【気になる銘柄分析】決算書を読む!アニコムHD<8715>

決算分析
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どうもこんにちは、ヒラです。

みなさんは、買えなかった銘柄はありませんか?
「あの時、買っておけばよかった」
「なぜ、あの時買えなかった」

と後悔したことはありませんか?
僕はあります!

すでに株価が高騰してしまい、もう手が出せなくなってしまった銘柄や、業績は良くなさそうだったのに、いつの間にか株価が2倍,3倍になってしまった銘柄など、様々あります。

当ブログでは、小型成長株投資とスイングトレードをメインにしています。
今後、このような後悔をしないためにも、過去に買い損ねた銘柄や現在気になるを分析し、どうして株価は高騰したのか、まだ上がる余地はあるのかを調べます!

今回は、当ブログが気になる銘柄第10弾として、アニコムHDを分析していきます。

この記事は、
・分析の仕方を知りたい
・アニコムHDについての情報を共有したい
・意見交換したい
・分析についてアドバイスしたい
上記のような方におすすめです!

今回の記事は、下の記事で説明しました銘柄選定法を用いています。
こちらの記事を読んでから、本記事を読むと理解しやすくなります。

では、早速行ってみましょう!

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アニコムHD<8715>の概要

概要

アイコムHDのIRページです。

IR情報 | アニコムホールディングス株式会社
IR情報。アニコム損害保険株式会社を中核とした、グループ全体の経営戦略・経営計画の立案をはじめ、子会社の経営管理を担っている、保険持株会社アニコム ホールディングスのサイトです。

概要を下表のようにまとめました。

保険会社です。
特に、ペット保険は国内シェアNo.1の企業です。
ひとの国民健康保険と同様、窓口で保険証を提示すれば、自己負担分を支払うだけで済む保険の仕組み「窓口精算システム」を、日本で初めて構築しています。
保険の使いやすさを重視したこのビジネスモデルが、アニコム損保の最大の強みです。

現在のチャート確認

下のチャートをご覧ください。
現在のアニコムHDのチャートです。
(上:上場からの週足チャート / 下:直近の日足チャート)

見て分かるように、上場してからの10年間、株価チャートは右肩上がり
コロナショックから上昇し、その後横ばいしています!
ゆっくり、ゆっくり上がってきました
これを調べていきます。

注目する理由

まず、当ブログがなぜ、アニコムHDに注目したか理由を説明します。
下のチャートをご覧ください。
(上:上場からの週足チャート / 下:直近の日足チャート)

こちらは、米国で2000年に創業された猫と犬のためのペット保険大手のTrupanion(トゥルーパニオン)のチャートです。
なぜ、ここで米国株を出してくるかと言いますと、米国株投資の流行りが、国内株投資に流行りが流れ込んでくることがあります!
なので、「同じペット保険である米国株のTrupanionの勢いが流れ込んでこないか」と期待しているわけです。
今のうちに先取りしたくて、注目しているのです!

次に、直近の決算内容を詳しく確認していきましょう!

決算内容

決算のみどころ

当ブログでは、成長株の対象としてアニコムHDをみています
そこで一番重要視したいのが「成長性」に関してです。
もちろん、スクリーニングでは成長性の高さをわかりましたが、それが直近も維持されているか確認します。

項目としては、
・損益(売上や利益)
・投資(事業拡大)
・ニュース(事業拡大、新規事業について)

について着目していきます。

もちろん、他のバランスシートやキャッシュ・フローも大切です。
そこにも目を通しますが、ブログでは重視するところを取り上げていきます。

損益

2021年3月期の第2四半期決算が発表されました。

短信では、売上や利益が累計で出されています。
当ブログでは、四半期ごとの売上や利益を算出し、前年と比較しています。
下の表をご覧ください。
四半期ごとに
・経常収益、経常利益、純利益
・各対前年比(%)
・各累計計画対比進捗率(%)

を算出しています。

アニコムHDは保険会社なので、営業利益がなく、売上という表記でもありません。
経常収益は、10%成長という安定的であり、そんなインパクトはまだありませんね!
これからアニコムはTrupanionのように成長できるのか、KPIを調べてみましょう。

KPI

ここでは、KPIである契約数について確認しておきましょう。
下図をご覧ください。
今回の決算説明資料から抜粋しました「ペット保険新規契約獲得数/保有契約件数の推移」です。

見てわかるように、新規契約も保有契約も堅調ですね!
高い成長率ではありませんが、堅実なのは好印象です。
しかし、これではまだまだ株価が急騰しそうな気配はありません。

そもそも市場はどうなのか、調べてみましょう!

市場

ペット保険市場について調べてみました。

2013年には298億円だったペット保険市場は、2018年に667億円まで拡大しています。
年平均15~20%で安定的に成長しているのです。

ここで、日本と動物愛国とされている英国と比べてみましょう!

<2018年当時のペット保険普及率>
日本:9.1%程度
英国:約30%程度

英国も、日本と同じ先進国です。
それにもかかわらず、日本ではペット保険が普及されていません。
普及率から言うと、保険に入っているペットは10頭に1頭未満の割合です。
当ブログ自身も、Trupanionを知らなければ、ペット保険の存在も知りませんでしたから、ペット保険自体が日本社会に根付いていないことが原因でしょう。

しかし、ペット保険が社会に浸透し、イギリス並みの普及率になれば、単純ではありますが、市場は3倍になりますよね!
当ブログとしては、これは将来性がある、と感じています。

今後の見通し

以下、今後の見通しです。

<今後の見通し>
米国株にモデルとなる銘柄あり
将来性はある。
 ー まだ、日本にペット保険が浸透していない。
 ー 浸透すれば、市場は大きくなり、収益も上がりそう。

当ブログとしては、
・仕込むのはアリかも。
 ー 将来性には期待できる。
 ー しかし、株価も高くないので、無理せず100株くらい。
と考えています。

みなさんは、どうお考えですか?

さいごに

今回は、当ブログが気になる銘柄第10弾として、アニコムHDを分析しました。

いかがでしたか?
参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?

本当はこういう銘柄を暴落しているときに買っておきたかったです。
様々な銘柄をもっと調べるべきでした。
甘かったですね!
社会の需要をいち早く察知して、コロナ特需がでる銘柄を買わなくてはいけませんでした
そのためには、どんな事業をしている銘柄があるのか知るために、もっと多くの銘柄を分析していきたいです!

今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!

株式投資に絶対はありません。
ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。

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このブログでは、無職である僕が、投資と生きていくために得た知識や技術、経験、変化をアップしていきます。
主に、投資手法・銘柄分析・おすすめ本の紹介などをアップしていきます。
ときどき、無職の方・無職になる方向けにタメになるような情報もアップできれば、と考えています。

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ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
「なんか仕事やめたい」「投資で生きていけるかな」「小型株始めたいな」という方の参考になれば幸いです!

これからも、どうぞよろしくお願いいたします!

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