どうもこんにちは、ヒラです。
新型コロナショックから1年が経ちました。
みなさん、当時保有していた株はどうしましたか?
損切りしましたか?
それとも、現在もホールド中ですか?
当時を振り返ると、「ああしておけば良かった」と思うことばかりではありませんか?
当ブログも反省すること、学びがたくさんあった一年間になりました。
普段からも意識するようになり、銘柄選びもより洗練されてきました。
というわけで今回は、次に暴落や株価急落が来ても良いように、利益を出すための暴落・急落時の構えを解説します!
この記事は、
・暴落が来た時にどうすればいいのか知りたい
・普段から意識すべきことを知りたい
・投資について意見交換したい
上記のような方におすすめです!
では、早速行ってみましょう!
振り返り – チャート
新型コロナショックの暴落をチャートで確認しておきましょう。
下図をご覧ください。
2020年の2/25から下げ始め、3/19に底値をつけました。
株価を暴落前と比べると、-31%もの下落です。
その後は、みなさんご存知の通り上がり続けています。
暴落した時にはもちろん、この上がり続けている中でも「もっとこうしておけば利益を出せた」ということが多くありました。
その反省と学びを備忘録も兼ねて、アウトプットします。
暴落時の構え
暴落の原因を追求、未来の社会をイメージ
まず、何が原因で株価は暴落したのかを追求します。
なぜかを突き止めないと、未来の社会もイメージできません。
暴落は経済の転換期でもあります。
何かが衰退し、何かが活発化する転機となり得ます。
投資は、未来が期待できる企業にしますよね?
なので、未来の社会はどうなるか、暴落の原因を踏まえイメージします。
特に、原因の解決や未来の社会に不可欠になってくる技術は、株価が伸びることが予測できます。
<例>
新型コロナショックの場合は、感染症により、世界の経済活動がストップしたことで世界的に株価急落が生じました。
感染症なので、巣篭もり需要が増加し、テレワーク・オンライン化が進みました。
特にワクチン関連やテレワーク・オンライン化のためのDX関連は、大きく株価を上げることになりました。
損切り
損切りは大切です。
下がってもずっと持ち続けていては、含み損を抱えたまま何ヶ月も耐えなければなりません。
損を確定したくない気持ちはとても分かります。
ですが、下記の例をご覧ください。
<例>
2,000円で買った株とします。
A)→1,500円ホールド →1,000円ホールド →1,500円まで上昇(-500円)
B)→1,500円損切り →1,000円買い →1,500円まで上昇(±0円)
A)パターンではずっとホールドしていたので、1,500円まで戻った時は-500円の損です。
しかし、B)パターンのように、損切りすると、1,500円まで戻った時には±0円になっています。
つまり、損切りした方が、早く損をチャラにできる可能性があるのです。
より下がった時に買う事で、損を早めに取り戻せるのです。
しかし、ここで注意が必要です!
1つに銘柄に固執しないようにしましょう。
「この銘柄での損は、この銘柄で取り返す」と考える方もいらっしゃると思います。
これはオススメできません。
なぜなら、全部が全部「下がったら、上がる」というのは通じないからです。
例に挙げるなら、JALやANAです。
軒並み上がっている日本株ですが、航空関連はいまだにコロナショック以前の水準までは戻れていません。
ここで、上述しましたように原因の追求や未来の社会をイメージをします。
その上で、今後業績が悪くなりそうな株は避けて、底値をつけた今後業績が伸びそうな株を買うわけです。
常日頃から銘柄分析
常日頃から銘柄分析をしておくと決めました。
というのも、下がり始めたはいいものの、いつまで下がるかは予測するのは困難です。
逆を言えば、いつ底をつけて上がり始めるか分かりません。
そのため、「底をつけた」と認識してから、「どの株買おうか」と悩んでいては、好機を逃してしまいます。
だから、常日頃から銘柄分析をして良い銘柄を見つけておくのです。
そして、暴落が来たら、そのピックアップした銘柄の中から、今後伸びそうな銘柄を買うのです。
そうやって、「株価が大きく下がったら、この株を買うぞ」といつもシミュレーションをしておきます。
しかし、ここでも注意が必要です。
キャッシュはある程度残しておきましょう!
