【半導体IPO銘柄】オキサイド、シキノハイテック、日本電解を解説

投資・トレード全般
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どうもこんにちは、ヒラです。

みなさん、最近のIPO株追えていますか?
半導体関連銘柄が増えましたよね。
さらに、どの銘柄も株価が好調です。

今、投資トレンドのテーマの一つが半導体関連銘柄です。
やはりトレンドはチェックしておくべきですよね。

「IPO銘柄で半導体銘柄って、どんな銘柄があるのか」
「名前はわかるけど、あんまりよく分からない」
という方に向けて、各銘柄を解説します。

というわけで今回は、半導体関連のIPO銘柄であるオキサイド、シキノハイテック、日本電解の3銘柄を解説していきます。

この記事は、
・半導体関連株について知りたい
最近のIPO銘柄について知りたい
・オキサイド、シキノハイテック、日本電解について知りたい
・意見交換したい
上記のような方におすすめです!

半導体テーマについて、以前の記事で解説しました。
今回の記事を、こちらを読んでからだと、より理解しやすいです。
よかったら、下の記事を読んでから今回の記事を読んでみてください。

では、早速行ってみましょう!

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半導体指数のチャート

まず、半導体指数のチャートを確認しておきましょう。
その中でも、代表的なSOX指数の過去6ヶ月と過去1年間の動きを確認しておきます。

<SOX指数>
SOX指数とは、フィラデルフィア半導体株指数のことです。
半導体の製造・流通・販売を手掛ける企業(インテル、AMD、クアルコムなど30銘柄)の株式で構成される単純平均株価指数です。
半導体関連の代表的な指数と言われており、日本の半導体関連株にも大きな影響を与える指数です。

チャートを見てみると、ここ最近のチャートはもみ合いが続いています。
しかし、過去1年間の動きをみると、上昇傾向にあることが分かりますね。

上で紹介した記事を読んでいただくと分かるのですが、半導体市場は拡大していきます。
それに伴い、これまでのように、半導体指数も上がっていくことでしょう。

したがって、投資対象としてはチェックしておくべきテーマの一つです。

半導体関連の直近IPO銘柄

ここ直近3ヶ月で半導体関連銘柄が、続いてIPO(新規上場)しました。
その銘柄というのは、下記の3銘柄です。

<半導体関連IPO銘柄>
・オキサイド(6521)
・日本電解(5759)
・シキノハイテック(6614)

では、それぞれの銘柄について解説していきます。

オキサイド(6521)

オキサイドは2021年4月にIPO(新規上場)しました。
企業ホームページは下のリンクからどうぞ。

株式会社オキサイド
オキサイドのフィールドは高機能光学単結晶・素子とそのモジュールの開発と製造。小さくてもグローバルニッチ企業、それがオキサイドのチャレンジです。

直近の株価チャートも見てみましょう。

上場してから現在までのチャートです。
まだ上場してから間もないので、株価は波打ち気味ですが、上昇傾向にあります。

事業内容は、下記の3つの事業に区分されます。

<事業内容>
・光計測・新領域事業
・半導体事業
・ヘルスケア事業

では、それぞれの事業について説明します。

<光計測・新領域事業>
光計測・新領域事業は、現在のオキサイドのメイン事業です。
オキサイドのコア技術は、単結晶技術および光学技術であり、製造した光学単結晶を加工し、ウエハ、チップ、光部品、レーザ光源、計測装置までの開発・製造・販売を一貫して手掛けています。
単結晶は半導体に使われますし、光学技術は今後需要が増える微細加工用レーザとしての活用が期待されています。
国内外の光計測機器/光学製品メーカー及び大学等研究機関に向けて、単結晶・光部品(光デバイス)・レーザ光源・光学測定装置を開発・製造・販売しています。

<半導体事業>
半導体事業は、半導体ウエハの検査装置メーカー向けに、単結晶とレーザの開発・製造・販売をしています。
顧客が製造販売する検査装置においては、エンドユーザーである世界の半導体工場にて昼夜連続の稼働が要求されます。
そのため、搭載された単結晶やレーザには定期的なメンテナンス需要が発生します。
メンテナンスは、概ね1〜2年の一定期間ごとに劣化した単結晶や光学ユニットを交換するもので、レーザの新規販売に従い累積的に増えることが見込まれます。
そのため、ストック収益も一部あり、半導体事業としては安定した収益があると言えます。

<ヘルスケア事業>
ヘルスケア事業は、がんの診断に使用されるPET検査装置に搭載されるシンチレータ単結晶の開発・製造・販売をしています。
PET検査とは、被検者にがん患部に集まる薬剤を注射し、薬剤が放つ放射線を検出器でとらえて病巣を探るがんの検査方法です。
従来の検査方法であるX線検診、CT検診と比べて、もっと小さい早期のがん細胞まで発見することができるのです。
また、今後PET検査装置は、がんの診断以外にもアルツハイマー型認知症診断への適用範囲拡大が見込まれています。
社会的に、医療分野への関心が高まっているので、こちらの事業も注目です。

