【BASE】決算発表を分析!テンバガー銘柄!株価下落の理由を解説

決算分析
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どうもこんにちは、ヒラです。

みなさんは、BASEという銘柄はご存知ですか?
こちらの銘柄はコロナショックの安値から、半年でテンバガー以上、20倍の株価を達成した銘柄です。
まさにコロナ銘柄として代表的な銘柄の一つと言えます。
どんな事業をしているのかというと、ネットショップ作成支援をしてくれる会社です。
EC市場が活発になる一因にもなる誰もが簡単にネットショップを作成できるサービスを提供しています。
さて、そんなBASEですが、5/11に決算発表がありました。
しかし、株価は上がりませんでした。
どんな決算だったのでしょうか?

今回は、テンバガーを達成したコロナ銘柄のBASEの決算発表株価が上がらない理由を分析していきます。

最新の決算分析については、下の記事で解説しています。
 最新の決算分析を読みたい方は下からどうぞ。

この記事は、
・分析の仕方を知りたい
BASEについての情報を共有したい
・意見交換したい
・分析についてアドバイスしたい
上記のような方におすすめです!

前回の決算については、以前ブログにて紹介しました。
こちらの記事を読むと、業績の推移が分かりやすく、今回の記事が理解しやすくなります。

では、早速行ってみましょう!

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現在のチャート確認

下のチャートをご覧ください。
現在のBASEのチャートです。

株価は、前回の決算を機に大きく上げましたが、その後2月下旬から株価は下げ始めてしまいました。
その後低迷を続けていましたが、最近の相場の影響を受けてまた下がってしまいました
そんな最中の決算発表で、また株価は上がるか期待しましたが、結局変わらずじまいでした。
どんな決算だったのでしょうか?

この相場の理由に関しては、下の記事で解説しています。
こちらを読むと、日本株が「なぜ下げたのか?」だけでなく、「今、買い時なのか?」も分かります。
ぜひ読んでみてください。

では、今回の決算内容を確認しましょう。

決算内容

決算のみどころ

当ブログでは、今後成長が期待できる銘柄の一つとしてもBASEをみています。
したがって、一番重要視したいのが「成長性」に関してです。
そのため、下記の項目に着目します。

項目としては、
・損益(売上や利益)
・投資(事業拡大)
・ニュース(事業拡大、新規事業について)

について着目していきます。

もちろん、他のバランスシートやキャッシュ・フローも大切です。
そこにも目を通しますが、この記事では重視するところを取り上げていきます。

損益

直近では、2021年12月期の第1四半期決算が発表されました。

短信では、売上や利益が累計で出されています。
当ブログでは、四半期ごとの売上や利益を算出し、前年と比較しています。
下の表をご覧ください。
四半期ごとに
・売上、営業利益、経常利益、純利益
・各対前年比(%)
・各累計計画対比進捗率(%)

を算出しています。

<進捗率>
まず注目していただきたいのが、進捗率です。
BASEはレンジで予想値を出していましたが、当ブログではその中間値で表に入れています。
業績予想では、各利益はマイナスのため、今回は売上高のみに注目します。
売上高の進捗率は22%です。
業績予想を達成した過去を見てみると、14%/21%であり、今回の方が順調なことがわかります。

続いてはセグメント別にも見ておきましょう。

セグメント別

セグメント別の四半期ごとの売上・利益も見ていきましょう。
下の表をご覧ください。
・セグメント別の四半期売上、四半期利益
・対前年比(%)
・セグメント比率(%)

上記のことを載せています。

ここで気になるのは、メインセグメントであるBASE事業の売上です。
2020年度の2Qをピークに減少傾向にあります。
コロナ特需があったとはいえ、ここまで下がり続けると、少し不安になってきますね。

これは投資家によって分かれます。
企業を信じて持ち続ける人も入れば、黒字になるまでは一度手放す人もいるでしょう。

長期投資目線で見れば、今後の成長性が見えれば大丈夫なはずなので、KPIについても確認しておきましょう。

KPI

下図をご覧ください。
こちらは今回の決算説明資料にありました「GMV」についての資料です。
メインセグメントであるBASE事業の売上構成は下記の2点です。

<BASE事業の売上構成>
GMV(流通総額)に手数料率を乗じて算出される決済・サービス手数料
・特定の決済方法の決済毎に定額で受け取る購入者手数料

したがって、ここではBASE事業のGMVに着目することとします。

損益やセグメントのところでも触れましたが、やはり2020年度2Qが一番GMVが高いですね。
コロナショック後から高い水準で安定しているといえば、安定していますが、成長性が見えないのが懸念です。
コロナ禍(2Q以降)から急増したことも分かります。
売店数は堅調ですが、今後アフターコロナになり、これからGMVが増えていくかが成長性を図るポイントになると考えています。

他にも今後の方針や先行投資など、気になる部分はありましたので、ぜひ決算資料を読んでみてください。
では、最後に株価への影響はどうなるか考えてみました。

株価が上がらない理由

今回の決算は、良くはありませんね
まず収益の源泉となるGMVが増加していません。
これでは、成長性が見込めません。
よって、グロース株投資家としては、相場悪化に乗って手放してしまったのでしょう。
したがって、相場の影響もあり、今は株価が上がらないのです。

GMVの伸びが現れ始めたり、グロース株に資金が戻ってくるようなことがあれば、また株価を上がるはずです。
これからのGMV増加のための施策に注目です。

まとめ

以下、今回の記事のまとめです。

<決算内容>
・進捗率:順調
・四半期ベースの売上は減少傾向
 ー 良い決算とはいえない

<株価が上がらない理由>
成長性への懸念相場の影響
ー 成長性が見込めないので、相場が悪くなった時にグロース株投資家が手放した

みなさんは、どうお考えですか?

さいごに

今回は、テンバガーを達成したコロナ銘柄のBASEの決算発表株価が上がらない理由を分析しました。

コロナ特需で終わらず、もっと成長してほしい/できる銘柄だと感じています。
しかし、コロナ特需のインパクトが大きすぎて、成長性が見えていない状態です。
ここから安定的に成長をしてくれることに期待しています。
また次の決算に期待です。

いかがでしたか?
参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?

今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!

株式投資に絶対はありません。
ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。

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