どうもこんにちは、ヒラです。
みなさんは、買えなかった銘柄はありませんか？
「あの時、買っておけばよかった」
「なぜ、あの時買えなかった」
と後悔したことはありませんか？
僕はあります！
すでに株価が高騰してしまい、もう手が出せなくなってしまった銘柄や、業績は良くなさそうだったのに、いつの間にか株価が2倍,3倍になってしまった銘柄など、様々あります。
当ブログでは、小型成長株投資とスイングトレードをメインにしています。
今後、このような後悔をしないためにも、過去に買い損ねた銘柄や現在気になるを分析し、どうして株価は高騰したのか、まだ上がる余地はあるのかを調べます！
今回は、当ブログが気になる銘柄第５弾として、BASEを分析していきます。
この記事は、
・分析の仕方を知りたい
・BASEについての情報を共有したい
・意見交換したい
・分析についてアドバイスしたい
上記のような方におすすめです！
今回の記事は、下の記事で説明しました銘柄選定法を用いています。
こちらの記事を読んでから、本記事を読むと理解しやすくなります。
では、早速行ってみましょう！
BASE＜4477＞の概要
概要
BASEのIRページです。
概要を下表のようにまとめました。
ネットショップ作成支援をしてくれる会社です。
EC市場が活発になる一因にもなる誰もが簡単にネットショップを作成できるサービスを提供しています。
簡単な決済機能や、解析ツールなどの機能も備えているため、気軽に始めやすくなります。
他にも、オンライン決済・ID決済サービスなどといった、フィンテックにも事業の幅を広げています。
現在のチャート確認
下のチャートをご覧ください。
現在のBASEのチャートです。
2020年コロナショックにより最安値株価774円程度まで下がりました、しかし現在は株価8,600円程度まで上がっています。
株価は約11.1倍になりました！
さらに、最高値は株価17,240円をつけました。
株価はコロナショック以降、最大 約22.3倍になりました！
半年でテンバガーどころでなく、20倍です！
驚異の株価成長ですね。
注目する理由
当ブログがなぜBASEに注目したかを説明します。
上述しましたように、途轍もない株価成長です！
なぜ、この銘柄がこのこの短期間で株価が急に上がったのか？
みなさん、気になりませんか？
半年で株価20倍なんて異常です。
そして、その後なぜ半値くらいまで大きく下げたのでしょうか？
何故なのでしょうか？
その謎をこの記事で、解き明かしていきます！
株価上下のタイミング
まず、チャートに主なイベントがあった日に印を打ってみました。
下図をご覧ください。
主なニュースは、
・決算発表
・新株式発行
の2点でした。
決算発表は赤丸、新株式発行関連は青丸を記載しました。
チャートの動きと照らし合わせたら、
・1Qの決算発表で上昇を始め
・2Qの決算発表でさらに上昇
・新株発行お知らせでさらに上昇
・新株式発行の受渡以降下げ始め
・3Q決算発表後も下げ続け
という流れがありました。
次に、上げ下げの原因となった決算が、それぞれどういう決算内容だったのか、確認していきましょう！
決算内容
決算のみどころ
当ブログでは、成長株の対象としてBASEをみています。
したがって、一番重要視したいのが「成長性」に関してです。
株価は右肩上がりなのはわかりましたが、それが決算に反映されているためなのか確認します。
項目としては、
・損益（売上や利益）
・投資（事業拡大）
・ニュース（事業拡大、新規事業について）
について着目していきます。
もちろん、他のバランスシートやキャッシュ・フローも大切です。
そこにも目を通しますが、ブログでは重視するところを取り上げていきます。
損益
直近では、2020年12月期の第3四半期決算が発表されました。
短信では、売上や利益が累計で出されています。
当ブログでは、四半期ごとの売上や利益を算出し、前年と比較しています。
下の表をご覧ください。
四半期ごとに
・売上、営業利益、経常利益、純利益
・各対前年比（％）
・各累計計画対比進捗率（％）
を算出しています。
見て分かるように、売上が堅調なことがわかります！
今期の1Qで大きく、利益が改善されたことがわかります。
さらに、2Q,3Qの決算で売上が倍増し、利益もとうとうプラスになりました。
さらに2Qでは、今期予想の上方修正が出され、今期の利益がプラスになる予想が出されてました！
1Q,2Qで株価が伸びたのはこれによるものだと確認出来ました。
しかし、3Qの業績もそこまで悪いようには見えませんが、なぜ落ち込んだのでしょうか？
一旦、セグメント別について確認しておきましょう。
セグメント別
セグメント別の四半期ごとの売上・利益も見ていきましょう。
下の表をご覧ください。
・主な事業内容
・セグメント別の四半期売上、四半期利益
・対前年比（％）
