どうもこんにちは、ヒラです。
みなさんは、今日の日本株市場を見ましたか?
ホープは大幅下げしましたね!
それに対して、関西電力、東北電力などの電力会社は上がっていますね!
なぜ、同じ電力関係なのに、上がっている銘柄と下がっている銘柄に分かれたのでしょうか?
今回は、電力関連銘柄でなぜ明暗分かれたのか理由を考察したので、説明します!
この記事は、
・なぜホープが大幅下げをしたのか知りたい
・なぜ同じ電力関連で上がっている銘柄と下がっている銘柄があるのか知りたい
上記のような方におすすめです!
では、早速行ってみましょう!
電力関連銘柄比較
主な電力関連銘柄
主な電力関連銘柄を下に挙げてみます。
・グリムス(3150)
・ホープ(6195)
・東京電力(9501)
・中部電力(9502)
・関西電力(9503)
・イーレックス(9517)
上記の銘柄の今日の株価前日比と直近の日足チャートをみてみましょう。
株価前日比とチャート
グリムス(3150)-7.44%
ホープ(6195)-10.99%
東京電力(9501)+4.98%
中部電力(9502)+2.04%
関西電力(9503)+2.05
イーレックス(9517)-6.37%
以上のことより、明暗が如実に出ていますね。
<明>:今日上がった銘柄
・東京電力(9501)
・中部電力(9502)
・関西電力(9503)
<暗>:今日下がった銘柄
・グリムス(3150)
・ホープ(6195)
・イーレックス(9517)
分かれた銘柄には、その中で共通点がありました。
明暗銘柄の各共通点
同じ電力関連でも違いがあったのです。
それは、電力生産側と電力小売側という違いです!
上述しました「明」の方の銘柄は、電力生産側です。
そして、「暗」の方の銘柄は、電力小売側です。
<明>:今日上がった銘柄
・東京電力(9501)
・中部電力(9502)
・関西電力(9503)
=電力生産銘柄
<暗>:今日下がった銘柄
・グリムス(3150)
・ホープ(6195)
・イーレックス(9517)
=電力小売銘柄
では、なぜ生産側は上がり、小売側は下がってしまったのでしょうか?
明暗分かれた理由
こちらの下の2図をご覧ください。
一般社団法人 日本卸電力取引所(JEPX)の指定された受渡日のシステムプライスを引用してきました。
日本卸電力取引所(JEPX):電力の自由化を踏まえて、2004年に設立された機関。発電事業者や一般企業が電力の売買を行える、国内では唯一の市場。
簡単にいうと、電力卸価格と言えるでしょう。
2図を比較して分かるように、2020年と2021年の卸価格を比較すると、10倍程度になっています。
これが、今回の明暗分かれた原因でしょう。
生産側としては、高く売れるので、収益も上がるはずです。
一方、小売側としては、仕入れが上がるので原価が上がるので、小売価格を変えないのであれば、利益が小さくなってしまう可能性があります。
10倍も価格が変わると、収益には大きく影響することでしょう。
以上、考察の説明でした。
まとめ
以下、今回のまとめです。
<明暗銘柄>
・明:上がった銘柄。
ー 電力生産銘柄
・暗:下がった銘柄。
ー 電力小売銘柄
<明暗分けた理由>
・ 電力卸価格の上昇。
→ 電力生産銘柄は、収益アップ。
→ 電力小売銘柄は、収益ダウン。
さいごに
今回は、電力関連銘柄でなぜ明暗分かれたのか理由を考察したので、説明しました。
どうでしたか?
納得できましたか?
もし、「参考になった」や「ここはどうかな?」というご意見があれば、いただけると嬉しいです。
2021年の注目銘柄や日本株市場・相場については、下の記事で書きましたので、銘柄選びやトレードの参考にしてください。
いかがでしたか?
参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?
「他にもこんな銘柄やこんな関連事業が伸びそう」というご意見やアドバイスありましたら、いただけると嬉しいです!
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