おそらく、全部損切りするわけではないはずです。
「高配当株だから残しておこう」「この株は今後伸びる銘柄だから持っておこう」などの理由でホールドするのもアリです。
そのため、損切りして資金を回せるにしても、いつ暴落が来てもいいように、常にある程度キャッシュを持っておくことをオススメします。
優良株がせっかく下がったのに、資金が足りなくて買えないのは悲しいですから、そんな事態にならないようにしましょう。
積立投資をやめない
積立投資をやめないようにします。
特に、最近では多くなった積立インデックス投信は絶対にやめません。
なぜなら、少額を毎月積み立てているからこそ、効力を発揮するのです。
分散の力、複利の力を発揮するために、どんなことがあってもやめないことが大切です。
強い意志が問われますが、「将来の利益のため」と思って、暴落時でも積み立てましょう。
サイクルの意識
サイクルの意識をすれば、もっと利益を積み重ねられていたでしょう。
景気後退期から、景気拡大期に移行する時には、金利・株を大きく影響を受けます。
その時、その時のサイクルを意識したテーマ株を先取りできていたら、もしくは波に乗れていたら利益をもっと取れていたはずです。
下記に例をあげてみます。
<例>
景気後退期 → 景気拡大期
・金利減少 ・金利上昇
・グロース株人気 ・バリュー株人気
・内需株 ・外需株
実際には、もっと細かく移り変わっていきます。
新型コロナショックでのテーマ株を簡単に振り返っておきましょう。
<例:新型コロナショックの場合>
(暴落時から、上から順にテーマ株を並べると)
・生活必需品 ー 内需、紙、スーパー、ドラッグストア関連
・テレワーク、デジタル化 ー DX、ハイテク関連
・巣篭もり ー EC、ゲーム/エンタメ関連
・ECの需要増加 ー 運送、倉庫関連
・景気後退による低金利 ー グロース株
・巣篭もりからの反発 ー アウトドア関連
・ワクチン開発 ー ワクチン開発/輸送関連
・ハイテク産業の需要増加 ー 半導体関連
・金利上昇 ー 金融株
・景気拡大期に移行 ー 景気敏感株、鉄鋼、化学、紙関連
・ワクチン接種 ー 旅行、鉄道関連
・世界的にワクチン接種 ー 航空、海運関連
・海運事業の需要増 ー 倉庫関連 (⇦2021/03/23現在)
多少前後はあるかもしれませんが、過去一年間のテーマ株は上記のような流れでした。
どうですか?
これらがテーマ株として名前が挙げられていた時の株価は、とても上がっていましたよね。
このテーマ株を全て掴めていたら、だいぶ利益を出せていたでしょう。
その期間ごとに、「次はどの株が伸びるフェーズか、次はどんなテーマ株がくるか」を予測して、株を買う事で利益を取れるはずです。
まとめ
以下、今回のまとめです。
<暴落時の構え>
・暴落の原因を追求、未来の社会をイメージ
ー どの株を避けて、どの株を買うべきか見極める。
・損切り
ー 早めに手放し、上がる株を買う事で利益を出す。
・常日頃から銘柄分析
ー いつ暴落が来てもいいように、良い銘柄をピックアップしておく。
・積立投資をやめない
ー 分散投資の力を発揮させるために意地でも続ける。
・サイクルの意識
ー テーマ株を先取りする事で、さらに利益を重ねる。
さいごに
今回は、次に暴落や株価急落が来ても良いように、利益を出すための暴落・急落時の構えを解説しました。
「暴落は10年に一度は来る」と言われています。
今回の暴落で多くの反省と学びがありました。
そのおかげで暴落が来ても、今は暴落が来ても怖くはありません。
むしろ「チャンスが来た」と感じてしまうでしょう。
これを忘れないように、また皆さんにもタメになるように、ブログ記事にしてみました。
いかがでしたか?
参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?
ご意見やアドバイスありましたら、いただけると嬉しいです!
株式投資に絶対はありません。
ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。
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