【ミンカブ】決算発表前に株価下落の理由とIRニュースを解説!

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どうもこんにちは、ヒラです。

みなさん、ミンカブという銘柄を知っていますか?
グロース株の中でも人気がある銘柄の一つです。
「MINKABU」という資産形成情報メディアを運営しているので、投資をしている人なら一度は聞いたことあると思います。

そんなミンカブですが、最近は株価が段々と下がってきています。
その理由については後述します。
ただ、IRニュースは定期的に出されています。
それをチェックしないわけにはいきませんね。

というわけで今回は、ミンカブの決算発表前に株価下落の理由IRニュースを解説していきます!

この記事は、
・ミンカブについて知りたい
・ミンカブのIRニュースを復習したい
・投資について意見交換したい
上記のような方におすすめです!

前回の決算発表について復習しておきたい方は、下の記事で解説していますので、そちらをご覧ください。

では、早速行ってみましょう!

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値動きを確認

チャートをチェック

まず、最近の値動きについて確認しておきましょう。
下のチャートをご覧ください。
こちらは直近6ヶ月の日足チャートです。

値動きは大きいですが、右肩上がり基調で、2月中旬に株価が最高値をつけました。
しかし、その後株価は大きく下げてしまいました。
そして、また上がり始めたかと思ったら、4月中旬以降から株価はまた下がり始めてしまいました。

この理由について説明しておきます。

株価下落の理由

2月中旬以降の下げに関しては、米国長期金利の急上昇を受けて、グロース株離れがおき、ミンカブも株価を下げました。
この金利上昇が株価やグロース株に与える影響は、以前の記事で解説しました。
下の2記事を読むと、この理由が理解しやすいです。

4月後半以降の株価下落の理由に。関しては、日本株市場全体の低迷グロース株離れによるものです。
こちらの2点の理由は、以前の記事で解説しました。
下の記事を読むと、より理由が分かりやすいです。

以上のことより、株価は相場の影響で下がっていることがわかったはずです。
ミンカブはPERが高く、割高感があるかもしれませんが、業績に影響があるような理由で下がっているのではありません。
ということは、次回の決算発表が悪くない、かつ、相場が良ければ、また株価は戻ってくる可能性があると推測できます。

では、次に前回の決算発表(2/2)以降に出たIRニュースを復習しておきましょう。

IRニュースの復習

2021.02.09:未来貯金との資本業務提携

未来貯金は、確定拠出年金分野で国内随一のノウハウを有するスタートアップ企業です。
そこからの第三者割当増資を引き受け、資本参加しました。
ミンカブは、未来貯金が個人型確定拠出年金分野への進出する支援する形になりました。

お互いのノウハウを集約し、共同のアプリの開発やお互いのサービスへの連携を取れるようになることが期待されています。
また、ミンカブ運営メディア利用ユーザーに対して、確定拠出年金向けのサービスも検討されています。
これにより、今までは投資家層だけのユーザーでしたが、これを資産形成をしたい層にまでユーザーを広げられることとなりました。

2021.03.16:配当予想修正

期末配当予想の16円から2円増配し、1株あたり18円の配当にすると修正がされました。
このニュースで重要なのが、配当金の話ではありません。

この配当予想修正の理由が重要でした。
・修正発表時に2021年3月期の連結業績の達成確度が高まった
来期に向けての継続した売上成長を指向できる
という2点の理由でした。

以上から、次回の決算発表では、業績予想は達成するでしょう。
あとは、来期どれくらい成長されるかが着目すべきです。

2021.03.24:スマートトレードとの資本業務提携

スマートトレードは、フィンテック系のスタートアップ企業です。
そこからの第三者割当増資を引き受け、資本参加しました。
スマートトレードが有するシステムトレード用アルゴリズム生成技術を組み合わせ、投資情報ソリューションを共同展開することになりました。
さらに、お互いのメディアを連携を実現することを目的としています。

これによりミンカブは、個別テーマのインデックスを対象としたアルゴリズム生成や、アルゴリズムの銘柄選定や売買シグナルをベースにしたロボアドバイザーの開発売買シグナルと株式注文の自動連携ツールなどのサービス提供の足掛かりとなりました。

2021.03.31:Japan Asset Managementとの資本業務提携

Japan Asset Management(以下、JAM)は、金融商品仲介サービスを展開している企業です。
そこからの業務提携に合意するとともに、資本参加しました。

ミンカブは、みんかぶリブランドの一環として、資産形成層向けのIFA事業、店舗事業、教育事業を展開します。
そのための連携といえます。
対面での資産形成サポートを希望するユーザーをJAMに紹介します。
さらに、来店型ショップを共同運営、資産形成層を育成する教育プログラムを共同提供します。

