どうもこんにちは、ヒラです。
みなさんは、ウィリアム・J・オニールをご存知ですか?
バリュー株投資の神がウォーレン・バフェットなら、グロース株投資の神はウィリアム・J・オニールでしょう。
では、ウィリアム・J・オニールはどんな投資をしているのでしょうか?
今回は、グロース株投資の神はウィリアム・J・オニールの投資手法について解説していきます。
この記事は、
・ウィリアム・J・オニールについて知りたい
・グロース株投資の神の手法について知りたい
上記のような方におすすめです!
では、早速行ってみましょう!
グロース株投資
グロース株とは
グロース株とは、成長株とも呼ばれています。
企業の売上や利益の成長性が、市場平均よりも高いとされている株のことです。
成長性が高いため、株価の値上がりが大きいとされています。
グロース株投資とは
グロース株投資は、キャピタルゲインを狙った投資スタイルの一つです。
グロース株の成長性の高さを期待して、投資家の注目が集まった銘柄は株価が上昇しやすいです。
その銘柄に投資することで、株価の値上がり差益を狙った投資法です。
ウィリアム・J・オニール
<ウィリアム・J・オニール>
1933年生まれで米国の投資家。
証券会社に入社後に独自の投資ノウハウを研究。
30歳の時に株式投資で得た利益でニューヨーク証券取引所の会員権を取得し、さらに、機関投資家向けのリサーチ専門の投資情報会社を設立。
オニールは、過去に急上昇した1000銘柄以上の株式の株価チャートと財務指標を研究し、企業の成長性に注目した投資手法を編み出しました。
株価の動きと業績を重視しているのです。
投資期間は数ヵ月から2年程度で、数倍~数十倍となる成長株を狙う投資手法です。
その独自の投資法は「CAN-SLIM(キャンスリム)」と呼ばれています。
続いて、その投資法CAN-SLIMについて説明します。
投資手法
CAN-SLIMは投資におけるポイントのそれぞれの頭文字をとっています。
<CAN-SLIM>
C:Current Quarterly Earnings:当期四半期EPS
A:Annual Earnings Increases:通期EPSの増加
N:Newer Companies,Products,High off Properly Formed Bases:新しい企業・新製品などのニュースと新高値の更新
S:Supply and Demand:株式の需要と供給
L:Leader or Laggard:先導株か、出遅れ株か
I:Institutional Sponsorship:機関投資家の保有
M:Market Direction:株式市場の動向
それぞれ説明していきます。
<C:Current Quarterly Earnings:当期四半期EPS>
直近決算発表で四半期EPSが前年度と比べて、大幅に増加している銘柄を選びます。
+40%以上の成長率があるものが望ましいです。
<A:Annual Earnings Increases:通期EPSの増加>
通期EPSが毎年上がっている銘柄を選びます。
+25%以上の成長率があるものが望ましいです。
<N:Newer Companies,Products,High off Properly Formed Bases:新しい企業・新製品などのニュースと新高値の更新>
新興企業や新製品、新経営陣などのニュース、新高値を更新した銘柄です。
こうした企業は、株価が大きく上がりやすいためです。
<S:Supply and Demand:株式の需要と供給>
出来高数が少ないと、株価が飛びやすいです。
上がる時は早いですが、下がる時も早いです。
逃げるときは、すぐさま逃げましょう。
<L:Leader or Laggard:先導株か、出遅れ株か>
先導株を選びます。
セクターの中で、一番手銘柄か二番手銘柄を推奨しています。
それ以下の出遅れ株は、先導株に比べてEPSの伸びが悪いとされています。
<I:Institutional Sponsorship:機関投資家の保有>
機関投資家が保有 or 取引している銘柄を選びます。
株価を大きく上げるためには、機関投資家の大量の買いが必要になるためです。
<M:Market Direction:株式市場の動向>
相場の流れを確認します。
どんなに良い銘柄でも相場が悪ければ、株価は上がりません。
したがって、相場が良い時に銘柄を買います。
上述しましたように、オニールは業績を分析し、特にEPSを重視しています。
さらに、相場や株の需給を分析しています。
つまり、ファンダメンタル分析とテクニカル分析のどちらも併用した投資手法なのです。
まとめ
以下、今回の記事のまとめです。
<ウィリアム・J・オニール>
株価の動きと業績を重視している。
数ヵ月から2年程度で、数倍~数十倍となる成長株を狙う投資手法「CAN-SLIM」を編み出した。
<CAN-SLIM>
ファンダメンタル分析とテクニカル分析のどちらも併用した投資手法。
特にEPSを重視し、高い成長率の銘柄を選びます。
さいごに
今回は、グロース株投資の神はウィリアム・J・オニールの投資手法について解説しました。
オニールの投資手法は、ファンダメンタル分析とテクニカル分析の併用です。
併用する分難しい部分もあるかもしれませんが、その分、確実性が高いはずです。
是非試してみてはいかがでしょうか?
いかがでしたか?
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今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!
他にも注目銘柄や日本株市場・相場については、下の記事で書きましたので、銘柄選びやトレードの参考にしてください。
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