【ヤプリ:4168】世界が注目する銘柄の決算発表!株価への影響は?

決算分析
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どうもこんにちは、ヒラです。

みなさんは、ヤプリという銘柄はご存知ですか?
ヤプリは世界から注目している銘柄であり、当ブログとしても注目しています。
そのヤプリは、2/15に決算発表がありました。
さて、明日からの株価にどう影響するのでしょうか。

今回は、世界が注目している銘柄のヤプリの決算発表を分析していきます。

この記事は、
・分析の仕方を知りたい
ヤプリについての情報を共有したい
・意見交換したい
・分析についてアドバイスしたい
上記のような方におすすめです!

この銘柄については、以前ブログにて紹介しました。
銘柄の概要事業内容注目理由については下の記事をご覧ください。
こちらの記事を読んでから、本記事を読むと理解しやすくなります。

では、早速行ってみましょう!

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現在のチャート確認

下のチャートをご覧ください。
現在のヤプリのチャートです。

2020年末に新規上場(IPO)し、その後IPO銘柄には珍しく、株価は大幅に上がり続け、一度大きく調整が入りました。
そして、そのまま横ばいになり、2/15の決算発表後の2/16少し下がり、翌日の2/17はさらに大幅に下落してしまいました。
一体、今日になって何が起きたのでしょうか。

では、まず今回の決算内容を確認しましょう。

決算内容

決算のみどころ

当ブログでは、今後成長が期待できる銘柄の一つとしてもヤプリをみています。
したがって、一番重要視したいのが「成長性」に関してです。
そのため、下記の項目に着目します。

項目としては、
・損益(売上や利益)
・投資(事業拡大)
・ニュース(事業拡大、新規事業について)

について着目していきます。

もちろん、他のバランスシートやキャッシュ・フローも大切です。
そこにも目を通しますが、この記事では重視するところを取り上げていきます。

損益

直近では、2020年12月期の通期決算が発表されました。

短信では、売上や利益が累計で出されています。
当ブログでは、四半期ごとの売上や利益を算出し、前年と比較しています。
下の表をご覧ください。
四半期ごとに
・売上、営業利益、経常利益、純利益
・各対前年比(%)
・各累計計画対比進捗率(%)

を算出しています。

注目していただきたいのが、2021年度業績予想です。
今期予想はレンジを持たせていますが、当ブログではその中間を計画値として表に入れています。
見ての通り、売上は30%成長を見込んでいますが、営業利益は赤字が膨らんでしまっています。

2019→2020で赤字改善したと思いきや、2021年度では赤字拡大してしまうのは、不信感を抱く投資家もいるかもしれません。
赤字拡大の要因は、TVCMなどの広告機能強化のための開発などに投資するためのようです。
まだ新興企業で、投資フェーズであることはわかるので、投資家によってはそこまで不信感を抱かないでしょう。

今後の成長性があれば大丈夫なはずなので、KPIについても確認しておきましょう。

KPI

下図をご覧ください。
こちらは今回の決算説明資料にありました「MRR(月次収益)」「契約アプリ数」「解約率」です。
ヤプリの売上構成としては、下記のように2つに分けられます。

<売上構成>
・契約アプリ数に平均月額単価を積算した月額利用料(=ストック)
・新規獲得アプリ件数に平均初期制作単価を積算した初期制作収入(=フロー)

MRRが成長していれば、売上もどんどん上がっていくと予想できます。
そのMRRに大きく関わってくるのは、ストック収入のための契約アプリ数です。
そして、その契約アプリ数を維持しているかを見るのが、解約率です。

見て分かるように、MRRも契約数も堅調で成長傾向があるように見えます。
決算短信でも、契約アプリ数は2020年度→2021年度で+約30%を見込んでいるそうです。
上述しましたように、契約アプリ数が増えれば、収益も増加するといえます。
また、解約率も1%未満と、非常に低い水準であるといえます。

他にも今後の戦略やトピックなど、気になる部分はありましたので、ぜひ決算資料と中期経営計画を読んでみてください。
では、最後に株価への影響はどうなるか考えてみました。

株価への影響

今回の決算は、良いとも悪いともどちらとも言いにくいです。
見る人によって、分かれてしまう決算だと感じました。
ただ、短期的には株価が上がりづらいとはいえます。
なぜなら、現在、下図のようにまだ信用倍率が大きくなっているからです。

当ブログとしては、2/17の大幅の下げは、信用買残のある投資家によるものだと考えています。
それは、その投資家たちが2/16の株価の鈍い株価の動きを見て「決算後に上がらないなら、今のうちに利確しておくか」という思考になったのでは、と予測しています。
だから大量の売りが出て、株価が下がったのでしょう。

なぜ、信用倍率が大きいと株価が上がりにくいのかは、別の銘柄ではありますが、下の記事で説明してますので、ご確認ください。

まとめ

以下、今回の記事のまとめです。

<決算内容>
・2021年度予想:売上堅調、赤字拡大
 ー 見る人によって意見が分かれる結果
・KPIは堅調
 ー ストック収入は増えそう

<株価への影響>
上記の決算内容の反応が株価に影響
→短期的に株価は上がりづらい
 ー 信用倍率がまだ大きすぎる

みなさんは、どうお考えですか?

さいごに

今回は、世界が注目している銘柄のヤプリの決算発表を分析しました。

赤字拡大の予想が出ていますが、当ブログとしては良い決算だったと感じています。
ただ、信用買残がありすぎて手を出しづらいですね。
高値づかみになりかねないです。
当ブログとしては、買残が掃けるまで待とうと思います。

いかがでしたか?
参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?

今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!

株式投資に絶対はありません。
ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。

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