【目標株価】高利益率のカナミック、これから株価は上がるのかを解説

【目標株価】高利益率のカナミック、これから株価は上がるのかを解説投資・トレード
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2022.04.02更新

どうもこんにちは、平凡サラリーマン投資家のヒラです。

みなさんは、カナミックという銘柄はご存知ですか?

クラウド利用によって地域包括ケアを実現させる会社です。介護業界のDX化や地域創生の観点からも期待できる銘柄です。そして、この銘柄の魅力は利益率の高さです。

そんなカナミックですが、昨年11月からの株式相場悪化により、株価は大幅下落しました。しかし、最近の相場復調から株価は戻り始めてきました。

ここで気になるのは、ここからさらに株価は上がるのでしょうか?もうここが適正価格になってしまっているから、株価は上がらないのでしょうか?まだ値上がり余地が大きいなら、今のうちに買っておくのはアリかもしれません。

そこで今回は、高利益率のカナミックの目標株価を算出し、今の株価は適正なのか、それともまだ株価は上がるのか、はたまた下がるのか確認していきます。

この記事は、
・カナミックの目標株価を知りたい
カナミックについての情報を共有したい
・意見交換したい
上記のような方におすすめです!

では、早速行ってみましょう!

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カナミックの株価チャートを確認

下の株価チャートをご覧ください。こちらは直近6ヶ月のカナミックの日足チャートです。

直近6ヶ月のカナミックの日足チャート

見ての通り、カナミックの株価は昨年11月から、大きく下落しました。これは株式相場悪化が原因です。その悪化に至った理由としては、金融所得課税増税懸念や米国金利上昇、ロシアのウクライナ侵攻の三つです。

3月に入り、ようやく相場も底をついたのか、カナミックの株価もようやく上がり始めました。

ここで気になるのは、「これから株価は上がるのか」「もう適正価格なのか、もう上がらないのか」ですよね。今後の中長期的にどれくらい株価が上がるかが分かれば、投資判断しやすくなります。そのために、目標株価を算出してみます。

その目標株価に対して、現在の株価が低くければ割安だから買いますし、逆に現在の株価が高いようなら割高だから買いを見送ります。これで、すごい高い目標株価が算出できたら、今は絶好の買い場かもしれません

では、目標株価を算出していきましょう。

目標株価の算出方法

その前に目標株価の算出方法を説明します。下記の通りの手順です。

1)将来の利益を算出
2)将来のEPSを算出
3)将来PER:15倍/20倍/40倍の目標株価を算出

では、詳しく説明します。

まず、カナミックが公表している決算資料から、将来の目標数値を参考に、将来的な利益を割り出します。その後、現在の株式数で割り将来のEPSを算出します。そして、PER:15倍/20倍/40倍の時のそれぞれの株価を算出します。このPER数値の基準は下記のような当ブログの体感数値になります。

<PER数値の基準:当ブログの体感>
15倍:毎年安定した利益を生み出す成長率±0%の時に妥当な値
20倍:成長率+10%の時に割安な(=「ここまでは株価上がるだろう」という)値
40倍:成長率+20%の時に割安な(=「ここまでは株価上がるだろう」という)値

この値に対して、「なぜ割安と言えるのか?」ということについては、以前「成長率に対してのPERの目安」の記事で解説しました。こちらはグロース株投資のコツとも言えます。グロース株投資をしている方は、ぜひ一度読んで見てください。

では、算出していきます。

カナミックの目標株価

目標株価算出の基準設定

まず、どこを基準とするか決めます。下図をご覧ください。こちらは2021年度通期決算説明資料で公表された「3ヵ年業績成長目標」に関する資料です。

カナミックの3ヵ年業績成長目標

まず、上図をみるとカナミックは、下記のような目標を掲げています。

<2024年度業績目標>
M&Aありの場合、売上高:5,300百万円/営業利益:1,700百万円
M&Aなしの場合、売上高:3,300百万円/営業利益:1,500百万円

また、上記から24年度までは年平均+15%前後の売上成長率をイメージしています。

これをもとに、オーガニックグロース(M&Aなし)の「2024年度に営業利益:1,500百万円」を基準として、目標株価を算出していきます。

将来の利益を算出

では、上述しました2024年度に営業利益:1,500百万円のときの純利益を出していきましょう。

そのために、営業利益に対して純利益がどれくらいの割合か見ておきます。下図をご覧ください。こちらは、2021年度通期決算説明資料から引用しました「2021年度連結業績」「2022年度連結業績予想」です。