こうすることで、さらなるサービスの充実と、ターゲット拡大を図れると見込んでいます。

2021.04.02:日刊工業新聞への自動生成株式相場欄の提供開始

日刊工業新聞は、1915年に創刊された日本を代表する産業総合紙です。
その産業経済情報として掲載される株式相場欄を自動生成し提供する取り組みが開始されました。

新聞紙に採用されるということは、正確性と速報性が必要であり、ミンカブの技術力の高さが分かります。
今後も新聞向けに自動生成するソリューションの提供拡大に取り組むようです。

2021.04.16:バンカーズ・ホールディングスとの資本業務提携

バンカーズ・ホールディングス(以下、BHD)は、融資型クラウドファンディングサービスを運営するバンカーズの親会社です。
そこからの第三者割当増資を引き受け、資本参加しました。
そのBHDが運営している融資型クラウドファンディング「バンカーズ」のサービス拡充で連携することを目的としています。

ミンカブは、これからも資産形成に関わる情報やツール、サービスを直接的、間接的に提供することで、日本経済と金融市場の発展に寄与することを掲げていることから、この提携が成立したのでしょう。
これで、融資型クラウドファンディングのノウハウも溜まるはずです。

2021.04.26:ロボアドバイザー事業への参入

FOLIOとAlpacaJapnと業務提携をし、ロボアドバイザー事業へ参入することになりました。
FOLIOとAlpacaJapnは共同開発したロボアドバイザーを有しており、ミンカブはそのホワイトラベル版を2021年に提供開始するために、業務提携に合意したようです。
自社のメディアやツールを活用した効率的なマーケティングにより、他社対比で優れたパフォーマンスを誇るロボアドバイザーを提供することを目指しています。

ロボアドバイザーも競合がいるので、比較が必要になりそうです。
もう少し期間をおいて、情報を得られたら、比較してみたいです。

2021.04.26:資産形成情報メディア「MINKABU」サービス開始

「みんなの株式」をはじめとした、みんかぶシリーズメディア7媒体を統合し、資産形成情報メディア「MINKABU」のサービスを開始しました。
これにより、ターゲットが個人投資家1,358万人から、資産形成層1.05億人へと拡大しました。

当初同タイミングで予定していた資産形成管理ツール「MINKABU ASSET PLNNER」はユーザーの利便性向上のために8月リリースに変更になりました。

これにより、ユーザーがグンと増えて、メディア事業の収益も上がるかもしれませんね。

2021.05.06:SURF HOLDINGS PTE.LTDとの資本業務提携

SURF HOLDINGS PTE.LTD(以下、SHD)は、音楽業界のアーティストやクリエイター、レーベルなどをつなぐプラットフォームサービス並びに、音楽著作権の売買取引所の構築を目指すスタートアップ企業です。
そこからの第三者割当増資を引き受け、資本参加しました。
ともに、プラットフォームサービスや音楽著作権の売買取引所の構築を目指しています。

ミンカブは、著作権取引のDX化を推進することで、楽曲制作者と販売者を繋ぐ新たな仕組みを提供して音楽流通市場の拡大を図るとともに、音楽著作権への投資という資産形成における新たな選択肢を提供することを図っています。

音楽業界も投資対象となるのは、面白そうだと感じました。
どういうビジネスモデルになるのか、注目していきたいです。

まとめ

以下、今回のまとめです。

<株価下落の理由>
・2月中旬以降の下げ:米国長期金利の急上昇
・4月後半以降の下げ:日本株市場全体の低迷グロース株離れ
 ー どちらも相場の影響

<IRニュースの復習>
資産形成情報メディア「MINKABU」への布石となる業務提携
ロボアドバイザー事業への参入のための布石
など

IRニュースに関しては、今回簡単に説明しましたが、それぞれのニュースについて詳しく知りたい方は、ミンカブのIRページからお読みください。
業務提携の合意内容などが詳しく書かれています。

さいごに

今回は、ミンカブの決算発表前に株価下落の理由IRニュースを解説しました。

ミンカブにとって、どのニュースも悪いものはなかったはずです。
ロボアドバイザーや自動情報生成技術、音楽業界の投資対象化、と幅広いものでした。
そのため、長期的に見れば、どんどん面白くなる企業だと感じています。
あとは、相場が良くなれば、もっと良いのですが。

いかがでしたか?
参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?

ご意見やアドバイスありましたら、いただけると嬉しいです!

株式投資に絶対はありません。
ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。

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