・セグメント比率（％）
上記のことを載せています。
BASEは3セグメントに分けられています。
見て分かるように、BASE事業が牽引していますね！
上述したように、2Q,3Qで倍増しています。
ここでも3Qがそんな悪いとは感じませんでしたね。
次は、KPIを確認してみましょう。
KPI
下図をご覧ください。
こちらは今回の決算説明資料から抜粋しました「GMV、テイクレート、売上高の推移」です。
決済額に対して、売上も変動していることがわかりますね！
この決済額が3Qに下がってしまったことで、売上も下がったのでしょう。
月次でもみていきましょう。
下図をご覧ください。
こちらは決算説明資料から抜粋しました「足元の状況と下期の見通し」です。
月次で見ると、BASE事業は5月をピークに、その後下降傾向にあります。
これも株価を下げた一因でしょう。
しかし、当ブログとしては、コロナ前の水準よりは上がっているので、プラスには見ています。
4,5,6月は特需と捉えており、これからまたジンワリ上がってくることを期待しています。
それがこの企業の成長に関わってくるでしょう！
では、もう１つの株価の上下した要因である新株式発行のニュースについて確認しておきましょう。
新株式発行
2020/9/24に新株式発行について下のような募集概要が出ました。
海外投資家に対して、新株式を募集したのです！
ここからは当ブログの予測です。
海外投資家は、一般的に膨大な資金を持っていますので、資金調達もしやすいでしょう。
しかし、海外投資家の注目を集めてしまったのではないでしょうか。
それが原因で「海外投資家たちが株価を釣り上げ、受渡前に利確した」ということだと予測しました。
株価はなぜ急上昇、急降下したのか？
色々と上述してきましたが、BASEがこんなにも株価が上がった理由は、主に下記の3点でしょう。
・1Q,2Qでは、利益改善・利益プラス・上方修正のインパクトで株価上昇
・3QはKPIの下げにより期待が薄れ、株価下降
・海外投資家に向けての新株式発行により、海外投資家の注目を集めてしまい、株価釣り上げからの利確
こういうテーマ性がある株には、常にアンテナを張っておかないと、取り残されますね！
短い期間で大きく株価が動くので、自分の資産拡大のチャンスでもあるのです。
これからは「テーマ性がある、今 旬の銘柄だ」と感じたら、片っ端から分析しようと決めました！
以上、長くなりましたが、説明してきました。
他にも色々な情報が決算資料には記載されています。
気になる方は、企業HPから、決算資料を確認してみてください。
今後の見通し
以下、今後の見通しです。
＜今後の見通し＞
・これからもKPIが成長できるかが勝負でしょう。
ー 流通額が増えれば、売上も上がる。
ー EC市場として、成長傾向にあるので、成長できると予想。
当ブログとしては、
・様子見
ー 通期決算発表の業績と来期予想を見て、買うか決めたい
ー KPIの伸び率にも注目したい
と考えています。
みなさんは、どうお考えですか？
さいごに
今回は、当ブログが気になる銘柄第５弾として、BASEを分析しました。
いかがでしたか？
参考になりましたか？
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか？
本当はこういう銘柄を暴落しているときに買っておきたかったです。
様々な銘柄をもっと調べるべきでした。
甘かったですね！
上述したような業績や新株式発行の時の値動き予測などが分かっていれば、買えたかもしれませんでした。
これからは、もっと多くの銘柄を分析していきたいです！
今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです！
株式投資に絶対はありません。
ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください！
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。
現在、毎日ブログを更新中です！
このブログでは、無職である僕が、投資と生きていくために得た知識や技術、経験、変化をアップしていきます。
主に、投資手法・銘柄分析・おすすめ本の紹介などをアップしていきます。
ときどき、無職の方・無職になる方向けにタメになるような情報もアップできれば、と考えています。
ぜひ、他の記事もご覧ください！
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
「なんか仕事やめたい」「投資で生きていけるかな」「小型株始めたいな」という方の参考になれば幸いです！
これからも、どうぞよろしくお願いいたします！
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