【いつも:7694】新興株50銘柄!成長性と株価の動きを分析!

毎日ブログ171決算分析
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どうもこんにちは、ヒラです。

みなさんは、「いつも」という銘柄はご存知ですか?
四季報オンラインの先取り「新興株50」にも選ばれていました、人気銘柄の1つです。
どういう銘柄なのか、そして成長性はあるのかを直近決算をもとに調べてみました。

今回は、人気銘柄のいつもの成長性と株価の動きを分析していきます。

この記事は、
・分析の仕方を知りたい
いつもについての情報を共有したい
・意見交換したい
・分析についてアドバイスしたい
上記のような方におすすめです!

では、早速行ってみましょう!

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現在のチャート確認

下のチャートをご覧ください。
現在のいつものチャートです。

新規上場してから現在までのチャートです。
いつもは2020年末に、IPO(新規上場)しました。
IPO直後は、株価は大きく上がっていましたがが、徐々に株価は下がってきています。
2/12に決算発表があり、その直後に大きく下げてしまいました。
これは米国金利や先日あったFOMCや日銀金融政策決定会合のせいもあるようですが、決算も原因の1つとしてあるでしょう。
どんな決算だったのか、紐解いていましょう。
また、今後成長していくのか、成長性も確認します。

まず、どんな企業か知りましょう。

いつも<7694>について

いつも<7694>の概要

まず、どんな企業か確認しておきましょう。
いつものIRページです。

IR情報|D2C・EC支援なら株式会社いつも
株式会社いつもの財務情報など、株主・投資家向けの情報を掲載しています。

概要を下表のようにまとめました。

中小・大手メーカーに向けてのECの総合支援事業をする企業です。
EC戦略の立案からサイト構築・運営、デジタルマーケ、物流フルフィルメントまでECバリューチェーンの全てを一貫してサポートします。
クライアンの自社ECサイトや、Amazon、楽天等のモール型ECプラットフォームでなど問わず、EC事業拡大に貢献します。

事業内容

下図をご覧ください。
こちらは、2021年度第1四半期の決算説明資料から抜粋しました「事業の特徴」についての資料です。

上図のように、今まではある企業がECサイトを作ろうと思ったら、コンサル、広告、デザインなど、各専門企業に依頼しないといけませんでした。
しかし、いつもはどのフェーズも自社でできるため、ECサイトの企画〜運営まで一気通貫で請け負うことができます。
クライアントとしても、一社に頼むだけなので、手続きややりとりが楽ですし、資金面やスピード感でもメリットがあります。

では、今回の決算内容を確認しましょう。

決算内容

決算のみどころ

当ブログでは、今後成長が期待できる銘柄の一つとしてもいつもをみています。
したがって、一番重要視したいのが「成長性」に関してです。
そのため、下記の項目に着目します。

項目としては、
・損益(売上や利益)
・投資(事業拡大)
・ニュース(事業拡大、新規事業について)

について着目していきます。

もちろん、他のバランスシートやキャッシュ・フローも大切です。
そこにも目を通しますが、この記事では重視するところを取り上げていきます。

損益

直近では、2021年3月期の第1四半期決算が発表されました。

短信では、売上や利益が累計で出されています。
当ブログでは、四半期ごとの売上や利益を算出し、前年と比較しています。
下の表をご覧ください。
四半期ごとに
・売上、営業利益、経常利益、純利益
・各対前年比(%)
・各累計計画対比進捗率(%)

を算出しています。

まず、注目していただきたいのが、進捗率です。
営業利益・経常利益・純利益は小さいので無視します。
売上の進捗率は、3Q時点で77%です。
前年度の進捗率は、25%/52%/77%/100%(1Q/2Q/3Q/4Q)なので、前年度と比べても順調と言える水準です。

では、なぜ株価は下がったのでしょうか?
次に説明します。

なぜ、株価は下がったのか

なぜ、決算発表後に株価が下がったのか説明します。
下図をご覧ください。
こちらは、2021年度第1四半期の決算説明資料から抜粋しました「売上高の推移」についての資料です。

見て分かるように、2021年度は1Q、2Q、3Qと四半期ごとに下がっています。
1Q-2Qは1Qが特需のため納得できますが、2Q-3Qは下がりすぎです。
まだ新規上場して間もないので、投資家達は成長性だけに期待しています。
そのために、「成長性が少しでも欠けた」と感じれば、すぐに手放します
これが、株価が決算発表後に下げた原因でしょう。

確かに、これでは買いに入りにくいのも分かります。
メインセグメントも下がっていますし、成長基盤となりそうなKPIも見当たりませんでした。
新規上場してから初めての決算なので、まだ情報が少なすぎます。
投資判断するのにはまだ早いかもしれません。

他にも詳しい事業内容や成長イメージなど、気になる部分はたくさんありましたので、ぜひ決算資料を読んでみてください。

まとめ

以下、今回の記事のまとめです。

<事業内容>
EC事業を一気通貫で提供できる
 ー 一気通貫でできるのは他社には強み

<成長性>
進捗は順調
 ー 前年度比較による
四半期ベースでは売上高が減少
 ー これが原因で株価は下げた
※今後の成長を期待できるような項目は見当たらなかった

みなさんは、どうお考えですか?

さいごに

今回は、人気銘柄のいつもの成長性と株価の動きを分析しました。

当ブログとしては成長性を感じることができませんでした。
EC市場は今後も伸びますが、最近EC関連の企業はよく見かけます。
競争は激化していくことでしょう。
その中でも勝てるような点が見つかれば、改めて分析したいです。

いかがでしたか?
参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?

今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!

株式投資に絶対はありません。
ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。

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このブログでは、無職である僕が、投資と生きていくために得た知識や技術、経験、変化をアップしていきます。
主に、投資手法・銘柄分析・おすすめ本の紹介などをアップしていきます。
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ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
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