【目標株価】AI銘柄のALBERT、また株価10,000円台まで戻すのか?

目標株価
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2022.09.18更新

どうもこんにちは、平凡サラリーマン投資家のヒラです。

あなたは、ALBERTという銘柄はご存知ですか?

AI実装支援を中心とした3つの事業(AI実装支援事業/データサイエンティスト育成支援事業/AIプロダクト事業)を展開しています。そして、産業間のAI・データのシェアリングを促進し、AIネットワーク化社会を目指しています。各業界の大手企業と資本業務提携しており、AI銘柄のなかでも注目されています。

そんなALBERTは、2月の決算を機に株価が急騰し、その後上がり続け、4月に高値をつけました。しかし、以降は下がり続け、高値から2/3程度の水準になってしまいました。

ここで気になるのは、「これからまた株価は戻すのか?もう一度10,000円台まで上がるのか?それとも、いまが適正価格で、もう株価は上がらないのか?」ということです。まだ値上がり余地が大きいなら、今のうちに買っておくのはアリかもしれません。

そこで今回は、最高値から大きく下がっているAI銘柄のALBERTの目標株価を算出し、買い時か判断するために、これから株価はいくら上がるのか、それとも今の株価は適正なのか、はたまた下がるのか確認していきます。

この記事は下記のような方にオススメです。

  • ALBERTの目標株価を知りたい
  • ALBERTの株価がこれから上がるのか、下がるのか知りたい
  • ALBERTについての情報を得たい

では、早速行ってみましょう!

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ALBERTの株価の値動き

まず、最近の株価の値動きについて確認しておきましょう。

下の株価チャートをご覧ください。こちらは直近1年間のALBERTの日足チャートです。

見ての通り、株価は昨年11月から2月までずっと下がり続けていたことがわかります。これは相場悪化が主な原因で、株価下落は止まりませんでした。その相場悪化の原因は下記の通りです。

<相場悪化の原因>
・日本での金融所得課税増税が話題に
 ー 株式投資離れ、今のうちに手仕舞いする投資家の増加
・米国でのテーパリング早期化
 ー 利上げ早期化
 ー 米国長期金利上昇
 → 株式のリターンに対して相対的評価低下
ウクライナの地政学的リスク
 ー ロシアからヨーロッパへの原油・天然ガスの経由地であるウクライナで、戦争勃発
 ー ロシアからのエネルギー供給減予測
 → 世界エネルギー価格高騰
 → コロナ感染拡大と併せて、世界経済にダブルパンチ
・世界的なインフレ
 ー インフレ抑制のための世界的な利上げ
 → リセッション(景気後退)懸念

上記の理由で、軒並み株安になってしまっています。もちろんグロース株であるALBERTも、もれなく株価は下がってしまったというわけです。

しかし、ようやく2月になって株価は底をつき、中旬の決算発表のインパクトも重なり、株価は急上昇しました。そして、株価はそのまま4月まで上がり続け、6,000円台まで戻しました。

その水準で株価はキープできず、また下がり始めてしまい、4,000円台まで落ちてきました。

ここで気になるのは、
「ここからまだ株価は戻すのか」
「もうここが適正価格なので、もう上がらないのか」

ですよね。

今後の中長期的にどれくらい株価が上がるかが分かれば、投資判断しやすくなります。そのために、目標株価を算出してみます。

その目標株価に対して、現在の株価が低くければ割安だから買いますし、逆に現在の株価が高いようなら割高だから買いを見送ります。これで、すごい高い目標株価が算出できたら、今は絶好の買い場かもしれません

では、目標株価を算出していきましょう。

目標株価の算出方法

その前に目標株価の算出方法を説明します。下記の通りの手順です。

  1. 将来の利益を算出
  2. 将来のEPSを算出
  3. 将来PER:10倍/15倍/20倍/40倍の目標株価を算出

では、詳しく説明します。

まず、ALBERTが公表している決算資料から、将来の目標数値を参考に、将来的な利益(ポテンシャル)を割り出します。

当ブログとしては、株価は中長期的にはEPSの影響を大きく受けると感じています。そのため、将来のEPSを計算するために、将来的な利益をここで計算しておきます。

その後、現在の株式数で割り、将来のEPSを算出します。将来的には株式数が変わる可能性もありますが、そればかりは予測できないので、現状の株式数から変更がないことを前提に算出します。

そして、PER:10倍/15倍/20倍/40倍の時のそれぞれの株価を算出します。これは株価を決定づける要因として、成長率も影響すると感じています。EPSが成長していけば、株価も必然と上がっていくものです。

