【QDレーザ】決算分析!株価下落中の半導体銘柄!成長性を解説

【QDレーザ】決算分析!株価下落中の半導体銘柄!成長性を解説決算分析
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どうもこんにちは、ヒラです。

みなさんは、QDレーザという銘柄はご存知ですか?
世界で唯一量産化に成功した量子ドットや、超高歪量子井戸などの独自技術を持っている企業です。
最近注目されているテーマである半導体銘柄で、かつ、2021年2月にIPOしたばかりで、投資家からの注目を集めています。
しかし、最近は株価下落が続いています。
そんな中、8/11に決算発表がありました。
これを機に、株価は上がり始められるでしょうか?

今回は、株価下落中の半導体銘柄であるQDレーザの決算を分析し、成長性を解説していきます。

最新の決算分析については、下の記事で解説しています。
 最新の決算分析を読みたい方は下からどうぞ。

この記事は、
・分析の仕方を知りたい
QDレーザについての情報を共有したい
・意見交換したい
・分析についてアドバイスしたい
上記のような方におすすめです!

前回の決算については、以前記事で解説しています。
下の記事を読むと、業績の推移が分かり、今回の記事が分かりやすくなります。

では、早速行ってみましょう!

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現在のチャート確認

下のチャートをご覧ください。
こちらはQDレーザの直近6ヶ月の日足チャートです。

2月にIPO(新規上場)し、株価は急上昇しました。
その後高値をつけた後、波打ちながら横ばいが続いていましたが、7月に入ってからは株価は下落を続いています。
これは、コロナ感染拡大のためによる相場悪化信用買残が多くなりすぎたためによる受給の悪化が原因です。

さて、そんな中の決算でした。
今回は、どんな決算だったのでしょうか。
株価上昇の起爆剤になるのでしょうか?

では、今回の決算内容を確認しましょう。

決算内容

決算のみどころ

当ブログでは、「成長できる銘柄かどうか」でQDレーザをみていきます。
したがって、一番重要視したいのが「成長性」に関してです。
そのため、下記の項目に着目します。

項目としては、
・損益(売上や利益)
・投資(事業拡大)
・ニュース(事業拡大、新規事業について)

について着目していきます。

もちろん、他のバランスシートやキャッシュ・フローも大切です。
そこにも目を通しますが、この記事では重視するところを取り上げていきます。

損益

直近では、2022年3月期の第1四半期決算が発表されました。

短信では、売上や利益が累計で出されています。
当ブログでは、四半期ごとの売上や利益を算出し、前年と比較しています。
下の表をご覧ください。
四半期ごとに
・売上、営業利益、経常利益、純利益
・各対前年比(%)
・各累計計画対比進捗率(%)

を算出しています。

2021年2月にIPO(新規上場)したばかりなので、データが少ないですが分析していきます。

<進捗率>
まず、注目していただきたいのが、進捗率です。
業績予想からわかるように、今期は投資フェーズのため、利益はマイナスです。
したがって、売上高だけに着目します。
今期予想に対して、18%です。
前期の13%よりは上回るペースです。
しかし、ストック型のビジネスモデルではないために、下期偏重ではないはずです。
そのため、1Q時点で18%は低いと感じます。

<対前年比>
次に注目していただきたいのが、対前年比です。
ここでも売上高だけに着目します。
今四半期は前年と比べて、+80%と大きく売上が増加しています。
これには好感が持てます。

セグメント別についても確認しておきましょう。

セグメント

では、セグメント別の四半期ごとの売上・利益も見ていきましょう。

下の表をご覧ください。
・セグメント別の四半期売上、四半期利益
・対前年比(%)
・セグメント比率(%)

上記のことを載せています。

メインセグメントはレーザデバイス事業です。
今四半期では、精密加工用DFBレーザ、バイオ検査装置用小型可視レーザ、センサ用高出力レーザ及び開発受託の受注が増加しました。

アイウェア事業の方は、金融機関向け販売により増加しました。
今後成長期待しているのはこちらの事業です。
販売が徐々にされてきています。
今後も製品開発と販路拡大に期待しています。

他にも成長ポテンシャルや市場規模、各製品の売上高、QDレーザの強みなど、気になる部分はありましたので、ぜひ決算資料も読んでみてください。

では、最後に成長性について解説します。

成長性

今回の決算は、業績の数値だけ見れば、投資家には賛否分かれるはずです。

前年比で見ると、高い売上成長率でした。
しかし、通期業績予想に対しての進捗率は低く感じます。

ここで受注状況を見ておきます。
まだ売上にはなっていませんが、これから売上になる数値です。
売上の進捗率だけでなく、受注額+受注残高込みでどれだけ進捗しているか見ておきます。

下図をご覧ください。
こちらは、決算説明資料にありました「受注状況」についての資料です。

見てわかるように、1Q時点で業績予想の39%を受注済みになっています。
売上で見た進捗率では分かりませんでしたが、受注状況を見ると、進捗は好調に感じます

1Qの受注増加率は前期比+99%ととても高いです。
これは成長性が高いと言えます。

まとめ

以下、今回の記事のまとめです。

<決算内容>
・売上進捗率は18%と低く感じる
・対前年比では高い売上成長率
・アイウェア事業も金融機関向けに製品販売

<成長性>
受注状況を見ると、1Q時点で通期売上予想に対しての39%を受注
ー 好調な水準
受注増加率も+99%ととても高い

みなさんは、どうお考えですか?

さいごに

今回は、株価下落中の半導体銘柄であるQDレーザの決算を分析し、成長性を解説しました。

当ブログとしては、注目している銘柄の一つです。
まず、半導体は長期的に市場成長が見込まれています
さらに、QDレーザは半導体分野だけでなく、医療分野でも活躍を期待されています。
当ブログとしてもウェアラブルの可能性を感じていますし、高い技術力にも注目しています。
今後の成長にも、引き続き期待しています。

いかがでしたか?
参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?

今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!

株式投資に絶対はありません。
ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。

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