どうもこんにちは、ヒラです。
みなさんは、エネチェンジという銘柄はご存知ですか?
昨今話題になっているエネルギー問題ですが、エネチェンジは脱炭素社会を実現することをビジョンに掲げている企業です。
2020年末に新規上場(IPO)し、2021/2/15に上場してからはじめての決算発表がありました。
それを受けて株価は上昇しました。
一体どういう決算だったのか、そして今後株価はどうなるのか調べてみました。
今回は、将来有望な銘柄のエネチェンジの決算発表を分析していきます。
→最新の決算分析については、下の記事で解説しています。
最新の決算分析を読みたい方は下からどうぞ。
この記事は、
・分析の仕方を知りたい
・エネチェンジについての情報を共有したい
・意見交換したい
・分析についてアドバイスしたい
上記のような方におすすめです!
では、早速行ってみましょう!
現在のチャート確認
下のチャートをご覧ください。
現在のエネチェンジのチャートです。
2020年末に新規上場(IPO)し、その後IPO銘柄には珍しく、株価は大幅に上がり続け、一度大きく調整が入りました。
そして、そのまま横ばいになり、2/15の決算発表後の2/16には大きく上がりました。
翌日の2/17は調整が入りましたが、2/18には再度株価は上昇しました。
どんな決算だったのでしょうか。
まず、どんな企業か知りましょう。
エネチェンジ<4169>の概要
まず、どんな企業か確認しておきましょう。
エネチェンジのIRページです。
概要を下表のようにまとめました。
脱炭素社会を実現する「エネルギーテック」企業です。
エネチェンジでは、発電や小売や配電を行わず中立的な立場でエネルギー業界のイノベーションを推進するのです。
なので、最近の電力卸価格の高騰もほぼ影響なかったようです。
また、菅政権の2050年に向けた「グリーン成長戦略」は事業面で追い風を受けるでしょう。
では、続いて今回の決算内容を確認しましょう。
決算内容
決算のみどころ
当ブログでは、今後成長が期待できる銘柄の一つとしてもエネチェンジをみています。
したがって、一番重要視したいのが「成長性」に関してです。
そのため、下記の項目に着目します。
項目としては、
・損益(売上や利益)
・投資(事業拡大)
・ニュース(事業拡大、新規事業について)
について着目していきます。
もちろん、他のバランスシートやキャッシュ・フローも大切です。
そこにも目を通しますが、この記事では重視するところを取り上げていきます。
損益
直近では、2020年12月期の通期決算が発表されました。
短信では、売上や利益が累計で出されています。
当ブログでは、四半期ごとの売上や利益を算出し、前年と比較しています。
下の表をご覧ください。
四半期ごとに
・売上、営業利益、経常利益、純利益
・各対前年比(%)
・各累計計画対比進捗率(%)
を算出しています。
注目していただきたいのが、2021年度業績予想です。
今期予想はレンジを持たせていますが、当ブログではその中間を計画値として表に入れています。
見ての通り、売上は30%成長を見込んでいます。
エネチェンジでは、長期においてはフリーキャッシュ・フローの最大化による企業価値の向上、そして中期においてはフリーキャッシュ・フローの源泉となる売上高の成長を重視しているため、営業利益以下は特に公表していません。
しかしながら、営業利益以下の各段階利益については投資に費やすものの黒字を見込んではいるようです。
売上だけ注目しても、30%以上という成長率の高さが見えます。
エネチェンジとしても、「高い売上高成長率継続の目安として、毎年30%以上の売上高成長により2026-27年に売上高100億円を目指す」ことを掲げています。
なので、この「30%」が今後エネチェンジの企業価値を計るのに最重要項目ですね。
成長性を計るために、KPIについても確認しておきましょう。
KPI
下図をご覧ください。
こちらは今回の決算説明資料にありました「ストック型収益」「各事業のKPI」です。
見て分かるように、ストック型収益が積み上がっています。
年ごとだけでなく、四半期ベースでも積み上がっているのは好感が持てます。
ARPUは経営方針変更のために一度落ち込んではいますが、ストック型収益に大切なユーザー数や顧客数は堅調なので、このまま増加していけばARPUはもと通りになると推測できます。
他にも現在の追い風トレンドの説明や事業内容、成長戦略など、気になる部分はたくさんありましたので、ぜひ決算資料を読んでみてください。
では、最後に株価への影響はどうなるか考えてみました。
株価への影響
今回の決算は、良いではないでしょうか。
データが少ないので判断しづらいですが、当社が掲げている「売上30%成長」を達成していますし、2021年度も見込まれています。
株価が上がるのも納得はできます。
では、今後の株価ですが、今トレンドでもありますし、この成長率が維持できるようであれば、長期で伸びていく銘柄だと感じています。
決算説明資料を読んで見ると、2026,2027年度には売上100億円を目指しています。
今期予想が23億円なので、6年後くらいには4倍以上の売上になる計画されています。
具体的な売上予想されているので、長期的な株価上昇が見込めるはずです。
まとめ
以下、今回の記事のまとめです。
<決算内容>
・2021年度予想:売上堅調
ー 企業の成長計画通り
・KPIは好感
ー ユーザー数、顧客数が堅調
<株価への影響>
上記の決算内容の反応が株価に影響
→株価が上がったことも納得
ー 長期的にみても株価は上がることが見込める
みなさんは、どうお考えですか?
さいごに
今回は、将来有望な銘柄のエネチェンジの決算発表を分析しました。
当ブログとしては良い決算だったと感じています。
成長戦略もみられ、将来的にも期待ができます。
ただ、信用買残がありすぎて手を出しづらいですね。
高値づかみになりかねないです。
当ブログとしては、買残が掃けるまで待とうと思います。
いかがでしたか?
参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?
今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!
株式投資に絶対はありません。
ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。
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