ただ、投資家というものは成長率を見込んで、将来的なEPSを計算します。その期待が株価に反映されているというわけです。だから、「そこまでPER高くなるの、割高すぎないか!?」というほど、PERも割高になるのです。

このPER数値と成長率に関しての基準は下記のような当ブログの体感数値になります。

コロナショック時のような金利低下時は、下記のような体感数値です。

  • 15倍:毎年安定した利益を生み出す成長率±0%の時に妥当な値
  • 20倍:成長率+10%の時に割安な(=「ここまでは株価上がるだろう」という)値
  • 40倍:成長率+20%の時に割安な(=「ここまでは株価上がるだろう」という)値

現在のような金利上昇時は、下記のような体感数値です。

  • 10倍:毎年安定した利益を生み出す成長率±0%の時に妥当な値
  • 15倍:成長率+10%の時に割安な(=「ここまでは株価上がるだろう」という)値
  • 20倍:成長率+20%の時に割安な(=「ここまでは株価上がるだろう」という)値

この値に対して、「なぜ割安と言えるのか?」ということについては、以前「成長率に対してのPERの目安」の記事で解説しました。こちらはグロース株投資のコツとも言えます。グロース株投資をしている方は、ぜひ一度読んで見てください。

では、算出していきます。

ALBERTの目標株価

目標株価算出の基準設定

まずは、目標株価を算出するときの基準とする中期経営計画を確認します。

下図をご覧ください。こちらはALBERTの直近決算説明資料にありました「中長期ロードマップ」です。

上図を見て分かるように、ALBERTは今後2〜3年で目指す規模を、下記のことを目指しています。

  • 既存事業の売上高:5,000百万円超
  • 事業拡大分の売上高:+α(企業との共同開発やM&A)

今回の記事では、+α分は未知数なので、「売上高:5,000百万円」のとき、こちらを基準として目標株価を算出していきます。

将来の利益を算出

将来的にどれくらい利益を創出できるポテンシャルがあるのか測ります。手順としては、下記の手順で算出します。

  1. 営業利益率から、将来の営業利益を算出
  2. 「営業利益に対しての純利益の割合」を割り出す
  3. 2の値を1に掛けて、将来の純利益を算出

では、過去の実績から営業利益率を確認します。下図をご覧ください。こちらは「事業計画および成長可能性に関する事項」にありました「営業利益の推移」です。

前年の実績が売上高:3,386百万、営業利益:436百万円でした。つまり、営業利益率:13.1%です。ちなみに、今期予想は、売上高:4,100百万円、営業利益:657百万円で、営業利益率:16%になります。

図を見ての通り、ALBERTは段々と営業利益率が良くなっていることが分かります。今後、16%より改善されることもあるかもしれませんが、ここでは、16%を採用します。そうすると、基準となる「売上高:5,000百万」のときの将来の営業利益は、下記のようになります。

・売上高:5,000百万円
 →営業利益:800百万円(営業利益率:16%として)

では、つづいて過去の実績から、「営業利益に対しての純利益の割合」を割り出したいのですが、補助金や投資事業運用益などで算出するのが困難です。そのため、当ブログの経験則を使います。

当ブログの経験として、純利益は営業利益に対して60〜70%の企業が多いです。参考として、マクアケは65%、ライトアップも65%、ラクスは66%、プロジェクトカンパニーは70%でした。

このことから、間をとって65%を採用します。

そうすると、基準となる「売上高:5,000百万」のときの将来の純利益は、下記のようになります。

・売上高:5,000百万円
 →営業利益:800百万円(営業利益率:16%として)
 →純利益:520百万円(営業利益に対しての純利益の割合:65%として)

では、つづいて将来のEPSを算出します。

将来のEPSを算出

では、将来のEPS(1株あたりの利益)を割り出すために、上述した純利益を発行済み株式数で割ります。下図をご覧ください。こちらは直近の決算短信にありました「発行済株式数」です。

図をみると、発行済み株式数は4,493,500株であることが分かります。

これで先ほど算出した純利益を割ります。そうすると、520百万円÷4,493,500株=EPS:115.72円になります。

では、この算出しました将来EPSから目標株価を算出します。

PER・成長率ごとの目標株価を算出

ここで、算出する基準となるPERを上述しましたが、おさらいしておきます。

コロナショック時のような金利低下時は、下記のような体感数値です。

  • 15倍:毎年安定した利益を生み出す成長率±0%の時に妥当な値
  • 20倍:成長率+10%の時に割安な(=「ここまでは株価上がるだろう」という)値
  • 40倍:成長率+20%の時に割安な(=「ここまでは株価上がるだろう」という)値