日本電解(5729)

日本電解は2021年6月にIPO(新規上場)しました。
企業ホームページは下のリンクからどうぞ。

日本電解株式会社
日本電解は、プリント配線板用電解銅箔・半導体パッケージ用電解銅箔・リチウムイオン電池用電解銅箔・PDP電磁波シールド用電解銅箔・銅バンプによる層間接続基板用複合箔など、お客様のニーズにこたえる高品質・高機能な電解銅箔によって電子技術の発展に貢献しています。

直近の株価チャートも見てみましょう。

IPO銘柄にしては珍しく、上場してから連日上げ続けています。
これは株市場として、注目度の高さが分かりますね。

事業内容は、下記の通りです。

<事業内容>
・電解銅箔の開発、製造、販売
 ー 車載電池用銅箔
 ー 回路基板用銅箔

電解銅箔とは、プリント基板の導体パターンを作る銅張積層板の銅の層に使用している薄い銅のシートのことです。
デジタル家電や半導体パッケージなど、さまざまな製品で活用されています。

<車載電池用銅箔>
車載電池用銅箔は、今後さらに普及されるハイブリッド自動車や電気自動車に搭載されるリチウムイオン電池に使われます。
信頼性とハンドリング性の高さから、負極材メーカーととして、日本と北米市場では、半分近くのシェアを獲得しています。
EV需要拡大に伴い、車載電池用負極集電体の市場も急成長すると予測されています。
負極集電体のほとんどは銅箔が採用され、車載電池用銅箔市場は拡大する見込みがあることから恩恵を受けることでしょう。

<回路基盤用銅箔>
回路基盤用銅箔は、今後さらに普及される5Gスマートフォンや5G通信基地局などに活用される、フレキシブルプリント配線板や半導体パッケージ基盤に使われます。
日系銅張積層板メーカーを通し、米国の大手スマートフォンメーカーへの販路を保有しています。
高速通信化が進む5G・IoT需要の高まりを受け、信号強度の減衰(伝送損失)を最小限に留める高機能銅箔の需要も大きく成長すると予測されています。

シキノハイテック(6614)

シキノハイテックは2021年3月にIPO(新規上場)しました。
企業ホームページは下のリンクからどうぞ。

株式会社 シキノハイテック

直近の株価チャートも見てみましょう。

こちらは上場してから、株価はずっと上がり続けています。
やはりこの銘柄も注目度が高いことが分かります。

事業内容は、下記の3事業です。

<事業内容>
・電子システム事業
・マイクロエレクトロニクス事業
・製品開発事業

それぞれの事業について説明します。

<電子システム事業>
電子システム事業は、半導体製造工場で使用される検査関連機器及び装置の開発・製造をしています。
計測関連製品では自動走行運転に関する装置の検査機器開発を行っており、半導体検査装置関連製品は開発から製造までの一貫体制で対応しております。
特に、半導体検査工程のうち、主に車載用半導体部品に検査実施が要求されるバーンイン装置とバーンインボード及び周辺機器や治具の開発・製造をしています。
また、半導体周辺機器開発により培われた技術で、産業顧客の製品生産工程における検査ボードや専用計測器、更には各種電子機器の開発・設計・製造もしています。

<マイクロエレクトロニクス事業>
マイクロエレクトロニクス事業は、半導体の LSI 設計(アナログ・デジタル)及び IP コアの開発などをしています。
デジタル情報家電や車載機器関連に使われるLSI 設計事業アナログ系の、回路設計・レイアウト設計・特性評価から、テスト部門との連携による LSI テストプログラム作成までの一貫設計体制を構築しており、また設計技術者の人材派遣までも行っています。

<製品開発事業>
製品開発事業は、画像技術を活用した産業用組込カメラ、画像処理カメラの開発・製造及びシステムの開発をしています。
専用クリーンルームを完備した国内自社工場での一貫生産による、高信頼性と中長期にわたって、製品を安定供給しています。
システム開発事業は、主に画像処理システムを開発しています。

まとめ

以下、今回の記事のまとめです。

<半導体関連IPO銘柄>
オキサイド(6521)
 ー 光計測・新領域事業
 ー 半導体事業
 ー ヘルスケア事業
日本電解(5759)
 ー 電解銅箔の開発、製造、販売
シキノハイテック(6614)
 ー 電子システム事業
 ー マイクロエレクトロニクス事業
 ー 製品開発事業

さいごに

今回は、半導体関連のIPO銘柄であるオキサイド、シキノハイテック、日本電解の3銘柄を解説しました。

ここ最近ずっと好調の半導体関連銘柄。
そして、社会が「AI化」「脱炭素」と言われていることから、今後もさらに需要が増加していきます。
そのことから、半導体関連は長期的な投資テーマになっています。
これからも、逐一チェックしていこうと考えています。

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