どうもこんにちは、ヒラです。
みなさんは、ミンカブという銘柄はご存知ですか?
コロナショック後から株価はおおむね右肩上がりです。
今日はミンカブの決算発表でした。
どういう内容だったのか、そして株価にはどういう影響を与えるでしょうか。
今回は、株価が好調な銘柄のミンカブの決算発表を分析していきます。
この記事は、
・分析の仕方を知りたい
・ミンカブについての情報を共有したい
・意見交換したい
・分析についてアドバイスしたい
上記のような方におすすめです!
この銘柄については、以前ブログにて紹介しました。
銘柄の概要や事業内容については下の記事をご覧ください。
こちらの記事を読んでから、本記事を読むと理解しやすくなります。
では、早速行ってみましょう!
現在のチャート確認
下のチャートをご覧ください。
現在のミンカブのチャートです。
コロナショック後から、株価は波打ちながらも、おおむね右肩上がりです。
これには、割高感やテクニカル的な売買があるためです。
波打ちながらも株価が上がり続けているのは、業績もこれまでは堅調だったのが要因といえます。
では、今回の決算はどうだったのか確認しましょう。
決算内容
決算のみどころ
当ブログでは、小型成長株の対象としてミンカブをみています。
したがって、一番重要視したいのが「成長性」に関してです。
株価は右肩上がりなのはわかりましたが、それが決算に反映されているためなのか確認します。
項目としては、
・損益(売上や利益)
・投資(事業拡大)
・ニュース(事業拡大、新規事業について)
について着目していきます。
もちろん、他のバランスシートやキャッシュ・フローも大切です。
そこにも目を通しますが、ブログでは重視するところを取り上げていきます。
損益
直近では、2021年3月期の第3四半期の決算が発表されました。
短信では、売上や利益が累計で出されています。
当ブログでは、四半期ごとの売上や利益を算出し、前年と比較しています。
下の表をご覧ください。
四半期ごとに
・売上、営業利益、経常利益、純利益
・各対前年比(%)
・各累計計画対比進捗率(%)
を算出しています。
特に注目するのは、進捗率です。
今期予想に対して、第3四半期決算時点では一見低いように感じます。
しかし、下図をご覧ください。
こちらは決算説明資料から抜粋しました進捗率についての資料です。
前年の進捗率と比較してみましょう。
昨年度の第3四半期時点での実績比ですが、
<昨年度>
・売上 :62%
・営業利益:42%
・経常利益:42%
・当期利益:31%
では、今年度の第3四半期時点での予想比はどうかというと、
<今年度>
・売上 :69%
・営業利益:56%
・経常利益:55%
・当期利益:37%
つまり、前年と比較すると、一見引くように見えましたが、今期予想に対して順調な進捗率ということが言えるのです。
ミンカブはストック収入が約50%以上あるので、収益は下期に偏る傾向があるため、このような進捗率になります。
では、セグメント別についても、見ておきましょう。
セグメント
セグメント別の四半期ごとの売上・利益も見ていきましょう。
下の表をご覧ください。
・主な事業内容
・セグメント別の四半期売上、累計売上、四半期利益、累計利益
・累計対前年比(%)
・セグメント比率(%)
上記のことを載せています。
<メディア>
メディア事業については、コロナ禍による広告単価の低下により、利益は前年と比べて落ちています。
しかし、KPIである月間UU数や月間訪問ユーザー数は堅調です。
新型コロナ感染がおさまり、広告単価も戻れば、収益は自ずと伸びてきます。
<ソリューション>
注目するのはこちらのセグメントでしょう。
まさに成長セグメントです。
前年比で、100%以上の収益が伸びています。
これがメディア事業の低成長を補うようにし、ミンカブの成長を支えています。
こちらのセグメントはストック収入は75%程度あるので、安定性のある収益も交換が持てます。
最近のニュースも見ておきましょう。
ニュース
下図をご覧ください。
こちらは今回の決算説明資料にありましたカブタンに関するニュースです。
投資家なら皆誰しも一度は目にしたことがあるカブタンですが、今回「Kabutan 米国版」の提供が開始されたようです。
Twitterを見ていても、米国株に投資する人が多くなっているように感じます。
これはますますメディア事業が伸びそうだと確信できます。
他にもニュースがありましたので、気になる方はぜひ決算資料を読んでみてください。
では、最後に株価への影響はどうなるか考えてみました。
株価への影響
今回の決算を見た限りでは、株価は上がるでしょう。
今期予想に届く進捗率も見えたことで、高い成長率が健在だと認識できました。
相場が良ければ、また株価4,000円まで上がることもあります。
ただ、相場が良いときはあまり気にされないのですが、現在予想PERは約97倍と割高のことから、相場が悪くなれば、すぐ手放す投資家も出てくることは大いにあります。
そういうリスクはあるので気をつけましょう。
まとめ
以下、今回の記事のまとめです。
<決算内容>
・進捗率、順調
ー 目標達成を見え、高い成長率だと認識
・メディア事業は低成長
ー 新型コロナの影響
・ソリューション事業は高成長
ー 収益の伸びは前年比100%超え
<ニュース>
・「Kabutan 米国版」の提供が開始
ー 米国株投資が広まりつつあることから、メディア事業が伸びることが推測できる
<株価への影響>
業績だけ見れば、株価は上がる
→相場が良ければ、再度株価4,000円も目指す
→現在割高なので、相場が悪ければ手放す投資家も多そうなので注意を払う
みなさんは、どうお考えですか?
さいごに
今回は、株価が好調な銘柄のミンカブの決算発表を分析しました。
業績は今のところ、好調です。
あとは、相場次第かもしれません。
今は相場が不安定なので、大きく下がることもあり得ます。
しかし、高い成長率ではあるので、注目され続けるはずです。
いかがでしたか?
参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?
今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!
株式投資に絶対はありません。
ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。
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このブログでは、無職である僕が、投資と生きていくために得た知識や技術、経験、変化をアップしていきます。
主に、投資手法・銘柄分析・おすすめ本の紹介などをアップしていきます。
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ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
「なんか仕事やめたい」「投資で生きていけるかな」「小型株始めたいな」という方の参考になれば幸いです!
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