【手間いらず:2477】心配な決算発表!気になる株価の動き方を解説

決算分析
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どうもこんにちは、ヒラです。

みなさんは、手間いらずという銘柄はご存知ですか?
新型コロナ感染拡大により、宿泊需要減少しています。
1/29は手間いらずの決算発表でした。
どういう内容だったのか、そして株価にはどういう影響を与えたのでしょうか。

今回は、業績・株価の動き方が気になる銘柄の手間いらずの決算発表を分析していきます。

この記事は、
・分析の仕方を知りたい
・手間いらずについての情報を共有したい
・意見交換したい
・分析についてアドバイスしたい
上記のような方におすすめです!

この銘柄については、以前ブログにて紹介しました。
銘柄の概要事業内容については下の記事をご覧ください。
こちらの記事を読んでから、本記事を読むと理解しやすくなります。

では、早速行ってみましょう!

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現在のチャート確認

下のチャートをご覧ください。
現在の手間いらずのチャートです。

コロナショック後から、日経平均はコロナショック前より株価は伸ばしているのにも関わらず、手間いらずの株価は未だコロナショック以前の水準に戻れていません
これは、手間いらずの予約サイトサービスの対象である旅行業界の不調が原因でしょう。

1/29に決算発表があり、その翌日には大きく下げてしまいました。
しかし、さらにその翌日から大きく2連騰しています。
どういう決算だったのでしょうか?

では、今回の決算内容を確認しましょう。

決算内容

決算のみどころ

当ブログでは、小型成長株の対象として手間いらずをみています。
したがって、一番重要視したいのが「成長性」に関してです。
株価は右肩上がりなのはわかりましたが、それが決算に反映されているためなのか確認します。

項目としては、
・損益(売上や利益)
・投資(事業拡大)
・ニュース(事業拡大、新規事業について)

について着目していきます。

もちろん、他のバランスシートやキャッシュ・フローも大切です。
そこにも目を通しますが、ブログでは重視するところを取り上げていきます。

損益

直近では、2021年6月期の第2四半期の決算が発表されました。

短信では、売上や利益が累計で出されています。
当ブログでは、四半期ごとの売上や利益を算出し、前年と比較しています。
下の表をご覧ください。
四半期ごとに
・売上、営業利益、経常利益、純利益
・各対前年比(%)
・各累計計画対比進捗率(%)

を算出しています。

見ていただいたように、収益は前年と比べてほぼ同水準です。
「成長していないじゃないか」
と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、けど一度考えてみていただきたいのです。
旅行関連にも関わらず、「コロナ禍なのに、業績が変わっていない」ということは、実はすごいことではありませんか?
大企業のANAは過去最大赤字を出しているのに対して、こちらは黒字で前年と同水準なのです。

では、セグメント別についても、見ておきましょう。

セグメント

セグメント別の四半期ごとの売上・利益も見ていきましょう。
下の表をご覧ください。
・主な事業内容
・セグメント別の四半期売上、累計売上、四半期利益、累計利益
・累計対前年比(%)
・セグメント比率(%)

上記のことを載せています。

<アプリケーションサービス>
メインセグメントであるアプリ事業ですが、やはりそこまで落ち込んでいません
決算短信によると、新たな販売チャネルとの連携による宿泊施設の国内における販路拡大を図っているようです。

最近のニュースも見ておきましょう。

ニュース

下図をご覧ください。
こちらは今回の決算説明資料と併せて発表された配当金に関するニュースです。

配当金もこれまで通りの金額で出すようです。
業績としても落ち込んでいないので、同水準なのは当たり前ではあります。
一応、安心です。
株価は今落ち込んでいるので、以前よりも株価あたりの配当利回りは高くなるでしょう。
それに関して好感を持つ投資家もいるでしょう。

では、最後に株価への影響はどうなるか考えてみました。

株価への影響

今回の決算は、見る人にとって違いが出るでしょう。
前年と同じで成長性を感じられないし、Go toキャンペーンもどうなるか不明で心配という投資家は、手放すことになります。
また、コロナ禍でこの水準なら良いと感じる投資家もいるはずです。

株価も下落からの2連騰もこういうことだったのでしょう。
成長性やGo to キャンペーンについて、不信感がある」と感じたため、株価は大幅に下げました。
しかし、「コロナ禍でこの水準ならまずまず、さらに大幅下げでお買い得」と感じた投資家たちが買いを入れたということです。

まとめ

以下、今回の記事のまとめです。

<決算内容>
前年と同水準
 ー 二通りの見方
 ー A)成長性なし、B)コロナ禍でこの水準なら上々

<株価への影響>
上記の決算内容の反応が株価に影響
→決算翌日 :A)の反応から大幅下げ
→決算翌々日:大幅下げをみて、B)の反応した投資家が割安感強まり、大量買いで2連騰

みなさんは、どうお考えですか?

さいごに

今回は、業績・株価の動き方が気になる銘柄の手間いらずの決算発表を分析しました。

当ブログとしては、コロナ禍でこの業績はまずまずと感じています。
成長性ではなく、コロナ明けの戻しに期待しています。
コロナ明けには旅行関連銘柄は上がり始めるでしょう。
そうすれば、手間いらずも上がってくるはずです。
さらに、業績も伸びてくるでしょう。
そのために、二重の上げが来ると期待しています。

いかがでしたか?
参考になりましたか?
それとも、「ここはどうかな」と違う意見ですか?

今回の当ブログの考えと違う方がいらっしゃったり、参考になった方がいらっしゃれば、ご意見・コメントいただけると嬉しいです!

株式投資に絶対はありません。
ぜひ皆さん、ご自身でも一度調べてみてください!
投資はあくまでも自己責任に基づき、自身でご判断願います。

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ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
「なんか仕事やめたい」「投資で生きていけるかな」「小型株始めたいな」という方の参考になれば幸いです!

これからも、どうぞよろしくお願いいたします!

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