どうもこんにちは、ヒラです。
みなさん、「サブスクリプション 」という言葉を聞いたことがありますか?
経営している方や、投資をしている人なら一度は聞いたことがあるはずです。
さらに言えば、最近よく「毎月定額、定額プラン」など耳にしませんか。
今回は、そんな今の流行であるサブスクリプションについて投資目線で説明します。
サブスクリプション
サブスクリプションとは
サブスクリプションとは、料金を支払うことにより一定期間サービスを受けられるビジネスモデルのことです。
よく「毎月定額制、定額プラン」などと言われるものだと認識していいです。
今までの価格×販売数のようなフロービジネスでなく、毎期の利用料金×顧客数のように売上を計算できるので、ストックビジネスの一つにあたります。
サブスクリプション銘柄 代表例
・Apple:Apple Music(定額制音楽サービス)、Apple TV+(ストリーミング動画サービス)
今までは、iPhoneやMacなどのデバイス・製品販売が多かったが、サブスクリプションを導入したことで、株価は上場来最高値を更新。
・Amazon:Amazon Prime(会員特典サービス)
質の高く、幅広い会員特典(ショッピングサービス、デジタルサービス)により、1億5,000万人以上(利用者の16%以上)になりました。株価もずっと右肩上がり。
・オイシックス(食品宅配サービス)
株価は順調に伸び続け、2018年の株価から現在では約5倍程度まで上がっている。
・トヨタ:KINTO(自動車月額サービス)
今後、KINTOの社会への浸透と株価に注目。
なぜサブスクリプションが注目されるのか
簡潔に言うと
なぜなら、定額収入があり、その結果経営が安定します。
そのため、今後の事業をさらに拡大する戦略を立てやすくなるのです。
例えば、自分たちの生活も、サラリーマンのような安定した収入があれば、
「これだけは貯金して、この分だけ買い物や投資に使おう」
と計画が立てられますよね。
会社経営もそれと同じなのです。
投資家としても、企業が安定した収益をあげられるため、長期投資家にとっては企業の業績予想に信頼性を持ちやすく、投資対象にしやすい印象です。
また自分でも計算して、今後の企業成長も予想できるので、好まれやすいと考えています。
企業成長のためには、利用者の拡大を狙っていきながら、変化していくであろう社会のニーズに適応しつつ、息長くサービスを提供しなければなりません。
そこの適応力や将来性も見据えて、その銘柄には投資しましょう。
サブスクリプション銘柄で見るべき指標
サブスクリプションの事業なら、全て良いという訳ではありません。
うまくビジネスとしてうまくいっているかどうか、判断するための指標があります。
サブスクリプションならではの用語があるので、ここで説明します。
・CR(解約率)
CRとは、Churn Rate(解約率)のことです。
サブスクリプションはどれだけ長期でサービスを利用してもらうかがとても重要になります。
なので、解約率はビジネスの売上に大きく関わります。
CRが大きいのはもちろん良くありませんが、CRが毎期ごと増えていくというのも社会からそのサービスへの関心が離れているということになりますので、数値が低いだけで良いビジネスとは判断できません。
・LTV(顧客生涯価値)
LTVとは、Life Time Value(顧客生涯価値)のことです。
顧客がサービス開始から解約までの利益のことを指します。
LTVが高いと、長期にわたってサービスを愛用してくれているということになります。
顧客がどれだけ解約をせずにサービスを使い続けてもらえているか、サービスへの依存度の目安となります。
・MRR(月間経常収益)
MRRとは、Monthly Recurring Revenue(月間経常収益)のことです。
利用者の増減が、そのまま反映されます。
MRRしか決算書に表記されていない場合でも、そのサービスがうまくいっているか否か判断するのは、容易です。
さいごに
今回は、今の流行であるサブスクリプションについて投資目線で説明しました。
サブスクリプションについて理解できましたでしょうか。
今後もこのビジネスモデルの企業が増えて来るでしょう。
その時に、果たしてそれが本当に成功しているビジネスなのか判断できるようになっていただけたら幸いです。
次回は、注目すべきサブスクリプション銘柄を紹介します。
ここまで、読んでくださり、ありがとうございます。
少しでも、皆さんのご参考になれば幸いです。
これからもどうぞよろしくお願いします。
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