カナミックの2021年度連結業績
2021年度連結業績
カナミックの2022年度連結業績予想
2022年度連結業績予想

2021年度の実績をみると、営業利益:841百万円、純利益:579百万円なので、営業利益に対して純利益は68.8%でした。そして、今期2022年度の予想も見てみると、営業利益:930百万円、純利益:640百万円なので、営業利益に対して純利益は68.8%です。

上記のことから、2024年度の純利益でも、この「営業利益に対して純利益の割合:68.8%」を採用しておきます。そうすると、純利益は下記のようになります。

2024年度の純利益>
2024年度の営業利益:1,500百万円
純利益:1,032百万円(営業利益に対して68.8%想定)

では、次に将来のEPSを算出します。

将来のEPSを算出

では、将来のEPS(1株あたりの利益)を割り出すために、上述した純利益を発行済み株式数で割ります。下図をご覧ください。こちらは直近の決算短信にありました「発行済株式数」です。

カナミックの発行済株式数

見ていただいて分かるように、発行済み株式数:48,132,000株です。これで先ほど算出した純利益を割ります。そうすると、1,032百万円÷48,132,000株=EPS:21.44円になります。

では、この算出しました将来EPSから目標株価を算出します。

PERごとの目標株価を算出

ここで、算出する基準となるPERを上述しましたが、おさらいしておきます。

<PER数値の基準:当ブログの体感>
15倍:毎年安定した利益を生み出す成長率±0%の時に妥当な値
20倍:成長率+10%の時に割安な(=「ここまでは株価上がるだろう」という)値
40倍:成長率+20%の時に割安な(=「ここまでは株価上がるだろう」という)値

この値に対して、「なぜ割安と言えるのか?」ということについては、以前「成長率に対してのPERの目安」の記事で解説しました。こちらにはこれからする計算式についても触れてますので、ぜひご一読ください。

では、目標株価を算出していきます。PERの計算式は「PER=株価÷EPS」ですよね。ということは目標株価を算出するためには「目標株価=EPS×PER」をすればいいわけです。このPERの部分に、今回は15倍/20倍/40倍を当てはめて、目標株価を算出します。算出して結果が下記の通りです。

<PERごとの目標株価>※小数点以下切り捨て
・PER15倍:21.44円×15倍=321円
・PER20倍:21.44円×20倍=428円
・PER40倍:21.44円×40倍=857円

現在のカナミックの株価:528円です。上記のことから、2024年度に営業利益:1,500百万円達成時」に成長率+20%以上を維持できる力があるなら、株価+329円程度の上昇余地はありそうです。ただ、2024年までの3カ年の年平均成長率は+15%前後なので、2024年度以降に+20%成長は厳しいと推測できます。

今回の目標株価算出から見て、カナミックの現在の株価は適正かもしれませんね。

下の留意事項もお読みください。

留意事項

ただ、ここで留意していただきたいのは、以前の「成長率に対してのPERの目安」の記事でも説明しましたが、これはあくまで長期に渡り、成長率が維持される想定でのPER基準です。そして、このPERはあくまで当ブログの体感です。

さらに、今後カナミックの株式数が変わったりすれば、この計算も変わります。今後、株式数の推移には注目しておきましょう。

また、現在相場は悪化していますし、米国では利上げペースが早まりました。そのため、グロース株に対しての期待リターンも高まっています。そのため、今回算出のために用いたPERは適正でなくなってきているかもしれません

今後の株式市場の値動きなどを観察して、値動き・相場が落ち着いてきたときに、また改めて妥当・割安なPERを見定めて、目標株価を算出し直そうと考えています。

今回の算出しました目標株価は、あくまで皆さんの今後の投資計画の参考程度としていただいた方が良いです。今後、この目標株価算出に関わる数値が変わることがあれば、都度更新していきます。

まとめ

以下、今回の記事のまとめです。

2024年度に営業利益:1,500百万円
→純利益:1,032百万円
EPS:21.44円

<PERごとの目標株価>※小数点以下切り捨て
・PER15倍:21.44円×15倍=321円
・PER20倍:21.44円×20倍=428円
・PER40倍:21.44円×40倍=857円

みなさんは、どうお考えですか?

さいごに

今回は、高利益率のカナミックの目標株価を算出し、今の株価は適正なのか、それともまだ株価は上がるのか、はたまた下がるのか確認しました。

目標株価を算出してみて、「株価はすでに適正」と感じました。ただ、長期的に需要がありそうな事業なので、2024年度以降の成長を見込めば投資するのもありかもしれませんが、当ブログとしては目標株価として算出できていないので、投資するのは避けておきます。

いかがでしたか?参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?

今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!

株式投資に絶対はありません。ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。

他の銘柄の目標株価を読みたい場合は、下の記事でまとめています。

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