どうもこんにちは、ヒラです。
この記事において、イベント投資の中のひとつである株主優待先回り手法について、具体的にターゲット銘柄の探し方と売買のタイミングについて説明します。
安定した利益を出せる手法ですので、是非一読ください。
また、イベント投資の概要はこちらから
デザイナー、投資を始める | イベント投資
ターゲット銘柄
特有の値動きの仕方
例として、下図:アルテHD <2406> のチャートを用いた図をご覧ください。
アルテHD <2406> は毎年、12月末に株主優待権利確定日があり、確定日に向けて株価が上がり続けていることが分かります。そして、確定日を前に、株価が急降下し始めます。まず、この値動きについて理解しましょう。
この株主優待が欲しいために、投資家達は確定日に向けて、買いが集まってくるということです。そして、上がりきったところで、この手法を用いている投資家が、株主優待を求めず、売りを始めるのです。この値動きは、日経平均の値動きは連動しておらず、この銘柄特有の値動きをするのです。
銘柄の探し方
では、どんな点に着目して、銘柄を探せばいいのか説明していきます。
ズバリ、値動きが分かりやすい銘柄を見つけるのです。
また例として、下図:アルテHD <2406> のチャートを用いた図をご覧ください。
前述しましたように、権利確定日から次回権利確定日までの周期の間で、株価の動きが「下がって、上がる」という、単純なUの字のチャートを描いているものがいいでしょう。
この単純な値動きをしていることで、どこで買いか、どこで売りかが分かりやすくなります。これを過去2,3年のチャートも確認し、この値動きをしていれば、「今年もこの値動きをする」と予想ができます。
したがって、高勝率をあげられるとともに、資金繰りがしやすいのです。
売買のタイミング
また例として、下図:アルテHD <2406> のチャートを用いた図をご覧ください。
前述しましたように、銘柄は分かりやすいチャートのものにします。したがって、売買のタイミングも分かりやすいのです。
過去のチャートを確認し、ある程度底値をつける時期を予想し、資金を準備しておきます。そうしたら、株価が底値、もしくは、底値から少し上がってきたところで買います。あとは、確定日の向けて株価は上がるので待ちましょう。
確定日の2〜3週間前になったら、日々値動きを確認し、株価の上がり方が鈍くなって来たら売ってしまいましょう。ここで、危ないのはギリギリまで株価が上がるのを待っていたら、先に売られ始め、気付いた時には株価が急降下してしまうことがあります。したがって、下がり始める前に売るのです。
この手法は、株価が上がる時はゆっくりなのですが、下がる時は一気に下がります。買いのタイミングは、特に乗り遅れによる利益は大きく変わりませんが、売りの時は乗り遅れないことが大切です。売りのタイミングはシビアなので、高望みせず、先に競争から出てしまいましょう。これが、高勝率をあげるためには必要です。
欲張ると、チャートの崖から落ちるリスクが高まりますので、ご注意ください。
さいごに
今回はイベント投資のひとつである、株主優待先回り手法を説明しました。この手法は、銘柄さえ見つけてしまえば、ある程度放置することが可能です。さらに、高勝率をあげることができます。したがって、時間のないデザイナーにおすすめです。
時間があるときに、株主優待のある各銘柄のチャートを見て、ターゲット銘柄を探し出しましょう。そうすれば、暴落や優待取り消しさえ起きなければ、安定的に利益を出せることができるはずです。
毎日コツコツした努力が、安定した利益につながるのです。
売買は欲張らないことが大切です。欲張ると安定した利益は出せなくなるでしょう。
こんな言葉があります。「魚の頭と尻尾はくれてやれ」です。
最安値で買って、最高値で売れたら、一番大きく利益があげられますが、日々動いている株価のなかで、最安・最高を把握することは難しいのです。したがって、株価の動きに着目し、上昇トレンドの間に売買するのが一番安全です。全部欲しがらず、頭と尻尾は捨てましょう。身の部分だけでも十分美味しいのです。
・安定した利益をあげることが可能
・コツコツと値動きの分かりやすいターゲット銘柄を探し出す
・欲張らず、上昇トレンドのなかで売買する
株主優待先回り手法のおすすめ銘柄については、下記の記事にまとめました。
こちらも併せて、一読ください。
イベント投資 | 【株主優待先回り】おすすめ銘柄
ここまで、読んでくださり、ありがとうございます。
デザイナーの方だけでなく、会社勤めされている人にも参考になれば幸いです。
株式投資に絶対はありません。
したがって、取引はあくまで、自己責任でお願い致します。
これからもどうぞよろしくお願いします。
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