どうもこんにちは、ヒラです。
みなさんは、買えなかった銘柄はありませんか?
「あの時、買っておけばよかった」
「なぜ、あの時買えなかった」
と後悔したことはありませんか?
僕はあります!
すでに株価が高騰してしまい、もう手が出せなくなってしまった銘柄や、業績は良くなさそうだったのに、いつの間にか株価が2倍,3倍になってしまった銘柄など、様々あります。
当ブログでは、小型成長株投資とスイングトレードをメインにしています。
今後、このような後悔をしないためにも、過去に買い損ねた銘柄や現在気になるを分析し、どうして株価は高騰したのか、まだ上がる余地はあるのかを調べます!
今回は、当ブログが気になる銘柄第12弾として、JMDCを分析していきます。
この記事は、
・分析の仕方を知りたい
・JMDCについての情報を共有したい
・意見交換したい
・分析についてアドバイスしたい
上記のような方におすすめです!
今回の記事は、下の記事で説明しました銘柄選定法を用いています。
こちらの記事を読んでから、本記事を読むと理解しやすくなります。
では、早速行ってみましょう!
JMDC<4483>の概要
概要
JMDCのIRページです。
概要を下表のようにまとめました。
医療ビッグデータを活用する会社です。
複数の健康保険組合より寄せられたレセプト(入院、外来、調剤)および健診データを蓄積している疫学レセプトデータベースを活用しています。
データとICTを活用して個人に対しては自身の健康維持・管理の自分ごと化を促進し、医療プロバイダーに対してはサービスの質向上とコスト最適化を支援します。
現在のチャート確認
下のチャートをご覧ください。
現在のJMDCのチャートです。
見て分かるように、2019年の終わりに上場してから、ずっと右肩上がりです。
コロナショック時には株価1,655円でしたが、現在は株価5,400円です。
8ヶ月程度で株価は約3.3倍になりました!
これを調べていきます。
注目する理由
まず、当ブログがなぜ、JMDCに注目したか理由を説明します。
上述したように、株価の右肩上がりも注目する理由には十分ですが、理由はもう1つあります。
それは、医療ビッグデータです。
いまの時代、特に先進国では高齢化が進んでいます。
高齢者が多くなれば、医療の需要は上がるでしょう。
となれば、医療のデータをまとめ、活用することが予測できます。
将来のことを見たら、「この企業が活躍することになるはず」と考えたからです!
上述したように、注目理由は下記の通りです。
<注目理由>
・株価が右肩上がり
・将来の活躍に期待できる
次に、直近の決算内容を詳しく確認していきましょう!
決算内容
決算のみどころ
当ブログでは、成長株の対象としてJMDCをみています
そこで一番重要視したいのが「成長性」に関してです。
もちろん、スクリーニングでは成長性の高さをわかりましたが、それが直近も維持されているか確認します。
項目としては、
・損益(売上や利益)
・投資(事業拡大)
・ニュース(事業拡大、新規事業について)
について着目していきます。
もちろん、他のバランスシートやキャッシュ・フローも大切です。
そこにも目を通しますが、ブログでは重視するところを取り上げていきます。
損益
2021年3月期の第2四半期決算が発表されました。
短信では、売上や利益が累計で出されています。
当ブログでは、四半期ごとの売上や利益を算出し、前年と比較しています。
下の表をご覧ください。
四半期ごとに
・売上、EBITDA、営業利益、純利益
・各対前年比(%)
・各累計計画対比進捗率(%)
を算出しています。
上場してからまだ間もないのでデータが少ないですが、業績は堅調ですね!
営業利益率は20%弱という高い水準です。
しかし進捗率は、今回の決算では44,38,35,35%と、少し悪いですね。
詳しく見るために、セグメント別でも見てみましょう。
セグメント別
では、まずセグメント別の四半期ごとの売上・利益も見ていきましょう。
下の表をご覧ください。
・主な事業内容
・セグメント別の四半期売上、四半期利益
・対前年比(%)
・セグメント比率(%)
上記のことを載せています。
みてわかるように、ヘルスビッグデータが売上・EBITDAの半分を占めています。
と言っても、どの事業も満遍なく売上を出していますね。
ただ、成長を感じられるのは、ヘルスビッグデータです。
これからJMDCは成長できるのか、ヘルスビッグデータ事業について調べてみましょう。
ヘルスビッグデータ
ヘルスビッグデータについて確認しておきましょう。
下図をご覧ください。
今回の決算説明資料から抜粋しました「ヘルスビッグデータの概要」です。
ヘルスビッグデータは下記の3ターゲットに分けられています。
1)インダストリー向け(主に製薬会社・保険会社)
2)保険者・生活者向け
3)医療提供者向け
3)についてはありませんでしたが、1)と2)についてはデータ活用についての数値がありましたので、確認していきましょう。
下図をご覧ください。
今回の決算説明資料から抜粋しました「データ活用の状況」「データ基盤の広がり」についての資料です。
見て分かるように、顧客セグメントごとの1社あたりの取引額が年々増加しています。
データ基盤の推移を見ていても、こちらも年々増加していますね!
まだまだ伸び率ありそうですよね。
どちらのデータも上昇中と感じられますね!
ということは、JMDC自体も成長していますし、これからも引き続き成長できそうだと感じられました。
株価が上がっていることも納得できますね!
他の事業やKPI、そして事業拡大などについても決算説明資料に書かれてますので、興味のある方は読んでみてください。
ニュース
今日(2020/12/24)、こんなニュースが出ていました。
下図をご覧ください。
モーニンスターのHPより抜粋してきました。
大和証券が目標株価を6,400円に引き上げたようです!
これを受けて、今日のJMDCの株価は+250円(+4.87%)も上げました!
「製薬会社や生・損保におけるデータ利活用の機運の高まりに伴い、業績は当面好調に推移する」とみているようです。
やはりアナリストもそう見ているように、社会の医療ビッグデータへの需要が高まってきていることがわかります。
それはレーティングも最上位の「1」、成長に期待してしまいますね!
他にも似たような銘柄があれば、「出遅れ銘柄」として上がるかもしれませんね。
今後の見通し
以下、今後の見通しです。
<今後の見通し>
・業績は堅調。
ー 伸びる余地ありそう。
・社会の需要も集まりそう。
ー アナリストもそう捉え、レーティングも高い。
当ブログとしては、
・買いたいが、待ち。
ー しかし、高値づかみになるのは怖いので、一応大きく下がった所に入りたい。
ー 成長株なのでPERは高いですが、PERが100倍を切るまで待ちたい。
と考えています。
みなさんは、どうお考えですか?
さいごに
今回は、当ブログが気になる銘柄第12弾として、JMDCを分析しました。
いかがでしたか?
参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?
本当はこういう銘柄を利用している時には、「便利だなぁ」と思っていました。
そういう銘柄はちゃんと調べるべきでしたね。
普通に生活してても、投資意識をもっとアンテナ張っておくべきでした。
意識が足りませんでしたね!
「常に投資を忘れずにいなければ」と改めて決意しました。
今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!
株式投資に絶対はありません。
ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。
現在、毎日ブログを更新中です!
このブログでは、無職である僕が、投資と生きていくために得た知識や技術、経験、変化をアップしていきます。
主に、投資手法・銘柄分析・おすすめ本の紹介などをアップしていきます。
ときどき、無職の方・無職になる方向けにタメになるような情報もアップできれば、と考えています。
ぜひ、他の記事もご覧ください!
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
「なんか仕事やめたい」「投資で生きていけるかな」「小型株始めたいな」という方の参考になれば幸いです!
これからも、どうぞよろしくお願いいたします!
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