どうもこんにちは、ヒラです。
みなさん、米国長期金利をチェックしていますか?
今の相場は米国金利に左右されていると言っても過言ではありません。
けど、こんなことを感じませんでしたか?
「相場は悪いけど、上げている銘柄あるな!」
そうです、あるのです!
ざっくり言うと、グロース株とバリュー株で分かれています。
というわけで今回は、金利とのグロース株・バリュー株のパフォーマンスの比較・解説をします!
この記事は、
・金利とグロース株・バリュー株の関係について知りたい
・グロース株とバリュー株の比較を知りたい
・意見交換したい
上記のような方におすすめです!
では、早速行ってみましょう!
金利上昇と株価の関係
まず、現在の金利のチャートを見ておきましょう。
2021年に入って、ずっと上がり続けています。
金利が上がると、以前のブログでも書きましたように、基本的に株価は下がります。
これについては下の記事で詳しく説明していますので、お読みください。
でも、こんな中でも上がっている株はあります。
それを見ていきましょう。
金利とグロース株・バリュー株の関係
金利とグロース株とバリュー株の関係を見ていきます。
<チャート凡例>
金利(米国国債10年利回り):ピンク
ラッセル1000指数(米国全体):オレンジ
ラッセル1000指数グロース(グロース株):青
ラッセル1000指数バリュー(バリュー株):紫
※ラッセル1000指数とは、FTSE Russellが算出・公表している、アメリカ合衆国の株式市場を包括的にカバーする代表的な米国インデックスの1つであるラッセル3000指数の中から、大型株を抽出した指数です。
そして、そこからグロースとバリュー別に分けられた指数もあります。
では、まず過去1ヶ月の金利/グロース株/バリュー株の関係を見ておきます。
金利が急上昇したために、米国株(ラッセル指数:オレンジ)は下がっています。
しかし、見てみるとグロース株は下がっていますが、バリュー株が上がっていることが分かります。
まだ、ここで決めつけるのは早いです。
続いて、過去3ヶ月 / 6ヶ月と並べてみます。
金利上昇し始めた、昨年の11月や今年に入ってからは、グロース株よりバリュー株がパフォーマンスを上回っていることが分かります。
だんだん確信が持ててきましたね。
続いて、過去1年 / 3年 / 5年と並べてみます。
見て分かるように、最近の金利急上昇の時期に、グロースは大きく下がっている一方、バリュー株は上がり続けています。
バリュー株の強さが分かりますね。
過去5年のチャートの2016年末の金利急上昇時にも、バリュー株のパフォーマンスが良いことが分かります。
逆に、金利が低いときにはグロース株が大きくパフォーマンスを上げていることが分かります。
以上のことから、金利上昇時におけるバリュー株のパフォーマンスの良さが分かりました。
まとめ
以下、今回のまとめです。
<金利上昇時におけるグロース株・バリュー株の関係>
・グロース株
ー 金利上昇時には株価は大きく下落
ー 低金利時には大きく上昇
・バリュー株
ー 金利上昇時にも安定したパフォーマンス
ー 低金利時にはグロース株には劣る
さいごに
今回は、金利とのグロース株・バリュー株のパフォーマンスの比較・解説しました。
現在、市場は特に米国長期金利に反応しています。
さらに、今週はメジャーSQ、来週にはFOMCや日銀金融政策会合があり、相場は不安定になっています。
前場は相場が良くても、後場は悪くなっていることもあります。
その逆も然りです!
取引する際は、十分気をつけましょう。
メジャーSQについては下の記事で説明しています。
取引の参考になれば嬉しいです。
いかがでしたか?
参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?
ご意見やアドバイスありましたら、いただけると嬉しいです!
株式投資に絶対はありません。
ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。
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