どうもこんにちは、ヒラです。
みなさんは、レノバという銘柄はご存知ですか?
当ブログだけでなく、多くの投資家たちに注目されている銘柄の一つです。
なぜなら、昨今注目されている脱炭素や再生可能エネルギー株の中でも、有力銘柄として見られています。
そんなレノバの、5/10に2021年度3月期通期決算発表がありました。
決算内容はどういったものだったのでしょうか?
そして、明日から株価はどうなるのでしょうか?
今回は、決算発表がありましたレノバの決算内容の分析と明日以降の株価の動きを分析していきます。
→最新の決算分析については、下の記事で解説しています。
最新の決算分析を読みたい方は下からどうぞ。
この記事は、
・分析の仕方を知りたい
・レノバについての情報を共有したい
・意見交換したい
・分析についてアドバイスしたい
上記のような方におすすめです!
では、早速行ってみましょう!
現在のチャート確認
まず、下のチャートをご覧ください。
現在のレノバのチャートです。
過去の直近6ヶ月の日足チャートです。
昨年から、株価は上がり続けましたが、2021年になってからは一度下がり、その後は株価は横ばいを続けています。
これは米国新大統領選から、環境問題に対して注目がより一層集まりました。
その影響で、再生可能エネルギー関連銘柄に資金が集まりました。
その後、上がりすぎからの調整で株価は下がってしまったようです。
さて、決算発表を受けて、これから株価はどうなっていくのでしょうか?
決算内容
決算のみどころ
当ブログでは、今後成長が期待できる銘柄の一つとしてもレノバをみています。
したがって、一番重要視したいのが「成長性」に関してです。
そのため、下記の項目に着目します。
項目としては、
・損益(売上や利益)
・投資(事業拡大)
・ニュース(事業拡大、新規事業について)
について着目していきます。
もちろん、他のバランスシートやキャッシュ・フローも大切です。
そこにも目を通しますが、この記事では重視するところを取り上げていきます。
損益
2021年3月期の通期の決算が発表されました。
短信では、売上や利益が累計で出されています。
当ブログでは、四半期ごとの売上や利益を算出し、前年と比較しています。
下の表をご覧ください。
四半期ごとに
・売上、営業利益、経常利益、純利益
・各対前年比(%)
・各累計計画対比進捗率(%)
を算出しています。
まず、注目していただきたいのが、進捗率です。
今回の決算では、各項目の数値が100%超えしています。
これについては株価には織り込み済みです。
なぜなら、直前の5/6に業績予想の上方修正がされていたためです。
決算発表直前の発表であったために、投資家たちは「今回の決算では、ほぼこの数値になる」とわかっていたからです。
次に、注目していただきたいのが、来期予想です。
売上/営業利益/純利益の項目についてみると、+46%/+2%/-56%です。
売上については成長性の高さを感じます。
一方、純利益が下がってますね。
ただ、これは2021年度が苅田バイオマスの連結化に伴った利益が発生したために例年よりも大きな利益を生んだだけです。
つまり、2021年度が異常なので、-56%という数値はあまり気にしなくても良いでしょう。
営業利益に関しては、人件費及び開発費用等先行投資が拡大しているために、売上の伸びに対して、あまり伸びていないようです。
成長基盤があるか、KPIも確認しておきましょう。
KPI
KPIについて確認していきましょう。
下図は決算資料から抜粋した「売電量の月次推移」のグラフです。
レノバの収益は、簡単に表すと「収益=発電量×買取価格」です。
そのため、発電量が増えれば、収益も増加するのです。
その発電量が増加いているのかに注目してみましょう。
上図を見てわかるように、現状太陽光発電も多いため、発電量の増減には季節性がありつつも、保有発電所を増えていくことで、発電量も増加しています。
こうなると、今後どのように発電所が運転開始されていくか気になりますね。
下図をご覧ください。
こちらは、決算資料から抜粋した「運転開始スケジュール」です。
見てのように、2022年度にはバイオマス発電とソーラー発電が運転開始され、連結化が見込まれています。
つまり、これが発電量にプラスされることになるので、収益も上がることになります。
さらに、2022年度以降も運転開始が見込まれている発電所があるので、今後の成長も期待できそうです。
他にも連結子会社(発電所)の単体決算や建設事業の進捗についてなど、気になる部分はたくさんありましたので、ぜひ決算資料を読んでみてください。
今後の株価の動き
上述してきたことを踏まえると、今後の株価は短期的に下がってしまうでしょう。
理由は、下記の通りです。
<今後の株価の動き>
・短期的に下げ
ー 営業利益の成長がない
ー 営業利益率の低下
ただ、これも開発や人件費などの先行投資のためなので、長期的に見れば収益拡大のためです。
さらに、今後必ず必要とされる事業なので、長期的には株価は上がっていくはずです。
まとめ
以下、今回の記事のまとめです。
<決算内容>
・直前の上方修正通り
・来期は売上成長:高、営業利益率:低下
<今後の株価の動き>
・短期的に下げ
ー 決算内容が営業利益率の低下
ー ただ、長期的に見れば必要とされる事業なので、株価は上がるはず
みなさんは、どうお考えですか?
さいごに
今回は、決算発表がありましたレノバの決算内容の分析と明日以降の株価の動きを分析しました。
注目銘柄の決算発表でした。
売上成長はとても高かったですが、期待していた投資家たちにはイマイチだったかもしれませんね。
ストック型の収益なので、長期で見れば積み上がっていくはずです。
なので、長期目線の投資家としては、短期で下がったところで、エントリーしたい人も多いかもしれませんね。
当ブログとしても、長期的には期待しています。
いかがでしたか?
参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?
今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!
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ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。
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