現在のような金利上昇時は、下記のような体感数値です。

  • 10倍:毎年安定した利益を生み出す成長率±0%の時に妥当な値
  • 15倍:成長率+10%の時に割安な(=「ここまでは株価上がるだろう」という)値
  • 20倍:成長率+20%の時に割安な(=「ここまでは株価上がるだろう」という)値

この値に対して、「なぜ割安と言えるのか?」ということについては、以前「成長率に対してのPERの目安」の記事で解説しました。こちらにはこれからする計算式についても触れてますので、ぜひご一読ください。

では、目標株価を算出していきます。PERの計算式は「PER=株価÷EPS」ですよね。ということは目標株価を算出するためには「目標株価=EPS×PER」をすればいいわけです。このPERの部分に、今回は10倍/15倍/20倍/40倍を当てはめて、目標株価を算出します。算出して結果が下記の通りです。

<PER・成長率ごとの目標株価>※小数点以下切り捨て
=金利低下時=
・PER15倍=成長率±0%:115.72円×15倍=1,735円
・PER20倍=成長率+10%:115.72円×20倍=2,314円
・PER40倍=成長率+20%:115.72円×40倍=4,628円
=金利上昇時=
・PER10倍=成長率±0%:115.72円×10倍=1,157円
・PER15倍=成長率+10%:115.72円×15倍=1,735円
・PER20倍=成長率+20%:115.72円×20倍=2,314円

現在のALBERTの株価:4,255円です。上記のことから、売上高:5,000百万円のときに成長率+20%以上を維持できる力があるなら、

  • 金利低下時:4628-4255=373円程度の株価上昇余地
  • 金利上昇時:2314-4255=-1914円程度の株価下落余地

上記のことが見込めます。よって、今は金利上昇時なので株価は割高に見えますね。

ただ、ALBERTは各業界の大手企業と資本業務提携をしているので、そのシナジー効果は段々と出てくるでしょう。さらに2018年の戦略転換から成長速度も高まっており、売上高;5,000百万超+αへの期待も高まります。それも見込んで、株価は今回算出した目標株価より、割高になってしまっているだけかもしれませんね。

下の留意事項もお読みください。

留意事項

ただ、ここで留意していただきたいのは、以前の「成長率に対してのPERの目安」の記事でも説明しましたが、これはあくまで長期に渡り、成長率が維持される想定でのPER基準です。そして、このPERはあくまで当ブログの体感です。

さらに、今後ALBERTの株式数が変わったりすれば、この計算も変わります。なので、今後、株式数の推移には注目しておきましょう。

今回の算出しました目標株価は、あくまで皆さんの今後の投資計画の参考程度としていただいた方が良いです。今後、この目標株価算出に関わる数値が変わることがあれば、都度更新していきます。

まとめ

以下、今回の記事のまとめです。

<中長期ロードマップより>
・売上高:5,000百万円
 →営業利益:800百万円(営業利益率:16%として)
 →純利益:520百万円(営業利益に対しての純利益の割合:65%として)
 →EPS:115.72円

<PER・成長率ごとの目標株価>※小数点以下切り捨て
=金利低下時=
・PER15倍=成長率±0%:115.72円×15倍=1,735円
・PER20倍=成長率+10%:115.72円×20倍=2,314円
・PER40倍=成長率+20%:115.72円×40倍=4,628円
=金利上昇時=
・PER10倍=成長率±0%:115.72円×10倍=1,157円
・PER15倍=成長率+10%:115.72円×15倍=1,735円
・PER20倍=成長率+20%:115.72円×20倍=2,314円

今回の目標株価について、どう感じましたか?あなたの投資の参考になれば嬉しいです。

当ブログでは、ALBERTだけでなく、そのほかの注目銘柄の目標銘柄も算出しています。他の銘柄の目標株価を読みたい場合は、下の記事でまとめています。少しでも、投資の参考になれば嬉しいです。

さいごに

今回は、最高値から大きく下がっているAI銘柄のALBERTの目標株価を算出し、買い時か判断するために、これから株価はいくら上がるのか、それとも今の株価は適正なのか、はたまた下がるのか確認しました。

目標株価を算出してみて、「これは割高かな」と感じました。上述しましたように、他の投資家は大手企業との資本業務提携や今回基準とした2〜3年後よりも先を見越して買っているのかもしれません。

しかし、当ブログとしては自分が想定できる範囲内で割安感のあるもの投資したいと考えています。それは今後の自分の投資人生を考えたときに、再現性のある投資をしたいからです。自分で考え、自分の出した答えの答え合わせをして、どんどん精度を増していきたいです。なので、現在の株価でのこの銘柄の投資は控えようと感じました。

いかがでしたか?参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?

今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!

株式投資に絶対はありません。ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。

他の銘柄の目標株価を読みたい場合は、下の記事でまとめています。

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