株式数の推移には注目しておきましょう。

今回の算出しました目標株価は、あくまで皆さんの今後の投資計画の参考程度としていただいた方が良いです。今後、この目標株価算出に関わる数値が変わることがあれば、都度更新していきます。

まとめ

以下、今回の記事のまとめです。

<2024年度:中期経営計画より>
・売上高:100億円円
・営業利益:12.8億円
・営業利益率:12.8%
→純利益:8.32億円(営業利益に対して65%として)
→EPS:309.21円

<PER・成長率ごとの目標株価>※小数点以下切り捨て
=金利低下時=
・PER15倍=成長率±0%:190.96円×15倍=2,864円
・PER20倍=成長率+10%:190.96円×20倍=3,819円
・PER40倍=成長率+20%:190.96円×40倍=7,638円
=金利上昇時=
・PER10倍=成長率±0%:190.96円×10倍=1,909円
・PER15倍=成長率+10%:190.96円×15倍=2,864円
・PER20倍=成長率+20%:190.96円×20倍=3,819円

今回の目標株価について、どう感じましたか?あなたの投資の参考になれば嬉しいです。

当ブログでは、HPCシステムズだけでなく、そのほかの注目銘柄の目標株価も算出しています。他の銘柄の目標株価を読みたい場合は、下の記事でまとめています。少しでも、投資の参考になれば嬉しいです。

さいごに

今回は、中期経営計画で高成長を掲げているHPCシステムズの目標株価を算出し、買い時か判断するために、これから株価はいくら上がるのか、それとも今の株価は適正なのか、はたまた下がるのか確認しました。

目標株価を算出してみて、「これは割安感がありそう」と感じました。ただ、投資効率(投資資金や投資期間に対してのリターン)を考えたときに、「もっと良い銘柄はあるかも」とも感じました。もう少し他の銘柄と値上がり幅を比較して、投資するか考えようと思います。

いかがでしたか?参考になりましたか?それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?

今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!

株式投資に絶対はありません。ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。

他の銘柄の目標株価を読みたい場合は、下の記事でまとめています。

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これからも、どうぞよろしくお願いいたします!

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